ポチの女房

専業主婦のつぶやき

家族の絆

2013-01-27 22:23:51 | 映画
映画『東京家族』を見に行きました。
観客の年齢層は、相当高く、わが娘は確実に最年少でした
『東京物語』のリメイク作品だそうです。
パンフレットを買うとき、思わず『東京物語』と言ってしまいました。
尾道が舞台だったのを、尾道が東京から近くなってしまったので、大崎上島にうつしたとか。



ネタバレを含む感想を書きます。








周吉・とみこ夫妻を軸に、いろいろな世代の家族が登場します。
どのような世代の人が見ても、誰かに自分を重ねてしまうという映画です。
私の場合は、どうしても長男の嫁・文子に年齢的にも立場的にも近いので、重ねていたところが多いです。
一方で、長女として、滋子にも重ねていました。
そして、将来的には、とみこにも。
それぞれの家庭があり生活があると、どうしても両親のことは、おろそかになってしまいます。
そういう現実は、昔も今も変わらないのかなと思います。
一番良かったのは、とみこが昌次のアパートを訪ねるところです。二人の雰囲気がとても良いです。そのときに、昌次が彼女である紀子を紹介。その場面も、あったかいと思いました。

とみこが亡くなったときには、涙が止まらなくなりました。
まだまだやり残したことがあったでしょう。
しかし、家族に迷惑をかけずに亡くなることは、理想でもあります。
家族の在り方を考えさせる映画です。

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