昨日、2017年 10月1日(日)に
2011年3月の東北大震災により津波被害にあい、復興支援で再建設された
県南部海沿いの新たな道を42.195㎞走るマラソン大会が行われました。
震災から今日まで支援して頂いた全国の方々への感謝の気持ちを込めつつ
復興の現状をみていただこうという趣旨(おそらく)の
「東北みやぎ復興マラソン第一回大会」です。
この大会が決まった時点から参加を決めていた娘は、早々にエントリー!
その時点では、復興の祈りを込めて走る気持ち満々だったのですが、
その後、暑さに弱いため8月にはかなりの夏バテ状態になり、
9月のスリランカ旅で体調を壊し蕁麻疹まで発症してしまって
ここ数ヶ月、ほとんど練習ができぬまま過ぎてしまいました。
直前まで「参加するのやめようかなあ、、、」と不安でいっぱいだった様子。
でも、せっかく第一回大会だし、途中で回収されてもいいから
まだ一度も車が走っていない新しく造られた道を歩いてみるのもいい記念に
なるのでは?・・・と途中棄権覚悟で参加。
心配でしたが、後半は、根性だけで走ったらしく、予想外の完走!
完走記念メダルを持ち帰ってきました
大会会場へは、交通手段が限られ混雑するとのことで
残念ながら母は応援には行けなかったのですが、
娘が走りながら写メを撮ってきてくれました。
それをみながらマラソン大会の雰囲気を味わってみます。
朝5時、母と娘ともに起床、娘は少し体を動かしたり準備し、母は朝ごはん準備。
駅を6時48分?出発のアクセス線に乗るよう指定されていたので、
家から駅までは車で送りました。(実際は間に合わず一本後の電車に乗車)
電車→シャトルバスと乗り継ぎ、割とスムーズに会場到着したと連絡あり。
ランナー達が会場へ向かって歩いてるのね・・・
「復興マルシェ」各地の地元名産品のブースが出ているみたいです
見事な秋晴れ! 気温高く日差しが強くて走るには暑すぎる、、、
いよいよスタート! スターターは元楽天の監督だった「星野監督」
母もTVの中継を観て応援!(& ゴールするまでPCで娘を追っかけ)
娘は4グループと最後の出発なので、スタートからかなりの時差が
(先頭から40分以上後のスタートになるのかな?)
せっかく走るんだから、地元グルメも楽しまなくてはってなことで・・・
まずは10キロ地点、亘理地区名物の「はらこ飯」
これは、娘の好物!イクラもちゃんとのってる〜
地元のトマト、丸ごと一個!
沿道は、海に近いので、ほとんど立ち退き民家がないので
普通のマラソンと違い、コース沿いには人が少なく淋しいけど、
所々で、こんな風に応援してもらえると元気が出るね
今度は岩手県のぶどう、、、嬉しいね〜 ↑↓みかんも、、、
漁港の町だった閖上地区では「浜焼き」の差し入れ↓
焼きたてのホタテ、熱々で美味しかったそうです
その隣でもらった「せり汁」 ↑
閖上地区三ヶ所の工場が津波で流されたという笹かまぼこ屋さんが
工場を再建して、提供してくれた「笹かま」↓
これら各所のエイドの品々を見ているだけでも、復興への道のりの
厳しさを思い出し、改めて、感謝と感動の気持ちが湧いてきます。
太鼓の応援! 元気が出るね
今回は、マラソン大会の記録なはずなんだけど、
うちのブログはやっぱり食べ物ブログになっちゃうね〜
こうして、地域の皆さん、市町村、各企業の皆さんの協力のおかげで、
立派な大会(陸連公認大会)が開催でき、
そこに参加できたへぼランナーの娘も幸せだったことと思います。
関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
この大会がこれからも続くよう、願っています。
震災後、娘も地区は違いますが、沿岸部で泥のかき出しなどの
ボランティアしていたこともあり、感慨深いものがあったのだろうと
思いますが、全国各地からも当時ボランティアで通って下さった
方々が、暖かい気持ちで大会に多く参加されているようで嬉しく、
本当にありがたいことです。
これからも復興がすすみ、笑顔が増えますように!
さて、走り終わった娘ですが、
帰りのシャトルバスが大混雑でなかなか乗れず、
新幹線に乗れないのではないか、、、と母娘二人で大いにヒヤヒヤ。
ようやく6時半前に帰宅。
大急ぎでお風呂で汗を流し、食事を済ませ、
心配させられましたが、なんとかギリギリで購入していた時間の
新幹線に間に合わせることができ、ほっとしました。
でも、娘は歩くのもしんどそうなほど満身創痍、ヨタヨタ状態で
まっすぐに立って歩くのもままならず、、、
ただ、翌日仕事を休めないから、、、と
這うようにして必死で東京へ帰って行きました。
お疲れさん
わがまま母