★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

2016-03-18 21:41:59 | 文学


昨日、うつらうつらしていたら、安部公房の別荘に梟の彫刻を届ける夢を見たんだが――、昔から思ってたんだけど、安部公房の声とかしゃべり方って、不破哲三にやや似てるよね……

外は雨です……

2016-03-09 19:23:48 | ニュース
・高知のサイバラ列車に乗りに出かけたら、何か負けな気がする……

・高浜原発3・4号機、運転差し止め仮処分決定っ

「これは私を陥れるための取材だ。放送は認めない」
「とにかく暗がりでよくわからない上にうろ覚えで言った言葉をカメラでしっかり撮っていたじゃないか。それを消せと言っている」
「(テープを)消さないと放送するにきまっている。流されたら大変なことになる。あなたも一回そういう目に遭ったほうが良い。誹謗中傷されたらどんなに辛いか」
「自分には家族がある」
「こんなもんが放送されたら自分の政治生命は終わりだ」
「原発事故の責任を押し付けられたら、たまったもんじゃない!」
「私には肖像権がある。取材を受けた人間が流すなと言っている。放送は認められない」
「何度も言うが、原子力安全委員会が安全基準を決める。彼らが決めた基準を経済産業省は事業者に伝えるだけ。安全委員会は地震や津波のプロが集まってる組織。そこが決めてるんだ」
「大臣なんて細かいことなんてわかるはずないし、そんな権限がないことくらい君もわかってるだろう。答弁書だって閣議前の2分間かそこらで説明を受けるだけだ」
「原発は全部止まる。企業はどんどん海外へ出て行く。もう日本は終わりだ。落ちる所まで落ちれば良い。マスコミだって同じだ。お宅も潰れないとわからないもんだ。もう私の知ったことではない」

http://biz-journal.jp/2016/03/post_14149_3.html
より

……トランプや何やらが人気が出てきた理由が分かってきた気がするぞ……上のあまりんの暴言にしても、これが責任者ではなく一国民だったらまあ分かるというか、普通だというか、むしろ「反原発派」だって言いそうなせりふが混じっている。政治家の言葉が、まるでそこらの抑圧された何の自由も裁量もない労働者と同じなのである。したがって政治家が本音を言えば言うほど親近感が湧いてしまうというわけだ。ただ、責任者というのは、責任がなくても責任をとるものであってね、××長とか政治家というのはそういう職業なんじゃないのかね……国民の尻ぬぐい係なんです。リーダー面したいという国民の欲望をそのまま実現してどうするのだ……



・「保育園落ちた日本死ね」
……「大学落ちた日本死ね」なら、500回ぐらい心中で呟いたことあります。幼稚園時代がつらいのは、辛いことがあっても「日本死ね」といったせりふが浮かばんことであろう。これが出来たなら、案外楽かも知れない。「喘息しんどい、お遊戯しんどい」→「およげたいやき君好き」ぐらいしか思いつかなかったからなわたくしも……

・JKビジネス、国連から非難
……聞いたところによると、散歩とかしてあげる商売があるらしいのだ。それにしても、赤の他人と散歩して嬉しいのはすごいな……ヘンなの

・巨人でまた賭博さわぎ
……https://www.youtube.com/watch?v=59reo8J-Vkg
罰として、江夏のノーヒットノーラン+自分でサヨナラホームランの相手を、中日じゃなくて巨人に換えることを提案します。

直木賞オタクの達人

2016-03-07 23:17:42 | 文学


長く調査してると突然自分でも知らないうちにいいこと言ってしまう、という現象を体現しているような川口則弘氏である。かかる現象を知らない人とはだいたいわたくしはそりが合わない。(最近は分からんが……)わたくしは、氏が一人称「ワタクシ」を用いるのもなかなかゲスな感じがしてよい。

と思って、プロフィール見たら、筑波大比較文学卒、1972年生まれ。……なんか急に近づかれた感じだな……、というわけで、氏のノリはなんか政局好きの記者に似ているぞ、と悪口を言っておくことにする。

radical atheism と 動きすぎてはいけない髪形

2016-03-06 23:06:57 | 思想


・ヘグルンドって結構若かったんだ……。確か千葉雅也氏だったと思うが、以前「自分たちの世代は、ユーモアやアイロニーの諸形式をファミ通から学んだ」とか言ってたのを見て、わたくしは、まず、「ファミ通」ってどこにある通り?とか反応してしまったわけである。ファミリー通り、ファミリーマートがある通り、ファミリーの絆でタブーを貫通……。どうも、私の限界は、単に自然主義的あるいは神秘主義的になってしまうことであろう。ゲームをやったことがないので、昔中上健次が言ってた「インベーダーゲーム」の繊細さが生じる空間を全くしらんので……。ヘグルンドも千葉と同じぐらいの歳だと思うけど、まあ事情はいろいろあるんだろうが、彼らあたりから、新たな形而上的な何かが頭の中にあるのかもしれない……

・トランプが共和党の大統領候補になりそうな勢いだが、まあアメリカのポピュリズムは日本のように無反省ではない代わりに、やらかしといてから反省する……いや、期待できんぞ。

・千葉、トランプと連想してきた時に、「哲学と髪形」というテーマが浮かびました。

・木村草太の髪形 対 千葉雅也の髪形

      GI 対 ギャル男
  
      憲法 対 動きすぎてはいけない生成変化
 
    アメリカ 対 日本 

・ラディカル無神論は、たぶん日本の現実にだって適応できるはずだが……果たしてそうか?