ポチの女房

専業主婦のつぶやき

ゲゲゲの女房 第132回

2010-08-28 22:30:23 | ゲゲゲの女房
元こみち書房の美智子さんがやってきます。
ご主人の政志さんの仕事、順調そうです。
店は、細々と続けているとのことです。
「お墓、うつしにきたの。これで、さとしに、寂しい思いをさせないですむわ。」と美智子さん。
靖代さん、徳子さん、和枝さんが訪ねてきて、話に花が咲きます。

「布美枝さんの笑い声、久しぶりだな。」と光男さん。
菅ちゃんをほめる水木さん。
「菅井君のやる気で、みんなにスイッチが入った。」と光男さんも、菅ちゃんをほめます。

夜になっても、水木さんは仕事。
布美枝さんが美智子さんに、「私、時々、あの頃が懐かしくなるんです。」
美智子さんは、「貧乏が懐かしいんじゃないの。一生懸命だった時間が愛おしいの。でもね、今の暮らしもあとで振り返ったらきっと懐かしいと思うわよ。先生を見失わないように。」
そんなものですよね。
一生懸命生きている時は、わからなかったことも、あとで考えると見えてくることがあります。

布美枝さんが貴司さんが亡くなった話をします。
「亡くなった人は、いなくんってしまうわけじゃないと思うのよ。」と美智子さん。

今日のひとこと
「目には見えないけど、ずっと近くにいて見守っているんじゃないかな。」

美智子さんのことばです。
「みえんけどおるんですね。」布美枝さんがこのドラマのテーマを口にします。
世の中には不思議なことがたくさんあって、誰かに見守られていると思うことがあります。
そう思うことが、心のよりどころになるのではないでしょうか。

水木さんが、「子供たちをつれて旅行に行くか。」と言います。
仕事を減らすとも。
布美枝さんは、「お父ちゃんが仕事せんでおらえれるわけないわ。」と言います。
水木さんの笑顔があれば、ここも少しは楽園に近づけると思う布美枝さん。
やっぱり、布美枝さんにとって、水木さんはとても大事な存在ですね。

今週は、貴司さんの死という悲しい出来事がありました。
それで、人の死について、いろいろと想うことがありました。


ゲゲゲの女房 第131回

2010-08-27 22:19:23 | ゲゲゲの女房
布美枝さんに、藍子ちゃんと喜子ちゃんのはんてんを渡すミヤコさん。
「貴司が言っとったよ。布美姉ちゃん、頑張っとるぞと。お母さん、思いだしとった。」

今日のひとこと
「何を思いだしても、貴司の笑った顔しか思いださんのだわ。」

ミヤコさんのことばです。
切なすぎます。
ミヤコさんから励まされる布美枝さん。

源兵衛さんが、「お母さんのことは心配すんな。わしがおるけん。」
と東京に戻る布美枝さんと暁子さんに言います。

家に帰ると、藍子ちゃんと喜子ちゃんが迎えてくれます。
しっかりと子供たちを抱きしめる布美枝さん。
「大丈夫か」と声をかける水木さん。
藍子ちゃんによると、「おとうちゃんは、おかあちゃんがおらんと家の中が暗いなあ。」と言っていたそうです。

天ぷらをあげてくれるイトツ。
秘伝の衣で教えられんと和ませてくれます。
布美枝さんには、水木さん、子供たち、義父母という強い味方がいるのですよね。

ミヤコさんの作ったはんてんを見つめる布美枝さん。
「笑顔しか思い出せん。めそめそしとったら、貴司が悲しむね。」と自分に言い聞かせます。
「死んでしまったってどういうことかな?」と姉に聞く喜子ちゃん。
「もう会えないということだよ。」と藍子ちゃん。
「もしもし、貴司おじちゃんですか。鬼太郎のおうち、ありがとう。みんな待っているから、遊びにきてね。」とおもちゃの電話で話す喜子ちゃん。
我慢していた涙があふれてとまりません。
布美枝さんも私も。


ゲゲゲの女房 第130回

2010-08-26 22:38:37 | ゲゲゲの女房
三日休んですっかり回復した水木さん。

安来の兄・哲也さんから電話。
貴司さんが海に落ちて亡くなったのです。
「大丈夫か。」と声をかける水木さん。
「こっちは、ええけん、しばらくおってやれ。」と布美枝さんの肩に手をおきます。
「おばば、なして貴司をつれてってしまうの。」とおばばの写真に語りかける布美枝さん。

翌日の午後、布美枝さんは、赤羽の姉・暁子さんと実家にかけつけます。
すでにだびにふされたあとでした。
「貴司、骨になってしまったわ。」と父・源兵衛さん。
切なすぎます。
子供たちの好物の岩のりをとりにいって、波にのまれたとのことです。

姉妹4人で同じ部屋で寝ることになります。
「おばばのつくるおはぎ、おいしかったね。」と会話がはずみます。
そのうち、貴司さんのことになり、「急におらんようになるなんて、私、納得いかんよ。」といずみさん。
「きっと貴司が悔しい思いをしとるよ。」と姉・ユキエさん。

貴司さんのことを想い眠れぬ布美枝さん。
酒屋に行くと、源兵衛さんがいました。

今日のひとこと
「親より先に死んでしまうのは親不孝だ。」

源兵衛さんの思いの丈を発したことばです。
まさにその通りだと思います。
人の死は、悲しいことですが、いつかはやってきます。
でも、親より子供が先に亡くなってはいけません。
親の気持ちを思うと、胸がはりさけそうになります。
本当に悲しくて、またいっぱい泣いてしまいました



ゲゲゲの女房 第129回

2010-08-25 22:01:51 | ゲゲゲの女房
藍子ちゃんが、エプロンのポケットに入っていた手紙を水木さんに渡します。
あらためて手紙を読む水木さん。ちゃんと机の引き出しにしまいます。

イタチこと浦木さんがやってきます。
水木さんが、「鬼太郎商品で迷惑しているところだ。」と言って倒れます。
過労です。
働こうとする水木さんを制する布美枝さん。
水木さんのために、はりきる布美枝さん。
布美枝さんの得意分野を発揮する機会です。お父ちゃんのために。

「辛かったら辛いと言って下さい。」と布美枝さん。
水木さんは、現代漫画社の赤字をうめようとして頑張りすぎたようです。
「私も貧乏は嫌ですよ。けど、あの頃のお父ちゃんは、いつも心が楽しくなるようなことを教えてもらっとったわ。だけん、私は貧乏していても辛くはなかったです。近頃のお父ちゃんは、あんまり笑っとらん。私、貧乏しとることよりお父ちゃんが笑ってくれん方が辛いです。」
「貧乏よけ大作戦を決行しとったんだ。先陣きって戦っているつもりが、部下たちを置き去りにしとったんだ。」
「後方部隊も信用して下さい。」
「手紙、読んだぞ。家の中まで仕事のゴタゴタをひきずってはいけんと思っとったんだ。」

今日のひとこと
「そげなことは、口で言わんでもわかると思ったんだ。」

男の人は、だいたいそうですね。女の人は、ことばで伝えて欲しいです。
最後は、めしの請求。水木さんらしいです。
布美枝さんの手をささえに、おかゆを食べる水木さん。
良いシーンです。
こうやって、二人で話すチャンスを神様は与えてくれたんでしょうね。



名子役たち

2010-08-24 22:42:18 | 日記
『ゲゲゲの女房』を見ていて、最近の子役たちは、演技が達者だなと思います。
以前は、子役=棒読み、かわいければOKみたいなところがありました。
今は、子役たちも訓練されて映像に登場するのでしょう。
そこで、私が印象に残っている子役たちをあげてみました。

直近では、やはり、加藤清史郎くんです。
『天地人』では、何度も泣かされました。
NHKの定番で、直江兼続の子供として再登場。
その後、子供店長として人気がでました。
しかも、CD発売まで。これは、ちょっとやり過ぎかなと思いましたが。

大好きなドラマ『瑠璃の島』が、あります。
そのヒロインを演じたのが、成海璃子ちゃん、もうちゃんづけの年齢ではないのかもしれませんが、子役としてということで、ちゃんで通したいです。
大人びていて、役にはまっていました。
今でも、活躍中です。将来有望な女優です。

朝ドラ関係では、忘れてはならないのが、『おしん』の小林綾子ちゃんです。
おしんの成功の大きな役割をはたしていました。
方言が上手でした。
『ふたりっ子』の三倉茉奈ちゃんと三倉佳奈ちゃん。
このドラマも、二人のおかげで大ヒットしました。
ずっと昔だと『鳩子の海』の斎藤こず恵ちゃん。今、どうしているのでしょうか。

大河ドラマでは、『義経』の神木隆之介くん。
タッキーより人気がでたみたいで、回想シーンが多くありました。

NHKとは、全く関係ないですが。
志田未来ちゃん。
映画『誰も守ってくれない』を見て演技に感動。
ちょこちょこドラマに出ています。
彼女も、将来伸びると思います。

まだ忘れている人がいるとは思うのですが、このブログを読んで下さる方々にとっての名子役は、誰でしょうか?

ゲゲゲの女房 第128回

2010-08-24 22:27:14 | ゲゲゲの女房
締めきりが迫り、寝不足で疲れ気味の水木さん。
漫画を書くのも大変そうです。

家族で夕食。
体を心配して水木さんに声をかける布美枝さん。
それに対し、つれない水木さん。
「今度の日曜日、富士山に行くけん。」
「私、行かない。」と珍しく自己主張する布美枝さん。
「ええけん、おれのゆうとおりにせえ。」と水木さん。
「いらんこというな。口出すな。お父ちゃんは、近頃いつもそればっかり。私にだって気持ちは、あるんです。」と言って家を飛び出します。
おかあちゃんの家出です。

泣く喜子ちゃん。私が涙するきっかけです。
台所の洗い物をする藍子ちゃん。悲しみをこらえているだけに切ないです。
「何がいけんだったんだろう。あの人、前は、いつも笑っとったな。あの頃に戻りたい。」と昔を思い出す布美枝さん。
「何しとるんだろう。」と我に返り、家へ。
その影に気づき笑みがこぼれる藍子ちゃん。
布美枝さんが帰ってきます。
「お姉ちゃんが、絶対にお母ちゃんは帰ってくるっていってたもん。」と喜子ちゃん。
「私、ちっとも心配じゃなかったよ。」と藍子ちゃん。

今日のひとこと
「お母ちゃんが帰ってくるところは、ここしかないもんね。」

布美枝さんが、子供たちに向けて言うことばです。
水木さんと顔をあわせますが、ことばなし。

翌日、親子三人で買い物から帰ってきたら、家出したのではないかと心配していたイトツ、イカル、そして水木さん。

今回は、涙をいっぱい流してしまいました。
布美枝さんの行動が、わがことのように思えて。
家出は、お父ちゃんの迎えが欲しかったのですよね。
それに、素直に気持ちをあらわす喜子ちゃんに加え、しっかりとしていながら健気な藍子ちゃんに、特別多くの涙を流しました。
子供技は卑怯だな。



ゲゲゲの女房 第127回

2010-08-23 22:29:27 | ゲゲゲの女房
貴司さんから、大きな荷物が届きます。
「いってきます」といったん外に出て、仕事場に向かう水木さん。
布美枝さんは不信に思いますが、私は水木さんの気持ちがわかるような気がします。
家庭と仕事を区別したい、切り替えたいという気持ちです。

貴司さんからの荷物は、鬼太郎の家でした。
喜子ちゃんが、鬼太郎ハウスで遊びます。
おもちゃの電話で、おじちゃんにお礼を言います。かわいいです。
喜子ちゃんが書いたお父ちゃんの絵にひげがあるのが、気になる布美枝さんです。

加納さんが取材にきます。
居間で、布美枝さんと加納さん。
加納さんは、ゼタのことを心配しています。それから、現代漫画社さんの倒産の話。布美枝さんにとっては、初耳です。
家族写真を見ながら、
「布美枝さんは幸せね。いつも水木先生に守られていて。私にもこういう人生があったのかな。でも、両方望むのは、欲張りですよね。」
仕事を生き甲斐にする加納さんと家庭を守っていく布美枝さん。
行き方としては、対局にあると思います。どちらも一生懸命生きているのですから、どちらが良いとも言えません。

今日のひとこと
「いらんこと、ゆうな。」

水木さんは、布美枝さんに仕事に口出ししないように言います。
そのときに言ったことばです。きついです。

近頃、ろくに話もしていない水木さんと布美枝さん。
布美枝さんは、水木さんに手紙を書きます。
できることがあれば、自分にさせて欲しいという主旨の手紙です。
「わかっちょらんなあ」と水木さん。
翌日、布美枝さんは、ゴミ箱に捨てられた手紙を見つけます。

たいてい、水木さんの行動は理解できるのですが、今回ばかりは、「それはないでしょ、水木さん。」と言いたかったです。
たとえ、意味ないと思っても、手紙を捨てるのはよくありません。布美枝さんが、ゴミ箱からそれをみつけることが、わかっているのに。
私ならすぐ家出するかもしれません。
今週の副題は「おかあちゃんの家出」ですよね。


ゲゲゲの女房 第126回

2010-08-21 21:12:52 | ゲゲゲの女房
朝、玄関で、大丈夫かなと藍子ちゃんを見送る布美枝さん。
イカルも同様に、藍子ちゃんのことを心配して出てきます。
布美枝さんが、イカルにお礼を言います。
イカルは、子供は親にだけは心配かけたくないと思って隠すから、そのために年寄りがいるのだと言います。
最近は、あまりみなくなった、三世代同居。
お嫁さんは辛いけれど、孫のためには、おじいちゃん、おばあちゃんとの同居は、なかなか良いものだと思います。親が教えてあげられないことを、おじいちゃん、おばあちゃんは、教えてくれるからです。

学校で。
智美ちゃんが藍子ちゃんの味方ということがわかります。
もつべきものは、親友です。本当の友達は、どんなときも味方になってくれます。

ゼタの深沢さんが、訪ねてきます。
「水木さん、幸運を引き当てたな。」と変わらない布美枝さんのことをほめます。
水木さんが、
『総員玉砕せよ!』に、とりかかる決意表明。
深沢さんに、『ラバウル戦記』を見せます。

今日のひとこと
「戦争は無茶なんですよ。もっと生きたいというあたりまえのことを許さんのですから。」

水木さんが、深沢さんに言ったことばです。
次に書く漫画には、すべてをこめようと思っていますとも。
そのことばを聞いて、深沢さんの心も動いたようです。
ゼタの幕引きの相談に来たそうですが、もう少しあがいてみるかと、幕引きを踏みとどまります。

最後は、家族で線香花火。
花火もいろいろありますが、線香花火が好きです。
線香花火が、今週の終わりにでてくるというのも、意味深です。





甲子園

2010-08-21 20:57:51 | スポーツ
優勝が、決まりました。
沖縄県代表、興南高校です。
おめでとうございます!

沖縄県勢では、夏の優勝は初とのことです。
しかも、春夏連覇は、6校目。
すごい記録です。

結局、今回の大会で、終始見たのは、広陵と聖光学院の一戦のみでした。
ときどき、観戦していましたが、興南高校の決して負けない強さを感じました。
高校野球が終わると、夏が終わるなあと思います。
今年は、残暑がとりわけ厳しいですが。



夏休みの昼ご飯 2

2010-08-21 13:14:50 | 食事
そうめんです。

ブログを始めた頃、そうめんは紹介済みですが、夏休みのお昼ご飯には、はずせないメニューですので再掲です。

写真は、トッピング。
卵、かにかま、焼き豚、みょうが、きゅうり。
写真に写っていないものとしては、ネギ、もみのり、トマトです。
家庭によっては、違うトッピングもあるでしょうね。

ゲゲゲの女房 第125回

2010-08-20 18:59:09 | ゲゲゲの女房
総員玉砕せよ!の命令が、支隊長から、下ります。
三井さんたちは、玉砕に反対した中隊長と共に、山にこもります。
ゲリラ戦に40数名、玉砕で生き残った人たちを含めて、生存者は100名以上。
生きていてはいけない兵隊。
総員玉砕という命令が出た限り、全員死んでいなければならなかったのです。
二人の将校が自決させられます。
次の戦闘で、真っ先に突撃して死ぬことを求められていたのです。
生きていることが罪になります。
大きな戦闘もないまま、終戦。

水木さんは、
「戦争で死んでいった者は、かわいそうですなあ。」と言います。
以前、水木さんは、生きている人には同情せんと言ってましたね。
死んだ仲間たちの夢をみるそうです。
夢の中で、仲間たちは、
「村井、俺たちのことを書いてくれ。」
と言うとのことです。
死んでいった人たちは、どれだけ無念だったことでしょう。

喫茶店「再会」
藍子ちゃんとイカルの姿が。
藍子ちゃんが、今までのいきさつを、イカルに話します。
イカルは、
「ええ顔しようとするけん、そげなことになる。うそをついていないなら、ほっときなさい。自分が間違っていないなら、それで、ええ。」
「戦争の時には、ばかばかしいことがたくさんあった。」と自分の経験談を話します。
ただ、布美枝さんが作ってくれたプレゼントを捨てることはいけんと言います。本当の嘘つきになるというのです。
最後に、イカルが藍子ちゃんの頭をやさしくなでるシーンが良いです。
喫茶店では、「瀬戸の花嫁」が、かかっていました。時代がでていて懐かしいです。

家に帰って、藍子ちゃんは、布美枝さんにも話をします。
「頼まれたときに断れなかった自分が悪い。」と反省します。
それから、布美枝さんが作ってくれたプレゼントを捨てようとしたことを謝ります。
布美枝さんは、藍子ちゃんは自分の幼い頃と一緒だと言います。
「お父ちゃんが、ええこと言っとったよ。」

今日のひとこと
「くよくよ考えるより、前に進む強い意志が大事。」

と水木さんが言います。
それから、自分は腕一本なくしただけで、生きて帰れたので、幸運だったとも。
戦争体験につながります。

私自身、喜子ちゃんタイプではなく、藍子ちゃんタイプの人間なので、藍子ちゃんの悩みが自分のことのように、理解できました。
布美枝さんも鈍感なように見えますが、案外我が子のことというのは、見えていないことが多いものです。
戦争体験の話といい、藍子ちゃんの悩みといい、身につまされる週となっています。
明日は、どんな展開が待っているのでしょうか。

18日の深夜、『ゲゲゲの女房』は、クランクアップしたというニュースがありました。
終わりが近づいたなという実感です。
終わってしまったらと思うと、今から切ないです。