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太陽光アレルギーを発症した。

2022-08-12 04:00:43 | 暮らし

 熱い陽射しの中、ソルゴーが成長している。1m50位になっただろうか。すでに風よけの効果は上げている。穂を一株だけ付けた。のぼたん農園は海に面した斜面にある。風の通り抜ける場所である。風よけを考えない限り、良い農業は難しい。防風林が生長するまではソルゴーで風よけを作ろうと考えている。

 石垣島の強い陽射しのためか、あるいは歳をとって肌の耐久力が落ちたのか、東上先生が言われるように、人を責める為に出てくるのか。いずれにしても夏になると湿疹が出るようになった。日光過敏症、日光アレルギーというものだと思う。

 たぶん強い陽射しで肌が焼けて、あせもが悪化するのだろう。理由はともかくこの痒さには耐えがたいものがある。日光アレルギーは石垣島の余りに強い日光に耐えきれないのだと感じている。当然長袖を着ているのだが、一枚の布くらいでは防ぎきれないほど強い陽射しだ。

 最初は日焼けぐらいから始まるのだが、いつの間に火傷のようになり、そのうち腕がパンパンに腫れてきて、腐りかかっているかのようになる。腕が痛くて動かせないほどになる。何か両腕がどす黒い棒のようになり、不気味な様相である。そして表面がただれているのだから、人が見たら近づかない状態である。

 そのうちそこに生じた毒素のような物が全身に広がり始める。日光じんましん状態になるのだろう。これが4週間ほど続いた。まったく耐えがたい。治る見込みもない。諦めて、アイランドクリニックという皮膚科で去年に続けて見てもらった。昨年も頂いた、塗り薬で完治したので期待して出掛けた。

 それでも1ヶ月ぐらい我慢をしてからのことだ。何とか直るのではないかと我慢を続けた。ヨブのつもりである。何が悪いかが分からないというところの罪だ。しかしついに我慢が出来なくなった。昨年もやはり悪化してから、見て頂きステロイド剤を頂き、塗ったらかゆみがすぐに取れ回復した。それなら早く行けば良かったとあのときも思ったのだが。余り効きすぎる薬というのもちょっと嫌だ。

 ステロイド剤を使いたくないという気持ちがあり、なかなか病院には行かないでいた。抗生物質入りの飲み薬も使いなさいとも言われるのだが、抗生物質は飲みたくないので前回も、今回もお断りした。時間がかかるでしょうが、根気よく直して下さいと言うことだった。我慢が限界まで来ていた。腕が痛くて何も作業が出来ないところまで悪化した。

 さらに手の指の間にまで広がってきて、キーボードスムースに打てないほどになった。かゆみというものは中々厳しいものである。ついに我慢が限界まで来て、愛島クリニックへ見てもらいに行った。ところが、日曜日月曜日が休みで、この2日間一番辛かった。

 この病院は4月から新しくネット予約になったようだ。ホームページから予約が30分ごとに入れられるようになった。去年はこんな便利な物はなかった。夕方の4時30分なら、のぼたん農園から戻れるので、この時間にしメデ

 愛島クリニックは皮膚科専門の病院である。石垣島にこういう病院があってくれて、実に有り難い。石垣島のような強光線では肌のトラブルは多いいのではないだろうか。石垣島の方が、医学を勉強して島に帰られて開業したと書いてあった。

 ホームページを予約で見てみると、実はこの病院は美容クリニックも併設しているようだ。前回はそういうことには気付かなかった。そういえば受付の女性が若くてヤケに化粧している。時代の流れで要望が強くなり、新しく始めたのだろうか。いずれにしても、なかなか忙しそうだから、見てもらう方としては良かったことだ。

 今回は、あせもの悪化を避ける予防法を教えてもらいたかった。どうしたって、夏真っ盛りに畑や田んぼをやるのだから、強い日にさらされる。汗も大量にかく。長袖を2枚重ねで着ていたのだが、だめだった。汗を描かないと言うことは出来ない。

 今度は夏はウールのシャツを着るようにするかと考えていると、ネットで調べるとUVカット衣料が売られていることが分かった。これを早速、小田原に行った時にワークマンで購入した。もうシーズンも終わりで、大分商品がなくなっていて、残り物の3枚を買ってきた。腕の所だけ2重にした。

 今回は腕と首筋である。前回は足まで火ぶくれに成ったのだが、今回は腕と首だけだから、まだましである。アイランドの先生によると、作業の前にワセリンを塗るようにと言うことだった。悪い今塗る訳にはいかないので、しばらくしたら作業するときにはワセリンを塗ることにする。

 結局の所歳をとり、皮膚が乾燥して弱くなっていると言うことなのだろう。あと4年半はあせもなどと言っているわけにはいかない。なんとしてものぼたん農園を完成させなければならない。夏に厚着をして居て汗をかいてあせもになる。これと日光アレルギーを避けるのはどう考えれば良いだろうか。

 ステロイド剤で効果が出ているので、ステロイド剤を旨く使って改善したいと思う。ステロイド剤はかゆみをすぐにとってくれる。効果抜群だから少し不安にも感じる。世間にはステロイド剤薬害が流布されているが、使い方次第で薬害は起きないと思う。特に塗り薬で薬害が出ることは特殊例だろう。

 まずかゆみを取り除いてくれるだけでも有り難いことだ。かゆみと言う物は精神が痛めつけられる。痛みよりかゆみは心を落ち着かせなくする。ステロイド軟膏をどう使えば良いか。私流に昨年学習した。かゆみのある辺り一帯に、12時間おきに塗る。

 痒くなくなっても、一週間は続ける。一週間して改善されたらば、ワセリンを12時間おきに塗る。そして、3日置きくらいにステロイド軟膏を塗る。これを又一週間継続する。その後はワセリンだけを塗り続ける。これで前回は改善された。

 ステロイド剤を調べてみた、
「副腎皮質ホルモン」の中でも機能的に「糖質コルチコイド」と「鉱質コルチコイド」に分類されます。主な作用として、糖質コルチコイドは血糖値を上昇させたり、ストレスや免疫を抑えたり、炎症を抑える作用があり、鉱質コルチコイドは腎臓でのナトリウム、カリウムのバランス調節を行なっています。医薬品として用いられるいわゆる「ステロイド剤」は糖質コルチコイドに分類されるステロイドホルモンまたはその類似物質を人工的に合成したものです。 ステロイドは細胞の中に入ることができて、核内の遺伝子に直接作用するため、その作用は大きく持続時間も長いので、様々な病気の治療に用いられており、多大な効果を発揮します。

 細胞の中に入り込んで炎症を抑えているらしい。下手に塗ると水虫が広がることになる。皮膚が持っている免疫作用を奪ってしまうのだろう。遺伝子に作用するというところが、頼もしいようにも思えるし、怖いようにも思える。確かにかゆみを抑えてくれることだけは有り難い。

 なんとしても、ほどほどに作業しながら、太陽光をかわそうと思う。作業が出来なければ、農業者としてだめだ。十分な日光対策をして、もう一息、頑張って行こうと思う。
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