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のぼたん農園 管理運営について

2023-11-14 04:01:08 | 楽観農園


のぼたん農園 管理運営について、

1,目的    自給農業の技術を確立する。

2,田んぼ   
  各担当  一番、笹村、吉盛、 二番、ぬちぐすい、 三番、中川、笹村 四番、渡部、 五番、圷、 六番、三線、 七番、ゆんたく
 各田んぼはそれぞれで管理する。収穫したお米の10%を会に提供する。提供されたお米は地主さんや体験参加された方へのお礼に当てる。

3,水牛    
 緊急連絡は干川さん、福仲さん、嶋田さんに行う。
 可能なときは柵の外に繋ぐ。月一回の勉強会を行う。柵の定期点検を行う。
 安全管理を目標に、家畜としての水牛の飼育を行う。

4,果樹園   
 叢生栽培で行う。果樹は風に弱いので、大きくなるまで周囲の草を刈るときは注意してください。やれる人で周辺の草刈りを行う。

5,麦等の畑
 麦畑は昨年同様に行う。大豆(よい品種を探す)、田芋、サトウキビ(苗を)、パイナップル作る作物を増やして行く。管理は希望する人で行う。

6,溜め池  
 溜め池の草は水牛にきれいにさせる。一番溜め池を広げる。
 井戸から三番と七番には水を入れるホースを引く

7,道路と放牧地  
 定期的にハンマーモアーで草刈りをする。道路はいつも軽トラで通れるように管理。

8,機械管理  
 トラックター、コンバイン、籾すり機、発電機、草刈り機(エンジンと電気)、唐箕、石抜き機、精米機、
 機械は全員が仕えるるように練習する。また機械整備の方法を覚える。

9,会計    
 担当:圷さん
 1グループ1田んぼ 年会費1万円。地代、肥料代、燃料代、消耗品など

 「のぼたん農園」は2021,11月から開墾作業を始めた。契約としては2022年からと言うことだったが、地主さんが、いまから始めてかまわないと言うことで、11月から始めた。最初は荒れてしまっていた牛の放牧地に、水牛を繋いで。徐々に草を食べさせて、現状を把握すると言うことからだった。

 あれから、2年が経過したことになる。おおよその形は出来た。田んぼが2セが7枚。田芋などの畑が2セ5枚。一反の麦畑。果樹園が五反ほど。溜め池が4つ。水牛は3頭。牧草地が3カ所で1,5㏊。そして機械小屋と稲の干し場。軽トラダンプがある。機械は必要なものは揃ってきた。

 今の崎枝に移る一年前に名蔵のシーラ原で田んぼを始めたので、田んぼ勉強会としては、3年が経過したことになる。のぼたん農園は伝統農業による自給体験農場を目指している。石垣島は年間温暖で自給農業に恵まれている場所だ。稲で言えば、13度以上で成育するが、15度より下がることがない。

 一年中稲作が可能な土地だ。この有利な条件を利用して、年三回の収穫が出来る、ひこばえ農法の確立を目指している。もう一つ、アカウキクサ農法も取り組んでいる。年三回の耕作が肥料を持ち込むものなく可能になるためには、アカウキクサを上手く利用することだと考えている。

 栽培は有機農法で行うが、各担当者の考え方で、それぞれのやり方を尊重して行きたい。いずれも自給農業が目的である。石垣島は小田原とくべると、稲に病気が多い。イノシシやネズミ獣害もある。得に鳥の害が目立ち、その対策も検討を続けているところである。

 果樹は一年中草刈りが必要で、牧草がどこにでも出てくるために、夏場は暑さのために困難で、草に負けている。石が多く、三番田んぼの1セばかりの畦の畑から、軽トラダンプ一杯の石を拾った。それでも石が取り切れたと言うことでは無いほど未だに石が出てくる。

 自給農業の冒険をしているのだから当然のことだが、大変なことは次々に出てくる。。それを乗り切るためには楽しんでやることだと思っている。だから楽しくやれることだけを、やれば良いと思っている。やりたい人がやる。これがのぼたん農園の方針である。

 勇水に関しては、現状では7枚の田んぼをまかなうことが限度である。7グループでよい状態である。登録メンバーは38人いるが、自給祭には30人の参加だった。丁度よい人数になっている。新たに入りたい人がいた場合は、3番田んぼに私の代わりに入ってもらうつもりだ。

 11月12日に自給祭を行った。35人が集まった。メンバーとしてラインで登録している人が、39人だから、ほぼ集まったと言うことになる。雨が降ったのだが、幸い先日作った機械小屋脇の屋根があったので、ここに机を並べて、濡れないで楽しむことが出来た。

 三線田んぼの人達が三線で参加してくれたので、石垣らしい自給祭になった。水牛講習会をいつもやってもらっている、水牛の専門家の嶋田さんは八重山民謡で最優秀賞を受賞している人だ。すらばらしい仲良田節を聞かせて頂いた。普段ぼそぼそ語る嶋田さんの美声に驚いてしまった。

 仲良田節」は西表で最も古い稲作集落の祖納、干立と言う地域で生まれた歌で・・・シコマと呼ばれる初穂狩りの儀式(初めて稲を刈った日に、その初穂を神様に奉納する儀式)の日から、7月下旬に行われる「豊年祭」(五穀豊穣を祝い、来年の豊作を祈願する伝統行事)までの日しか歌う事が許されない神聖な歌。 ーーーやまねこキッズブログより

 玄米を炊いて食べた。圷さんが手がりをして、足踏み脱穀機で収穫した貴重なお米だ。味もかなり上等なものだった。後は持ち寄った肉や野菜を集めて作った豚汁。私は小田原の大豆で納豆を作って持って行った。毎朝食べているものだ。大満足の食事だった。

 3カ所の田んぼの人が、一回だけの耕作にしたいと言うことだった。一年中田んぼをやることが大変。特に夏の間が作業が負担と言うことだった。夏の暑い間の作業にならないように見ようと言うことになった。見ようと言うことになった。

 田んぼの予定。11月中に苗代を作り、11月27日か28日浸種、苗代造りを行い、12月2日か3日播種。苗の生長を見て、12月終わり頃か1月初めに田植え。5月連休前後に稲刈り。品種は、今のところ「ミルキーサマー」と「ゆがふもち」
 
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