新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

無罪だが無実ではない

2012-04-27 02:41:50 | 民主党

まあ、この言葉がこれほど当てはまる事案ってのもそうはないでしょう。

 

てなわけで、皆さんもご存じの通り、昨日小沢一郎に「無罪判決」が出ました。

で。

マスコミがさぞかし「小沢無罪!当然の結果だ!」と大はしゃぎするかと思いきや、全ての情報番組やワイドショーが、ここ最近では見た事が無い程「微妙な雰囲気」に。

それもそのはずで、秘書は全員有罪判決が出ている上、今回の「無罪判決」も、裁判長が述べた判決文によると

「殆どクロだけど、最終的に陰謀に加担した“決定打”とも言える証拠が見つからなかったから推定無罪の原則により無罪。」

「でも、この判決がかなり微妙だったって事は君も判ってるよね?」

ってな感じだったので、コメンテーターの「小沢派」連中も迂闊な事が言えなくなり、「民主党擁護派」連中も、これから始まるであろう「内ゲバ」の事を考えると、これ又ここで下手な事が言えなくなってしまったのですから(笑)

当初、「無罪判決」が出た時には( ゜Д゜) ハァ?と思いましたが、各局がここまで微妙な雰囲気になったのを見て、これはこれで良かったのかな、と。

何せ、この判決を聞いた後の、各局の司会やコメンテーター、政治評論家連中の困惑する顔の面白い事、面白い事!

あれほど微妙な顔した人間が揃いまくっているのって、久々に見ましたわ!

そんな中でも、テレ朝に出てた川村と、「ミヤネ屋」の宮根だけは必死になって小沢を擁護してましたが、それに同調する人がただの一人も居らず、番組内で孤立した雰囲気を作っていたのが又・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

しかし、今回の判決は本当に「誰一人として納得が出来ない」と言う、昨今では非常に珍しい結果となりました。

この判決で喜んでいるのは、輿石と小沢チルドレンくらいのもんじゃないかな?

目に涙「正義あった」 小沢チルドレンの三宅雪子衆院議員ら

「小沢チルドレン」の一人、三宅雪子衆院議員は議員会館で同僚議員から小沢一郎元代表の「無罪」を耳打ちされると、同僚と固く握手した。「無罪を疑っていなかったけれど、正直ほっとした」と胸をなで下ろした。うっすらと涙を浮かべ「司法に正義は残っていた」とも。上気した顔で元代表の党員資格停止処分解除を訴えた。

あの判決内容聞いて、それでも尚「正義はあった」と言えるのって、逆にスゴイですわ。

というか、コイツらにだけは「正義」って言葉使って貰いたく有りませんなあ。

特に、一人でスッ転んで「自民党議員に倒された!」と大騒ぎしたようなネーチャンには!

コイツらの事だから、多分忘れてしまってるんでしょうなあ・・・。

 

この様に、今回の判決が非常に玉虫色の決着を付けざるを得なくなってしまったのは、やはり検察側の「証拠捏造」が大きく影響した事は間違いありません。

裁判長もその点をかなり重要視していた様で、今回の無罪判決も、検察側への警告の意味もあったのではないか、と個人的には思っています。

 

でも、これで政界も先が見えなくなってきた事は確か。

特に有罪が出ると思っていた野豚達「増税推進派」は、これ又コメンテーター連中ばりに困惑した顔してましたし、反面、増税反対派連中は妙に勢いづいてきました。

とは言え、相手は民主党。

裏切り、内ゲバは当たり前の連中ですから、今度小沢本人さえどの様な“動き”を見せるのか、今は予想も付きませんし、野豚がどういった動きを見せるかも今のところは未知数と言えます。

とは言え、野豚の場合は「小沢を取るか」、「谷垣を取るか」の“二択”しか残ってないんですけどね。

しかも、どっちを取っても最終的には政治家全員が「茨の道」を歩まなければならないと言う、オマケ付きの選択ですが(笑)

自民党もここらで一旦、形だけでも良いから「当分の間増税案を凍結する」位の事を言えば、国民からの支持も上がるのに、どうしてやらないのかねえ。

 

ま、ここまでゴチャゴチャになったのならば、いっそトコトン混迷しまくって政界再編するってのも一つの手ですな。

少なくとも、これ以上民主党政権が続くよりはマシでしょうから。

若しくは「外部からの敵」が現れてくれるか。

そういう意味でも、早く北朝鮮がミサイルなりを日本に向けて撃ってくれんかなあ、と思う今日この頃。

世の中がそんな漫画みたいな展開をしてくれるのならば良いのですけど、現実はなかなか・・・・・・。

 

とは言え、昔から「事実は小説よりも奇なり」って言葉もありますから、今後の展開にちょっと“期待”しておこうかな。

( ̄ー ̄)ニヤリッ

コメント (6)
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