なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

心電図と心不全の講演

2015年02月28日 | Weblog

 今日はフクダ電子メディカルの創業75周年記念の講演会に行ってきた。心電図のセミナーでは、電気軸と起電力の話で、主に虚血性変化と心室肥大の読み方だった。心不全のセミナーでは薬物療法(ACE阻害薬・β遮断薬・利尿薬)とデバイス治療(CRT・ICD)の話だった。

 心臓再同期療法cardiac resynchroization therapy(CRT)は右心室と左心室の収縮を同期させて、駆出率を高める治療だが、心室頻拍や心室細動を伴う時は、defibrillatorの機能をもつCRT-Dにする。心房細動を併発して心不全増悪を来たす時は、房室結節をアブレーションしてしまう。弁膜症があれば、弁置換術などを行う。もう専門医の世界で訳がわからなくなっている。

  

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