新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

ソーラー発電は必要か?

2021-07-07 01:47:54 | 環境問題

最近のマスコミは、流石にこの期に及んで東京五輪中止はほぼ無理と思ったのか、今度は

「無観客でやるニダアル!」

と言い出してますが、そんなに

「武漢肺炎後に観客を入れて行われた最初の五輪」

を北京にしたいのかねえ。

ウイグル人大虐殺や香港弾圧絡みで世界を敵に回している状況で、北京五輪が開催されるかどうかも判らないのに、忠誠心が溢れすぎてて結構なこって。

┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

 

しかも、そうやって「無観客でやるニダアル!」と言ってたくせに、いざ「無観客開会式」や「無観客試合」が実行されそうだと言うと・・・

玉川徹氏、五輪の無観客検討で「関係者だけがいて一体、誰のためのオリンピック」


さらに「会場内といえば屋外という所はリスクは総体的には低いと思うんですけど、そこをどう考えているのか」とし、「結局は、全部無観客にした方がいいんじゃないのと。プラスそうなると日本で行われているのに日本人は入れなくて、大会関係者だけがみんないて。どこが日本でやっている意味なんだろうと。一体、誰のためのオリンピックだってイメージ的には中継を見てても思いますよね」とコメントした。


 

日本のやる事にとにかくイチャモン付けたいだけで後先考えずにその場その場の"脊髄反射”なコメントをするので、過去の言動との整合性がとれずに矛盾が出まくっているのですが、当人は全く気にしていない模様。

ホント"イイ”生き方してるよなあ、コイツら。

 

マスコミと言えば、熱海の土石流の件で、なぜか発生元の横に設置されているメガソーラーを隠し続けていますが、その事について専門家がバッサリ!

【熱海土石流】地質学者「尾根部の開発で保水力のあった森が無くなり雨水が流出した」

 

静岡県知事は「雨が原因ニダ!」とか言ってましたけど、伐採し、山を切り崩している時点で「影響が無い」とは言えんわなあ。

日本の山は、岩だらけの外国の山と違って木の根っこで支えられているからこそあそこまでそびえ立てるのであって、木が切られたら当然根っこも死んでしまって、土や水などを保持する力が無くなって一気に崩れ始めるんだよな。

特に最近、支那向けにやたらと杉の木を伐採していたのですけど、そのせいで「山がズレ始めた」とか「崖崩れが起こった」って話、結構聞きますからね。

で、山の麓にもの凄くデッカイ(軽く人間が立っていられる位の)金属製のパイプを何本も打ち込んで山が人里にズレるのを防ごうとするけど「所詮は応急処置」程度にしかならないそうな。

そういう話を知らなくても

「自然に下手に人の手を加えるといつか自分達にしっぺ返しが来る」

と言うのは、昔の日本人ならごく当たり前に知っていたハズなのですけどねえ・・・。

 

そして、この件で政府もようやく「民主党の負の遺産」を改めるべく、重い腰を上げる事にした模様。

土石流発生付近の太陽光発電所、現地調査を開始 経産相


静岡県熱海市で起きた土石流をめぐり、梶山弘志経済産業相は6日の会見で、崩壊が確認された付近に太陽光発電所があることを把握しており、政府全体で原因究明に向けた現地調査を始めたことを明らかにした。太陽光発電所との因果関係は不明だとしたうえで、「発電事業者への聞き取りを通じて原因究明などに必要な貢献をしたい」と述べた。

(中略)

 太陽光発電所をめぐっては各地でトラブルも起きている。梶山氏は「再生可能エネルギーの導入拡大に当たっては安全などへの懸念にも配慮し、地元の理解を得て長期安定的に運営していくことが大前提だ」と指摘。経産省として「自治体と連携しながら安全対策にしっかりと取り組む」と述べた。


 

けど、そう言いながら・・・

【独自】太陽光発電の目標上積み、原発20基分相当…環境省


温室効果ガスの削減に向け、環境省は2030年度の太陽光発電の導入目標に約2000万キロ・ワット分を積み増す方針を決めた。原子力発電所20基分に相当する。これにより、30年度の太陽光発電容量は、すでに増加を見込んでいる部分も含め、現行の導入目標の1・7倍に当たる1億800万キロ・ワット以上となる見通し。6日に開かれる政府の有識者会議で積み増し案を示す。


 

この様に、巨大メガソーラー発電を諦める気は無い模様。

と言うか、そもそもその「原子力発電所20基分に相当する」って、どこから出て来た数字なのでしょうね?

ご存じの通り、太陽光発電は当然ながら「太陽」が出ていないと発電が出来ず、しかも例え快晴の時でも「100%発電」が出来るのは最も日の光が強くなる午後2時前後で、それ以外は「フル発電」出来ない仕様になってます。

ましてや曇りの日や雨の日は、出来てもせいぜい「20~30%」程度で、雲が厚かったりすると10%を切る事もあるそうな。

そんな「天候に大きく左右される欠陥発電」が、果たして「安定の原発」よりも効率よく発電出来るものなのでしょうか?

まず無理でしょうな。

更に、今ではそこそこ改良されているのかも知れませんが、大体10年位前までは日本では紀伊半島よりも"上”ではその「100%発電」も無理、と言う話ですから、それこそ静岡よりも"上”にソーラーパネルを設置しても場所を取るだけで理論値のような電力はまず起こせない、と言われているのに、それを無視。

孫正義に至っては、北海道にメガソーラー発電所を作ると言う「無謀」をしてましたっけねえ。

そういえばあれって、その後どうなったのでしょうね?

全然話題にならないから、この話が出るまで忘れていましたわ。

後で調べて見るか。

それに、それだけの発電をするためのソーラーパネルの設置場所も問題ですわな。

今の日本に、そんなのを大量に設置出来るだけの土地はまず無いので、それこそ山を切り崩したり、田んぼや畑を埋めたりするしかありません。

「CO2を減らす」とか言いながら、そのCO2を酸素に変換してくれる植物を刈り取ろうと言うのですから、正に本末転倒!

・・・のハズなのに、政府も省庁もその事には全く触れようとはしません。

いや!

何かに付け「自然を守れ!」と口にする「環境保護団体」ですら「自然を破壊するソーラーパネル設置反対」と言ううんどうを興した、と言う話を殆ど聞いた事がありません。

むしろ、自分達が住んでいる上流にソーラーパネルを設置されたり、設置されようとしている住民が「危険」と感じて反対運動を起こしているのですけど、それに環境保護団体が加わった、って話すら聞いた事がありませんな。

だから私はああいった団体は一切信用しないんだよなあ・・・。

 

それに、ソーラーパネルも今は支那製が多数を占めていますが、アメリカが

「ウイグル人に強制労働させて作らせている」

と認定し、今後「支那製輸入禁止」とする方向に動き出しているので、当然日本もその影響を受けるのは必至。

なので、果たして経産省の計画は上手くいくのかねえ?

┐(゚~゚)┌ヤレヤレ

 

と言う所で、ちょっと体調が優れないので今回はこの辺にて。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする