まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

シクラメン

2016-02-24 | 料理

殿のシクラメンが今年も咲いた。うちの婆さんは花や野菜作りが上手だが、鉢植えのシクラメンを毎年咲かせることは出来ないと言って感心してくれる。今年で7年目の鉢植えのシクラメンだ。

殿が発病した年、わたしの誕生日に検査入院し、5年の命と宣告された。退院後、わたしに心配かけたと生まれて初めて花をくれた。12月は華やかな花がない。ポインセチアかシクラメンだ。しかし、そのシクラメンは立派なものだった。結局、その年に生まれた孫のkenが、1年生になるので注文したランドセルが届いたのを見ることはできたが、ランドセルを担ぐ姿は見られなかった。

殿の検査中、大泣きに泣いたが家族にはあまり深刻な様子を見せなかった。みんな治らないまでも、ゆっくり進行してそのまま後期高齢者に突入してくれることを思っていた。会社へ行きながらの治療なので、誰もその日が来ることを想像しなかった。いや、想像したくなかったのだ。

加賀の総会の資料を作っている時に、Yさんに「去年のバーベキューも行事に載せますか?」と、電話したら「載せといて。そういえばモゲさん、椅子に座ってにこにこしとったの思い出すわ。」と、いうので「そうやんね。歩けなくなって、車を火のぎりぎりまで寄せて・・」と、話して電話を切って「あれっ??」と、思った。去年はいなかったのだ。わたしも、Yさんも一昨年の話をしていた。いや、一昨年のことを去年のことのように思い出したのだと思う。

あっという間の一年とはこのこと。この一年、娘達や、わたしの同級生の友達や弓道の仲間がいてくれて、日々をどうにか過ごすことができたと思っている。感謝の日々だ。みんなに「ありがとう。」の言葉を届けたい。

 

 

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荘子

2016-02-21 | 暮らし

来週、殿の一周忌をする。一年があっという間にすんだ気がする。死を受け入れるのに長い時間かかると思う。殿が亡くなった後に、ちょうどTVで「100分で名著」で、「荘子」を紹介していた。そのメモを見ながらもう一度おさらいしていた。

荘子は、妻の死に対し、死も生も無限の変化の一部とし、悲しみを続けないとした。四季のめぐりと同じで、受け入れて冬の暮らしをする。受け身こそ最強の主体性といい、天がそう為(な)さるので、そうするしかないということが、為合(仕合せ)という。

「不測に立ちて 無有(むう)に遊ぶ」ということの意味は、先のことを予測せずに、今を遊ぶ。未来を憂えない。予測しない。ビジョンを描かないということ。心の病は未来を憂うところからおこる。

いろいろなことに惑わされず、今を遊ぶというのが出来たらいいなあと思う。ビジョンを描かなくてはならない世の中で、この考えを貫くのは難しいだろうか。会社では「3年計画」「5年計画」というのが常にあった。営利を追求するときは、常に羽ばたき飛ぶのをやめると落ちてしまうので、企業戦士は病んでしまう。

企業戦士でもないわたしは、先の「不測に立ちて 無有に遊ぶ」ということができるような気がしたが、ところがどっこいちゃんちゃんこらやっと。

ちょい、お茶でも飲もうか。雪の残っている庭を見て。「一人遊びのできる子に」というが、「一人遊びのできる大人に」も必要。

 

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実印

2016-02-20 | 暮らし

実印というものは値段が張る割にいかに役に立たないか改めて知った。出番の多い人はいいのだが、普通の暮らしの中で、家を建てるとか、土地を買うとか以外には相続の時しか出番がない。実印はフルネームで作ることが多いので亡くなった後、誰かに渡すわけにはいかない。

何万も出して出番が1,2回。はんこ屋さんはうまく売るのだ。名前の画数をみるのだが、「頭がよく非常に努力家です。言行は普通の人と異なり頭領的風格がそなわっています。父母の恵みがあり自身も孝行ものである。思いがけない幸運に恵まれ大きな発展をとげ、名と利の両方を得ることができます。企業家は利潤が大きくあります。いつくしみのある品行方正の夫に嫁ぎ一生幸福にすごします。大病もせず長寿であります。」

企業家ではないので、利潤を得てもいないし、品行方正の夫は他界するし、何万も出した実印は相続のときに活躍するとは皮肉なことである。大病をしたし、長寿でなくても構わないのだけれど。そもそも銀行印が欠けたので、良いハンコを作ろうと思った。実印も銀行印も同じだったので、思い切って2年前に作ったのだ。まんまとだまされた。

しかし、人は気持ちのよい言葉にだまされたくもある。「君よ永遠の嘘をついてくれ」中島みゆきの歌。拓郎のコンサートで中島みゆきと拓郎が歌っていた。すごく良かった。この歌を聞いていると一生だまされて生きていたいと思う。つまらない本当のことが多すぎる。気持ちのいいことだけ聞いていたら阿保になってしまうだろうか。

実印と永遠の嘘とは何の関わりもないのだが。

 

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ちかえもん

2016-02-19 | 暮らし

NHKの木曜時代劇。「ちかえもん」が、笑える。あの近松門左衛門がスランプで書けない。特に、時代劇なのに昭和の歌の替え歌に反応してしまう。

「嘆きつかれた 宴の帰り これで浄瑠璃も終わりかなとつぶやいて・・」

「行かなくちゃ・・君にあいに行かなくちゃ・・・雨にぬれぇ・・・」

 「赤穂浪士の場合はあまりにもおバカさん 赤穂浪士の場合はあまりにもさびしい 元禄16年の2月4日江戸の朝に燃えた命 四十六・・」

さて、次は「あなたの過去など知りたくないの・・・」替え歌ではなかった。そのままだった。しかし、この回コメディなのにほろりときてしまった。阿保ぼんと、義太夫の辛い恋の物語。

大河ドラマと、木曜時代劇と、又吉の「オイコノミア」、「100分で名著」観過ぎかなあ。

何も考えすにぼおっとTVを観ていたらストレスもなくよいのであるが。

なぜか身の回りに厄介なことが多すぎる。

 

 

 

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雪の朝

2016-02-17 | 料理

雪の朝は明るく、景色が変わることが嬉しい。父の好きな里芋を焼いたものを作った。ぬめりをとった里芋を醤油味で煮て仕上げ、すぐにざるにあげて表面を乾かす。それを、オーブンなどで表面を焦がすほど焼く。

今朝はストーブに乗せて、コーヒーを飲みながら表面の焦げるのを待つ。香ばしくて何とも言えない味である。里芋の粘りが嫌いな孫も、これは里芋と気付いていないかのように、おやつとしてもくもく食べている。

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またまた雪

2016-02-16 | 暮らし

また雪が降ってきた。

武道館の玄関にわたしより大きい雪だるまを撮ってあったのを思い出した。雪が降ったと言っては休む。寒いと言っては休むようでは上達は望めない。雪だるまに笑われそうだ。いつも出てばかりだと、たまに出かけないことはよいことだ。じっくりとパソコンに向かおう・・と、途中で画面にjjjj・・と、今は「びっくりぽん」だが、「じぇじぇじぇ・・」という朝ドラあったなあ。いかん・・睡魔が。

今度の日曜にある総会の資料を作りながら、またまた目白押しの行事を改めて認識する。仕事の方もあてにされるようになると日曜も出なくてはならなくなる。なるべくあてにされないように息をひそめて、日々の安全に務めている。何といっても、今からシャカリキに働く年ではない。しかし、保育に関わる人は少ないので、私たちのようにほんの数時間、最低賃金で働く人をあてにしている。人物をあてにしているのではない。労働力をあてにしているのだ。なり手がないからだ。募集しても若い人は来ない。人を育てられない。わたしはもう育たない。これは個人的な話ではなく、日本の問題かもしれない。子供たちを社会が育てているのだ。やる気のない保育士や、支援員でも来てほしいのだ。そうすると、保育の質が落ちる。しかし、質を上げる程の給料はもらえない。半分ボランティアかと思うようなかんじ。

好きなことをして楽しみたいのだが。貧乏症なので働かずに遊んでいると気持ちが悪いのである。そうかといって、あれこれ引き受けると抜けが出てくる。若い時のようなスピードでものをこなせないのに抱え込む。しかし、どうも若い時からいい加減ではあったのだ。

 

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電話の故障

2016-02-16 | 暮らし

実家の電話が変な音がしてつながらないと、母が携帯電話で言ってきた。

母のかわりに故障の電話をすることにした。「113 電話の故障」にかけるとなかなかつながらない。3分待たされた頃からいらいらしてきた。結局7分待たされて、やっとでたら「KDDIです。」という。そうだった。いつのまにかNTTから光になり、パソコンの関係で訳が分からなくなっていた。実家の電話を言って、つながらないというと「NTTだから調べられない。」という。それでNTTの故障案内の電話番号を聞いて電話すると、録音音声で要件を話せという。邪魔臭くなってきた。電気屋さんに言った方がいいのかなと思ったりした。これでは高齢者は対応しにくいと思う。

しかし、待たされずに電話をかけてきてくれたNTTの対応が良かったので満足。結局、実家の電話線がどうかなっているらしい。母に携帯を持たせてよかった。固定電話だけでは、つながらないときに心配だ。

それにしても、昔と違って電話の会社が増えたことといい、これから電気会社も増えることとなると厄介なことも出てくるのだろうなあと思う。

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防災講習

2016-02-14 | 暮らし

町内の女性防火クラブの主催で公民館において「防災」の講習会をした。AEDを使う訓練の中で大切なのは、基本は心臓マッサージをやめない事である。

その後、女性の防災クラブを作るようにと区長からのお願いがあった。婦人会をなくしてから女子が結束する場がないので、昨年町内で火事があった時の炊き出しには防火クラブだった私たちが出かけた。どこの会も女性の力が必要なのである。しかし、4人の防火クラブのメンバーでは足りない。

何年か前に婦人会をなくした。なくした理由は、若い人が入ってこなくなったことで、役員のなり手がなくなったことだった。役員が何回も回るので、次に役員になる前に脱会してしまうのだ。若い人は、個人主義になり町内の行事に参加しづらくなる。

どこの団体も女子の力が必要だが、仕事をして家庭をもっている女性は忙しいのである。

今日の会の終わりに、防災グッズのひとつである「パン」の缶詰を貰って帰った。防災用のバッグに入れようと思ったが、災害に遭ったような衝撃的な出来事があって、夕食のあとについ缶を開けてしまった。災害は心にもくるのである。

 

 

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株価下落

2016-02-13 | 暮らし

東証終値1万5千円割れ。円高、株安は聞いていたが、今日の新聞の証券欄をみてびっくり。真っ黒だ。中国経済の減速。原油価格の下落が原因というが。

最安値になったところがずらっと並んで真っ黒なのだ。銀行の欄はまるで戦時中の教科書のように、べったり墨を塗られているようにみえる。(戦時中を知らないが、映画でよく見る)鉄鋼も、機械も黒い。黒くない方が少ないようだ。

円高が進むと営業利益が減る。わずかな株でも、持っていると勉強になる。証券会社から銀行株を放すよう勧められた。株で儲けようとは思わないが、ここまで下落すると厄介だと思う。

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お食事処めぐり

2016-02-12 | 料理

娘と「お父さんと一緒に行った処」巡りをしていた。

1月に分校(ぶんぎょう)の「寿司一貫」へ行きランチをした。ひとつひとつ丁寧に仕上げられた江戸前寿司で、どれもご主人がこだわっているのが分かる。加賀市の寿司はネタが大きく、魚をどんと食べさせるところが多い中、江戸前寿司の上品な寿司を食べさせてくれる貴重な店である。ここは、カウンターで対面しているので、結構ご主人の気を感じる。あだやおろそかに食べるなよ・・という感じで、ひとつひとつ繊細さを感じながら感嘆するのである。そして、カメラを出すことなどできない雰囲気を持っている。

次に、小松で講習会がある前日に「健」へ行った。器が作家さんの作品である。豪華で繊細。

蕪のムース。パンナコッタが下に入っている。

かぼちゃのスープ。鴨の肉。

皿がすごすぎて、肉のパテみたいなものの存在が分からなくなった。

殿がいなくなって、すべてのことに楽しさ半分、半分の幸せ。それでも、美味しいものは美味しい。今日の日をありがとう。

抗がん剤治療をしていたころ、箸が進まなかったことがある。食べられない辛さは何にも代えがたい。悲しくても食べ物が美味しいと生きていける。殿は箸がすすまなくなったのに、付き合ってくれて食べているふりをしていたことを思い出した。ありがとうを言う。

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会員数減少

2016-02-11 | 弓道

女子の弓道人口がなかなか増えない。当協会では高齢の方々が多く若い人がなかなか増えない。

加賀の総会案内の出欠の返信がくるたび、合格通知が来るようなどきどき感がある。最近の若い人は、道場へ来る回数が少ないと「準会員」にする人が多いので、結局「正会員」の減少、会費の減少、活動の縮小と連鎖する。そのために、開設記念大会で参加料をとることにした。他の協会はどのようにしているだろうかと思う。

今日も、「脱会」の返信がきた。昨年結婚したAちゃんだ。女子は、結婚、出産で趣味である弓道からはなれる人は多い。逆に高校からずっと続けている人のほうが稀である。考えたらわたしとYちゃんは県下でも長く稀も稀、産休以外は殆ど休んでいないのではないか。(わたしは病欠6か月)

続いた理由の裏には、ふたりとも旦那が弓道をしているというところがやはり支えられていることだと思う。育児、子育て世代には難しいが、また手をはなれたら始められる競技である。

さて、人生には厄介なことが多い。女子弓道の行く末はいかに。それにしても、人のお世話をして糾弾されるのだけは勘弁だなあ・・。蝶よ花よと育てられた小百合は、厄介なことはじいやとばあやに任せてきた。しかし、自分がばあやになったことに最近気付いた。があーーん。

 

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女子講習会

2016-02-09 | 弓道

女子講習会の準備で、日程表や名簿を作りながら、加賀の総会も近いので会員への往復はがきを出したり、総会資料を作ったりしていた。同時期にあれこれすると、抜けが出てくる年頃だと分かった。やばい・・

しかし、そんなことは言っていられない。ばたばたと準備していざ小松で金曜から日曜までお泊り。。

埼玉のI先生は優しく、穏やかでなんだか吉永小百合を思わせる人だ。そういえば声も似ているかもしれない。

話のタネに、わたしの茶碗でお茶を入れて出したら「小さな茶碗のなかで、矢が地球を一回りして戻ってきたところをあらわしたのね・・・。」と、解釈された。さすがの解釈に感動した。わたしは、単なる「弓遊び」という題名で作ったのである。そして、足元に転がった矢は、見る人によって「失」なのである。

それにしても、先生に直された手の内で引いてみると、弓が回る;;;おやおや・・

また、わたしが愛知の審査で知り合って、ずっと年賀状はもとより時折手紙をやりとりする仲となった埼玉のKさんの話をすると、先生の大親友とのことだった。不思議なご縁である。弓仲間は津々浦々つながるようである。

講習会から戻ると、会員からの返信はがきがどしどしときている。加賀の開設記念大会も前倒しにしたので気忙しい。月末の一周忌を控えそのまま3月にずれ込むかんじ。

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殿のカバン

2016-02-04 | 暮らし

週末に弓道の女子講習会をするため、事務局のわたしはお茶菓子を買ったり、2日間40人の弁当を注文し終えて、当日の集金のために適当なカバンを探していたら、殿の小さなセカンドバックがあったので使うことにした。チャックを開けると仕切りがやたらにあって、中を覗くと「印鑑登録証明」のカードが出てきた。これは、市役所へ返すのか自分で処分するのかと考え取り出したら、一緒に1万円札が4枚出てきた。

殿は、わたしが週末に2泊するから「持っていけ。」と、言っているような気がした。わたしが何をしても否定したことがなく、面白がってくれた。娘に言わせると、「おとうさんは、マザコンでなくてマサコンや。おかあさんがちょっとでもいないと、『まさこどこ行った?』と、すぐ聞くんや。」と、言っていた。会社から帰る時間にはトイレもいけないのである。

そんなことを思い出しながら、そのバックを使うのをやめた。仕切りがたくさんあるので、几帳面な殿が入れたまま忘れたのだ。そそっかしいわたしはもっと危ない。どこへ入れたか分からなくなると、今度は4万円の損になる。悩むわたしを彼は二次元で笑っている。ふむ・・

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