読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「日本会議の正体」

2017年02月02日 | 日記
青木理(平凡社新書)

 著者の立場がよく分からない。それでもこの団体がどのような方向に向かっているかをうかがうことができる。わが国の右の人たちの考え方の一端なのであろう。現政権も影響を受けているのでしょう。必ずしも極端な右翼ではないけれど、何となく近寄り難さを感じるのはなぜだろう。
 背景に立正佼成会の考え方があるようだ。宗教的というか政治信条でしょうか。

内容紹介は
『安倍政権とも密接な関係をもち、憲法改正などを掲げて政治運動を展開する、日本最大の草の根右派組織「日本会議」。虚実入り混じって伝えられる、その正体とは。関係者の証言を軸に、その成り立ちと足跡、活動の現状、今後の行方を余すことなく描く。 反骨のジャーナリストがその実像を炙り出す、決定版ルポルタージュ』

著者について
1966年長野県生まれ。 ジャーナリスト90年に慶応義塾大学卒業後、共同通信社入社。社会部、外信部、ソウル特派員など経て、06年にフリーとなる。 主な著作に『日本の公安警察』『絞首刑』『誘蛾灯──二つの連続不審死事件』『抵抗の拠点から──朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(いずれも講談社)、『ルポ 拉致と人々──救う会、公安警察、朝鮮総聨』(岩波書店)、『トラオ 徳田虎雄不随の病院王』(小学館)、『青木理の抵抗の視線』『ルポ 国家権力』(いずれもトランスビュー)などがある。

・・・「正体」というほど大げさなものではない。けれど、一読に値する。
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