読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「『Gゼロ』後の世界」

2019年11月28日 | 日記
 イアン・ブレマー(日本経済新聞社)

 内容紹介は
『G7は重要性を失い、G20は機能していない。
リーダー不在の世界で、日本は勝ち残れるのか?

かつて有力だったG7は、新興国を含むG20へとシフトした。
しかしG20は、実際の組織というより、むしろ「理念」のようなものでしかない。
20カ国では数が多すぎるし、重要な問題に対して実質的な進展をもたらすための共通基盤がほとんどない。

G20は、まるで巨大なポーカー・テーブルとそれを囲む人々のようだ。
すべてのプレーヤーが積み上げたチップの山を守りながら、
他の19人のプレイヤーの様子を見守り、配られた手札で勝負する機会をうかがう。
これはグローバルな秩序などではない。すべての国が、自分のために行動する世界なのだ。
秩序を失った世界の勝者と敗者はだれか――。

「Gゼロ」という言葉の生みの親が、今後のシナリオを予測する。

著者について

◆ イアン・ブレマー (Ian Bremmer)
ユーラシア・グループ社長。
スタンフォード大学にて博士号 (旧ソ連研究)、フーバー研究所のナショナル・フェローに最年少25歳で就任。
コロンビア大学、東西研究所 (East West Institute)、ローレンス・リバモア国立研究所を経て、ワールド・ポリシー研究所の上級研究員 (現職)。
2007年には、世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダー」に選出される。

1998年、28歳で調査研究・コンサルティング会社、ユーラシア・グループをニューヨークに設立。
同社はグローバルな政治リスク分析・コンサルティングの分野をリードする専門家集団として成長を続けている。

『自由市場の終焉』をはじめ、本書のほかに7冊の著作があり、いずれも高く評価されている。
また政府首脳 (民主・共和両党の大統領候補者、ロシアのキリエンコ元首相、安倍晋三元首相など) にも助言を行ってきた。

◆ 北沢格 (きたざわ・いたる)
中央大学経済学部教授。1960年生まれ。
東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻博士課程単位取得退学。
翻訳家としても活躍中。『リーダーパワー』、『国家の崩壊』(ともに日本経済新聞出版社)、
『バタフライ・エコノミクス』(早川書房)など訳書多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ブレマー,イアン
ユーラシア・グループ社長。スタンフォード大学にて博士号(旧ソ連研究)、フーバー研究所のナショナル・フェローに最年少25歳で就任。コロンビア大学、東西研究所(East West Institute)、ローレンス・リバモア国立研究所を経て、ワールド・ポリシー研究所の上級研究員(現職)。2007年には、世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダー」に選出される。1998年、28歳で調査研究・コンサルティング会社、ユーラシア・グループをニューヨークに設立

北沢/格
中央大学経済学部教授。1960年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻博士課程単位取得退学。翻訳家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 発行している日経新聞から書評?を引用する
『本書は、リーダーシップをとる国が存在しなくなった現在、危機が発生した場合に誰も対処できないと、どんな混乱がもたらされるか、そしてこうした世界における勝者と敗者を決める要因は何かを分析する。頻繁に発生する世界の大きな出来事と、私たちの生活への影響を考えるとき、論考の土台、案内役として大いに役立つ。

第2次大戦後の世界の運営は、最初は米国がリーダー役となり、その後、主要国が協議に参加するG7、G20とバトンをつないできた。著者によれば、現在では、個々の国にリーダー役を担う余裕はなく、先進国と新興国からなるG20も「政治的、経済的価値観が共有されていない」ために限界があり、リーダー役不在の「Gゼロ」状況となっている。「Gゼロ」の世界では、集団防衛システムは構築し難い。食料や水、環境、サイバー空間、国際標準の設定などを巡る紛争が予想され、国際的な力の均衡は、軍事力ではなく経済力で測られ、保護主義の動きが高まると指摘する。

そして、勝者は、適応力がありリスクや攻撃に対する防御が備わっている主体、敗者は、新しい現実と変化の必要性に対する認識を拒む主体であると考える。「Gゼロ」下での世界の運営を、(1)米国と中国の関係が協調的か対立的か(2)米中以外の国々の力が強いか弱いか、という2つの軸で分類している。最も確率が高いケースは米中が対立的、米中以外の国々は地域限定的ではあるが強いという、地域分裂的な世界。米国は、リーダーとしての限界を受け入れざるを得なくなり、世界に対する貢献は再構築を迫られるとする。

人々の行動、政府の政策そして企業戦略は、「場」の変容とともに変化する。本書は、この「場」をグローバルにとらえ、世界の舞台が歴史的な変化を見せるにつれ各国の政策展開もそれに合わせて変革を遂げる必要があることを力説する。近年の経済分析において、国を「ユニット(単位)」とする伝統的な理論モデルへの執着が誤った診断を与え、世界金融危機を招来する一因となったことを想起すると、本書の分析は一段と価値を増すだろう。
(学習院大学名誉教授 奥村洋彦) [日本経済新聞朝刊2012年8月5日付]        』

・・・世界の今後に関心のある方におすすめ。
・・・お勧めは、終章を読めばいい。今後の世界をどう見るか、貿易や経済でお互いがんじがらめの米中関係だからどう混乱しても大きな衝突にはならないかもしれないが、まったくリスクがないわけではない。
 色々分析があって興味深い論調だった。

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「マル暴総監」

2019年11月26日 | 日記
 今野収(実業之日本社)

 まあ、ユーモア小説でしょうか。思わずにゃりとするところが満載。登場人物のキャラクターが面白いのですね。

 内容紹介は
『警視総監は暴れん坊!?
 チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。人垣に近こうと思ったそのとき「待て、待て、待て」と大きな声がかかり、白いスーツを来た恰幅のいい男が割って現れた。翌日の夜、チンピラのひとりが刺殺体で発見される。捜査本部が立ち上がり甘糟とコワモテの先輩刑事・郡原も参加するが、捜査線上に浮かんだ意外すぎる人物に翻弄されることに――。
“史上最弱の刑事”甘糟の奮闘ぶりに笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ、待望の第2弾。〈任侠〉シリーズの阿岐本組の面々も登場!

「『マル暴総監』は、驚きと意外性と人情、そしてもちろん面白さもたっぷりと詰まった、歴史に残るような快作だ。いやこれは冗談などではない。ある意味で伝統的な手法とも言えようが、現代の警察小説において、まさかこんな形となって作品化されるとは思いもよらなかった」――関口苑生(文芸評論家)
『月刊ジェイ・ノベル』2016年6月号より抜粋

インタビューがありました。
以下引用
『人情派のヤクザたちを描いた〈任侠〉シリーズ、弱気な刑事が主人公の〈マル暴〉シリーズが大ヒットとなっている今野敏。氏の新境地ともいえる『マル暴総監』の刊行を記念し、作品の誕生秘話や、作家以外の多彩な活動について聞きました。

──『マル暴総監』に出てくるキャラクターは、誰も彼も個性派ぞろいなのですが、主人公の甘糟はよくある刑事物のタフな主人公に比べ、ものすごく刑事らしからぬ気弱な性格です。甘糟のキャラクターはどうやって生まれたのですか?
「甘糟は『マル暴総監』では主人公ですが、最初は僕の任侠シリーズの中で、阿岐本組の日村誠司をかっこ良くするため、引き立て役として出てきたんです」

──刑事なのに、事件が起こると「嫌だな」と言いながら捜査しますよね。
「甘糟は僕自身を反映してるんですよ。原稿を書き上げて校正となると、いつも『嫌だな、面倒くさいな』と思ってるんです(笑)」

──今野先生でもそんなことがあるんですか?
「いつもですよ。昔、まだデビューしたての頃、僕の原稿を勝手に『直しといたから』って書き直してくれる編集者がいたんです。大先輩の編集者の方で、すごく勉強になりましたけど、同時にそのまま勝手に進めてくれればいいな、と思いました。あとで見直すのが面倒くさいですから(笑)」

──刑事物は数多くありますが、『マル暴総監』のような奇想天外なストーリーはまず無いですよね。
「警察機構ではこういう組織は存在しないとか、こういうことはやらないとか、あれこれ指摘してくる人もいますが、刑事物は堅くなりがちなので、『マル暴総監』のような作品もあっていいのではないでしょうか。連載を始めるとき『暴れん坊将軍』のような話にしたいと思ったんです。だから『マル暴総監』のマル暴は、暴れん坊の〝暴〟でなんです」

──実際、大暴れします。
「警視総監が夜な夜な街を出歩くなんて、防犯の見地からしてもあり得ないですよ。だけど、十津川警部だっていつも電車に乗って、弁当食ってるじゃないですか(笑)。だからこれも許されるかなと」

──連載されたのは「週刊実話」でした。編集部で、食べ物の場面が欲しいと無理な注文を出してしまいましたが、鯖の味噌煮やマカロニサラダなど、甘糟たちが食べる回では読んでいて思わずお腹が減りました。
「小岩(東京都江戸川区)の雰囲気が出ていましたか。今まで食べ物を書かなかったのではなく、実際の警察官は飲み食いを忘れて捜査している。書いている方も同じ立場に入り込んでしまうので、なかなかそういう場面が出てこなかったんです。でも、自分の食事は忘れないですよ(笑)」

──甘糟はいつも相手におごらされてしまう。実際にもそんな人って多いですよね。共感する人もいると思いますが、逆に先輩の郡原はいつも強気ですね。
「甘糟は気が弱いからつい利用されちゃうんです。世の中、皆が強気で生きているわけではないですからね。郡原だって強気ばかりじゃなくて、納得してない部分もあると思いますよ。総監のような上の人には弱かったりね。それでも甘糟の面倒は結構見ているんです。郡原は優秀な刑事ですから、それがないとただの嫌な奴になってしまう」

──刑事物で、舞台が繁華街ではなく綾瀬(東京都足立区)というのも、あまりないですよね。
「東京武道館によく行っていたので、土地勘があったんです。最初に任侠シリーズを書くときに、ふと綾瀬が思い浮かびました」
(以下略)  』
このインタビューは「週刊実話」(日本ジャーナル出版)平成28年6月30日号に掲載されたものです。文・飯塚則子氏

・・・暇人におすすめ。方が凝らない気楽さがいいのかな?
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「帰還」

2019年11月24日 | 日記
 堂場瞬一(文芸春秋)

 新聞記者の一種、青春小説でもあり、謎解きのミステリだ。
 舞台は三重県の津と四日市、そして東京の新聞社。なんだか新聞社の凋落?みたいな話も絡んで現代の雰囲気も出しているのが可笑しい。

 内容紹介は
『なぜ友は死んだのか。
 三重県四日市の工業地帯で新聞記者が溺死。
 事故か、自殺化、他殺か。同期三人が真実を追う。

 警察小説の旗手が描く、心揺さぶるミステリ長編。
「あいつに何があったか、俺達は知っておくべきじゃないかな」
入社して30年――工場夜景の撮影中に、四日市市局長の藤岡裕己が水路に転落して死亡。警察は事故死と判断したが、本当なのか。藤岡とともに新人時代を三重県で過ごした同期三人が、真相究明に乗り出す。編集委員の松浦恭司、初の女性役員になりそうな高本歩美、何故か出世ルートをはずれた本郷太郎は、それぞれ家族の問題でも悩みを抱えていた……。
 仕事か、家族か、それとも……。
おすすめ記事 「オール讀物」編集部 「<堂場瞬一インタビュー> 転勤を志願した同期の死を探る」-インタビュー・対談(2019.05.16)

目次
第1章 友を送る
第2章 旧友
第3章 次の一歩
第4章 過去にいる男
第5章 点線を追う
第6章 ある組織
第7章 パスワード
第8章 塩漬け
第9章 証言者
第10章 ある決意                』

・・・ミステリらしい終わりではないのでちょっと覚悟が必要。同期入社の4人のスタンドバイミーと言ったら誤読かな?
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「ドキュメント 戦争広告代理店」

2019年11月23日 | 日記
 高木

 超大国アメリカの行動原理は、国である以上、自国の利益が中心にならざるを得ないが、アメリカの場合、世論が民主主義や自由を守るという理想に向かって、場合によっては紛争に介入したり、戦争そのものを起こしたりする。いかにボスニア・ヘルツゴビナにかかわっていったのか、それにこの広告代理店が関与してイメージを作っていったのか分かって非常に興味深かった。

 内容紹介は
『「情報を制する国が勝つ」とはどういうことか―。世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだった。国際世論をつくり、誘導する情報戦の実態を圧倒的迫力で描き、講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をW受賞した傑作。

著者略歴
高木/徹
1965年東京都生まれ。’90年東京大学文学部卒業、NHKにディレクターとして入局、現在報道局勤務。2000年10月放送のNHKスペシャル「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~」は、優秀なテレビ番組に贈られるカナダのバーフテレビ祭「ロッキー賞(社会・政治ドキュメンタリー部門)」候補作に。同番組の取材をもとに執筆した『ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』は、大きな話題を集め、講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞を受賞した。第2作の『大仏破壊―バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか』(文芸春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。気鋭のジャーナリストとして期待されている   』

・・・NHKの番組は見なかったけど、本書でもその一端がうかがえた。
・・・ある意味、作られた『正義』なのかもしれない。怖さもある。


https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51N2VDMKQ6L._SX349_BO1,204,203,200_.jpg

ネットの書評で参考になったもの(以下に引用)
『不愉快な真実 2019年10月20日
 混乱したユーゴスラビア情勢において、ボスニア・ヘルツェゴビナがアメリカのPR会社の力を利用して米国世論、ひいては国際社会を味方につけ、セルビアを悪と仕立て上げることで紛争を有利に導いた一部始終を描きだしている。
民間の広告会社がいわば「情報による死の商人」として戦争に加担するという衝撃的な内容もさることながら、時系列に沿った明快な論調、読みやすい文章も相まって、各賞を受賞したのもうなずける。
 ただ、一個人として言えば、不愉快な読書体験だったことは否定できない。民間広告会社がいかにして人間の生命を左右するか、そしてイメージ戦略に踊らされる世論がいかに愚かで脆いものかという不快な事実を、読みやすい文章によって眼前に突き付けられたからだ。言わば本書は、著者の属するNHKも含め大手メディアが、善悪の判断は別として、どれほど大きな力を有しているかを実例と共に示した「メディア賛辞」の書でもある。
 TV離れが語られるようになった現在でも、大手メディアの作り出すイメージからだれも自由ではいられない。その不愉快な現実を改めて再認させてくれたという意味で本書の価値は称賛に値する。   』
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「無人の兵団」

2019年11月20日 | 日記
 ポール・シャーレ(早川書房)
 
 確かに現実はこのようになりつつあると思われる。未来の戦争だ。
 テレビかPCの画面での戦争になるかもしれない。そこは『ターミネーター』同士の戦いがある。
 怖いですね。 

 内容紹介は
『ビル・ゲイツ氏、年間ベストブックに選出!
「ずっと待ち望んでいた本だ。
どんなに薦めても薦め足りない」

瀬名秀明氏、推薦!
「私たちが今後かならず関わるロボット/AIの危機管理・意思決定論を包括して扱う。
未来をつくる/生きる基盤となる重要な1冊」

ウィリアム・E・コルビー賞受賞

★書評★
日経新聞(夕刊7/18):竹内薫氏
HONZ(7/25):冬木糸一氏「自律型兵器に関する、一般読者向けの最良の道案内となるノンフィクション」
HONZ(7/28):成毛眞氏「現実の政治と軍事に即したロボット兵器の未来」
週刊新潮(8/1号):成毛眞氏
週刊現代(8/19号):樋口真嗣氏「AI、ロボット兵器はここまで発達していた/不死のウイルスよりも恐ろしい現実」

ターミネーター誕生は近い? 米レインジャー部隊出身の軍事アナリストが先端技術の最深部に迫る。

勃興するAI・ロボット技術を受け、急速に進化が進む「自律型兵器」。映画〈ターミネーター〉シリーズに描かれるような、ロボットが人類を脅かす近未来は到来するのか? 米陸軍レインジャー部隊出身のアナリストが、最先端軍事技術の実態とその深部に迫る。イスラエルの完全自律型無人機「ハーピー」、米国の無人艇「シーハンター」、韓国のロボット哨兵「SGR‐A1」など、各国の実例を紹介し、DARPA(米国防高等研究計画局)の研究者、軍の高官、軍縮活動家などあらゆる関係者を取材。導入と規制の課題、戦争と人類の未来を展望する。
解説/佐藤丙午(拓殖大学海外事情研究所・副所長)

 著者について
(ポール・シャーレ)
アメリカの軍事アナリスト。米陸軍のレインジャー部隊員として、イラクとアフガニスタンに計4度出征。2008~14年まで、米国防総省(ペンタゴン)にて、自律型兵器に関する法的・倫理的課題と政策を研究。現在は、ワシントンD. C. のシンクタンク「新アメリカ安全保障センター(CNAS)」のシニアフェロー、「テクノロジー及び国家安全保障プログラム」ディレクターを務める。《ニューヨーク・タイムズ》、《ウォール・ストリート・ジャーナル》、《フォーリン・アフェアーズ》などに寄稿し、CNN、FOXニュース、NPR、MSNBC、BBCへの出演も多い。本書で、軍事史、インテリジェンス、国際政治分野の理解促進に多大な貢献をなした本に贈られるウィリアム・E・コルビー賞(2019年度)を受賞。
(訳者) 伏見/威蕃
1951年生まれ。早稲田大学商学部卒業。英米文学翻訳家。豊富な軍事知識を生かした緻密でレベルの高い翻訳で知られる   』

・・・湾岸戦争でミサイルが撃ち込まれた映像にショックを受けたが、世界はまだ進んで行く。その恐怖。
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