読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「古典落語CDの名盤」

2024年04月02日 | 日記

京須 偕充(光文社新書)

古典落語のCD化は京須さんの功績が大きい。著者のお勧めが掲載されていて、古典やジャズの「名盤」本よりよほど面白い。
中には、よく知らない落語もあって、いつか聞いてみたいものだと思った。

内容紹介は
『名演中の名演を厳選!これ1冊あれば、一生「笑い」に困らない!!

いま、古典落語のCDが実にたくさん発売されている。プレーヤーさあれば、お好みの噺と落語家を通勤電車で、クルマの中で、ベッドサイドで独占することができる。
本書は、そんな膨大な数にのぼる古典落語のCDの中から、「一生の友」とするにふさわしい、名人・上手による名盤を厳選、紹介したものである。落語に触れてみたいのだけど何から聴いていいのか分からない、名作や名演にはどんなものがあるのか知りたい、寄席やホールに行くには遠いし、気がひける――そんな方たちにとって、最高のナビゲーター役になること請け合いである。

◆これぞ必聴!
志ん生「抜け雀」/文楽「心眼」/圓生「三年目」/小さん「うどん屋」/志ん朝「お見立て」/米朝「はてなの茶碗」/談志「五人廻し」/文治「御血脈」/小三治「猫の災難」/金馬「転宅」/三木助「芝浜」/正蔵(彦六)「目黒のさんま」/枝雀「壺算」/可楽「三方一両損」/文珍「胴乱幸助」/志の輔「雛鍔」/小遊三「粗忽の釘」/昇太「ぞろぞろ」……   』

・・・だいぶ昔の本ですが、まだまだくたびれていない。神田の古書店で発見した。
・・・同感のネットの評価は「・・・最高の落語入門書。地方に住み生の落語は滅多に聴けない落語初心者の私はとにかくあらゆる落語の書籍に触れたが、一番読みやすく落語の面白さが分かったのがこの本。落語は速記本のように忠実に書いていてもかえって読みづらいし、笑えない。「カギカッコ」を極力使わずにそれぞれの噺のエッセンスを上手く伝えてる、最高の活字落語だ ・・・」そのとおりだなぁ。。。
・・・「さげ」まで書いて・・・という批判があったが、これはこれで楽しいし、実際何度も同じさげを聞いても笑える。入門としてもおすすめです。😋 
コメント
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