★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

金比羅神社・愛敬神社・東原神社をたずねる(香川の神社12)

2017-08-30 19:56:04 | 神社仏閣
(承前)

熊野神社の社叢には合併した神々がいました。





天宇受賣命(アマノウズメ)といえば、先のアマテラスが岩にお隠れになった時、ある知恵者の神から言われて、「槽伏せて踏み轟こし、神懸かりして胸乳かきいで裳緒を陰に押し垂れき」となって喝采を浴びてしまった人であります。しかし、眼から神を生むようなものすごい人に比べれば、ただの人間といっていいレベルでしょう。死んだ人を前にして巫女が踊っていた時代もあったとか……、裳緒はそんなイヤらしい感じではなく蛇のことだとか、いろいろ大学者たちが議論してきた訳でありますが、――上の場合、大物主と一緒になっているわけで、やはり彼が蛇の神であるところがあやしい空想を誘います。なにしろ大物主は惚れやすい奴で、赤い矢になって、惚れた女がトイレに行ったころを川の上流から流れて行き、彼女の下を流れていくときに、陰を突いたというとんでもない野郎です。アマノウズメは踊ってないではやく逃げた方が良いと思います。


あまりの話に、熊野神社が――

  
本殿裏手に回る




東原神社



大正七年七月十六日境外より移し昭和二十七年二月一日小櫻神社の祭神広瀬大神龍田大神を合祀した。広瀬神社では大忌祭を行い年穀の豊穣を祈り龍田神社で風神祭を行い、暴風雨を防ぎ穀物の成熟を祈る祭典を行った。……

これはいろいろとありそうな記述であるが、四つ合わさっているということであろうか……分からん……


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