昨日の続きです。
「いえ、そうではなくて、模試と同じだな~と。」
「えっ? 模試?」
「僕、◯◯の成績にムラがあって、模試で、ある時は半分くらいしか取れない時があって。
でも、次に受けると9割取れたりして。
かと思ったら、また半分位とか。。。」
「それは波が有り過ぎだね。」
「今年のセンター試験では、悪い時に当たってしまって、結果、落ちたんだと思うんですよ。」
「そうだったのね。。。」
「僕って、学力に、本当にムラがあるんですよ。」
「じゃあ、どうしたらいいんだろう?」
「今は、◯◯の点の、底上げをしようと頑張っています。」
「自分で、そんな風に弱点が分かっているのだったら大丈夫
来年は、きっと成功するわね。」
「はい、頑張ります。」
こんな会話をしながらも、私は、H君の成長を感じていました。
秋に入った頃、H君は、とてもイライラしていました(9月17日の記事)。
でも、最近は気持ちが落ち着いていて、ピアノの音色にも、それが表れているようです。
きっと、成績も伸びているのでしょう。
自分で自分のことを客観的に分析して、それを踏まえて対策を練る。
すると、解決策は必ず見つかる
ピアノも、「センター試験」も同じだなぁ~と思ったのでした。
来年の春、H君に、桜が咲きますように~と願っています。