1960年代から80年代の歌謡曲についての解説書。
どちらかというと歌手よりも作詞家、作曲家、編曲者、レコード会社の方から紹介して、ヒット曲についても音楽技術的な側面からの検討が多くなっています。
歌手についてはある程度知っていても、作詞家や作曲家、ましてや編曲者の経歴とか知りませんし、この曲はこの半音の使い方が斬新だとか、ビートの速さ・その変化が特徴的だとか、構成やコード進行がどうとか、技術的な用語を駆使して説明されても、私にはちんぷんかんぷん。有名でよく知っているはずの曲について、聞いたり歌ったりしていても、気にもしていなかったことがあれこれ書かれていて、新しい視点を提供してくれます。
時期的にはよく知っているはずの時代の歌謡曲というテーマで、新書ですから、簡単に読めると思いましたが、予想外に歯ごたえがありました。
高護 岩波新書 2011年2月18日発行
どちらかというと歌手よりも作詞家、作曲家、編曲者、レコード会社の方から紹介して、ヒット曲についても音楽技術的な側面からの検討が多くなっています。
歌手についてはある程度知っていても、作詞家や作曲家、ましてや編曲者の経歴とか知りませんし、この曲はこの半音の使い方が斬新だとか、ビートの速さ・その変化が特徴的だとか、構成やコード進行がどうとか、技術的な用語を駆使して説明されても、私にはちんぷんかんぷん。有名でよく知っているはずの曲について、聞いたり歌ったりしていても、気にもしていなかったことがあれこれ書かれていて、新しい視点を提供してくれます。
時期的にはよく知っているはずの時代の歌謡曲というテーマで、新書ですから、簡単に読めると思いましたが、予想外に歯ごたえがありました。
高護 岩波新書 2011年2月18日発行