読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「ポルシェより、フェラーリより、ロードバイクが好き」

2021年04月28日 | 日記
下野康史(講談社文庫)

難読名前の下野さん。「かばた」と読む。
自動車評論家なのにロードバイクの話とは面白い。
それも「坂ばか」らしい。げんきだなぁ。。。

内容紹介は
『“日本一の自動車評論家”がスポーツ自転車にハマって二十数年。総距離300kmのレースに出場すること15回、還暦を迎えた今もなお急勾配の坂を前に興奮する。どんなスーパーカーよりも乗って楽しいというロードバイクの魅力が存分につまった痛快エッセイ。

著者略歴
下野/康史
1955年東京都生まれ。「CAR GRAPHIC」「NAVI」の編集部を経て、’88年からフリーの自動車ライター   』

別の解説は、
『日本一おもしろい自転車エッセイ。どんな高級スポーツカーに乗るよりも自転車で走るほうが楽しい! 面白い! 気持ちいい! ーー「日本一の自転車評論家」が、スポーツ自転車にハマって、20数年。総距離300kmのレースに出場すること15回、還暦を迎えてもなお、急勾配の坂を前に興奮する。どんなスポーツカーよりも乗って楽しいという、ロードバイクの魅力が存分につまった痛快エッセイ。<『ロードバイク熱中生活』に大幅に加筆し改題>』

・・・やっぱり動機は、健康志向。
・・・分かります。当方も血糖値が高かったからのバイク乗りです。 😎 

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「究極のお洒落はメイド・イン・ジャパンの服」

2021年04月27日 | 日記
 片瀬平太(光文社)

カラーの写真がたくさんあって、ながめているだけでも楽しい。
もうそろそろお洒落なんて卒業かも知れないが、ただの汚い?老人になるだけならつまらない。かといってサラリーマンのようにスーツを着こなすあたりの知恵はもういらない。それは十分身につけた思っている。
ともあれメイドインジャパンは大事。どの分野であろうが・・・

内容紹介は
『いくつになっても、服の悩みは尽きない。流行、ブランド、品質、サイズ、色、値段……。本当に身になるファッションとは何か?
『王様の仕立て屋』監修を務める服飾記者・片瀬平太がたどりついた結論は「日本製服飾品」だった。
手作業で丁寧に作り、手に取りやすい価格で届ける。それがメイド・イン・ジャパンの神髄だ。精鋭ぞろいの日本製品は、自分の軸を作るためのファッションとしてふさわしい。流行に縛られず、流行を超える。
スーツ、シャツ、ニット、ジーンズ、靴……。日本中を駆け廻る徹底取材によって、メイド・イン・ジャパンの真の魅力が明らかになる。

◎目次◎

はじめに――いくつになってもファッションに自信が持てないあなたへ
きっかけは息子の就職
「5プラス1」の選択基準
生き残った「精鋭」揃いの日本製品

第1章 メイド・イン・ジャパンがあなたを変える

1 あなたを解放する
そもそもお洒落とは何だろう
流行とどうつき合うか?
自分だけ流行を超えるには
ブランドという呪縛

2 あなたの軸を作る
異常な「畏服」黒スーツ
ワードローブの軸
軸がズレた着こなし&所作

あなたに自信が生まれる
見た目はあなたの査証である
上級者への近道
適正サイズは自信の源
悩み多きウエスト
ネクタイは相手へのサイン
さらなる自信を持つために

第2章 日本橋髙島屋 イージーメードスーツ
「2着セール」競合時代
高島屋の自信と愛情
そもそもイージーメードとは?
イージーオーダーは日本で生まれた
待望の新モデル
バイヤーを超えたバイヤー
日本屈指の織物産地・尾州
「2着セール」シミュレーション
会話に技あり
COLUMN1「髙島屋のお客様」
COLUMN2「そこのあなた、お尻が出ていますよ」

第3章 コルテーゼ オーダーシャツ
最初のオーダーはシャツから
シャツのオーダー手順を知る
コルテーゼが作る衝撃のオーダーシャツ
宮城・松島工場の繊細なモノづくり
最新マシンはあくまでも道具
ベテラン同士の連携
フレキシブルな生産体制
COLUMN3「仕事ができる男」
COLUMN4「イニシャルに見る、お国柄」

第4章 NUONE 縫わないニット
幸せのニット
ホールガーメント®という発明
NUONEの認知度
素材で見るニット図鑑1 カシミヤシルクのVネック
素材で見るニット図鑑2 シルクカシミヤのカラーバリエーション
素材で見るニット図鑑3 海島綿のプルオーバーニット 素材で見るニット図鑑4 防縮ウールのハイネック
素材で見るニット図鑑5 コットン100パーセントサーマルプルオーバー
アトピー対策に積極的に取り組む
COLUMN5「タグにもやさしい心配り」
COLUMN6「行き着けば、素材」

第5章 宮城興業 カスタムメード靴
真っ暗闇からの脱出
窮地を救った「名靴を作るための格言」
靴職人の仕事を見る
特約専門店を訪ねる
いい靴は一生モノか?
足を計測する
サイズの思い込みは禁物
仕事靴の1週間を考える
整形靴という使命
COLUMN7「お店に入るのが苦手な人」
COLUMN8「外羽根派? 内羽根派?」

第6章 吉田スーツ オーダースーツ
人柄が人を呼ぶ
服好きゆえに集ってきたスタッフ
不安をなくし、完成形を想像しやすく
「ベーシック」でもこれだけできる1 前肩の補正
「ベーシック」でもこれだけできる2 アームホール調整
「ベーシック」でもこれだけできる3 ウエストを細く見せる
「ベーシック」でもこれだけできる4 脚を長く見せる
「ベーシック」でもこれだけできる5 センタークリースを真っすぐ落とす
COLUMN9「自然光で見よ」
COLUMN10「赤いソックス」

第7章 リゾルト ジーンズ
林芳亨というジーンズ界のカリスマ
会いに行けるデザイナー
リゾルトの魅力
ジーンズでもデニムパンツでもなく「ジーパン」
唯一無二、リゾルト専用ミシン
COLUMN11「洗濯する派?しない派?」
COLUMN12「毛羽立ち」
あとがき

◎著者プロフィール◎
片瀬平太(かたせへいた)
1961年神奈川県生まれ。中央大学商学部会計学科卒業。コピーライターを経て、服飾記者に。
国内はもちろん、海外の老舗ブランドや職人の工房などを多数取材。コミックス『王様の仕立て屋』(集英社)の原案協力・監修を手がけ、ナポリ仕立てブームの火付け役を果たす。
著書に『ナポリ仕立て 奇跡のスーツ』(同、共著)、『スーツの適齢期』(集英社新書)。
集英社「グランドジャンプ」にて『王様の仕立て屋』シリーズ第4部・待望の日本編『王様の仕立て屋~下町テーラー~』連載中(漫画:大河原遁/原案協力・監修:片瀬平太)。   』

・・・アイテムが限定されているけど、もっと紹介してもらえるといいなぁ。😊 
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「アンドロメダ病原体」

2021年04月19日 | 日記
マイケル・クライトン(ハヤカワ書房)

今のコロナでまた脚光を浴びているというので読んだ。しかし、ストーリーに似たような部分はあるものの、小説としては「ノンフィクション」風で「報告書」の形式をベースに小説で再現しているところが面白い。

内容紹介は
事件はアリゾナ州の小さな町、人口48人のピードモントで起きた。町の住人が一夜で全滅したのだ。軍の人工衛星が町の郊外に墜落した直後のことだった。事態を重視した司令官は直ちにワイルドファイア警報の発令を要請する。宇宙からの病原体の侵入…人類絶滅の危機にもつながりかねない事件に、招集された四人の科学者たちの苦闘が始まる。戦慄の五日間を描き、著者を一躍ベストセラー作家の座に押し上げた記念碑的名作。

著者について
マイクル・クライトンは1942年、イリノイ州シカゴ生まれ。ハーバード大学で人類学を専攻後、ハーバード・メディカル・スクールを卒業。在学中からペンネームで小説を書きはじめ、1968年に発表した『緊急の場合は』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞。1969年発表の本書『アンドロメダ病原体』で世界的なベストセラー作家となった。その後も、『スフィア―球体―』『ジュラシック・パーク』『タイムライン』など、次々と話題作を生み出している。映画監督としても「ウエストワールド」「コーマ」「大列車強盗」などの傑作を手がけ、また人気TVシリーズ「ER 緊急救命室」の製作者としても知られている。2008年死去。   』

・・・この施設の必要性は分かるが、常にそれだけのスタッフを抱えた国家機関として常設しているのは、金持ちアメリカなら考えるか? ちょっと違和感はあるけどね。
・・・たった3人でこれに対処していくと言う設定が、やっぱり小説だわと思ってしまうね。映画化もされている。傑作、名作だと思う。😍 
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「代官山コールドケース」

2021年04月19日 | 日記
佐々木譲(文藝春秋)

時効がなくなった時に起こった殺人事件を再調査するという設定が、限られた時間が迫るサスペンスに仕立てているのだろう。
舞台が渋谷や恵比寿と言った既視感のある場所柄なので、より身近に感じられる方もいるでしょうね。
映画化もされたようだ。

内容紹介は
『川崎で起きた殺人事件の現場に遺されたDNAが指し示すのは、十七年前に代官山で起きたカフェ店員殺人事件の“冤罪”の可能性……。公訴時効撤廃を受け、再捜査の対象となった難事件に、特命捜査対策室のエース・水戸部をはじめとした刑事たちが挑んでいく警察小説新シリーズの第二弾です。あの街にまだ緑深き同潤会アパートがあったころ、少女の夢と希望を踏みにじった犯人の痕跡が徐々に浮かび上がっていくさまは、まさに警察小説、捜査小説の白眉。刑事たちの息遣いが胸に響く、傑作長編ミステリです。 (SY) 

著者略歴
佐々木/譲
1950年北海道生まれ。自動車メーカー勤務を経て、79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞する。2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞受賞。2010年『廃墟に乞う』で直木賞受賞  』

・・・思うに、戦地などボランティア派遣の医師団の参加者が、一時的な恋愛関係に陥るというのが本当ならその後が心配になりますね。確かに過酷な状況を体験し見聞きするのだからありそうな話だけど。。。
・・・もう一つ、医師や歯科医が合コンまがいで「遊ぶ」という状況も異常さを感じたけど、どうなのでしょうね。
・・・時代背景を感じながら「代官山」周辺を思い起こして興味深かった。ミステリとしてはよくできています。😃 

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「清明ー隠蔽捜査8」

2021年04月19日 | 日記
今野敏(新潮社)

今度は神奈川県警の刑事部長に出世して、新しい事件が始まったと言う展開。
場所が町田市だが、まわりが神奈川県に囲まれた飛び地というところで、当然ながら事件は都と県の合同の捜査となるというお話。大体いつもの展開なのだが、神奈川県警のメンバーが目新しいというところ。

内容紹介は
『警視庁との軋轢、そして公安と中国の巨大な壁――。信念のキャリア・竜崎はすべてを乗り越えることができるのか。神奈川県警刑事部長に着任した異色の警察官僚・竜崎伸也。着任早々、県境で死体遺棄事件が発生、警視庁の面々と再会するが、どこかやりにくさを感じる。さらに被害者は中国人と判明、公安と中国という巨大な壁が立ちはだかる。一方、妻の冴子が交通事故を起こしたという一報が入り……。リスタートで益々スケールアップの第八弾! 

著者略歴 
今野/敏
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を、2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。近著に『スクエア 横浜みなとみらい署暴対係』『機捜235』『呪護』『炎天夢 東京湾臨海署安積班』など 』

・・・ある意味安心してこのパターン化した展開を楽しむという「黄門様」話となっている。純粋娯楽です。のんびり警察ものを読むには良いでしょう。😊 

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