ウィーンで研究留学!

以前はウィーンでの留学生活を綴っておりました。今後はクラッシック音楽を中心に細く長く続けていけたらと思っています。

竜王の新刊、飛ぶように売れてるんじゃないでしょうか?

2009年08月10日 23時39分12秒 | 将棋
超久しぶりにして唐突な更新ですが、今日本に帰っています。別にお盆を狙ったわけではなくて偶然なのですが、とにかく帰ってすぐにしたかったことは評判の高い渡辺竜王の新刊「永世竜王への軌跡」を買うこと!だったのですが。。。ないんです。はじめに成田から京急で上野まで来てすぐ近くのTSUTAYAで見たら、将棋関係は入門書数冊でがっかり。でもそのあと普通に将棋の本を置いている行きつけの本屋にもどこにもなく、店員に聞いてみると一冊は入ったんだけど売れてしまったようです、という感じ。普通これだけの新刊だとだいたい置いてると思うのでどうやらかなり売れているようです。こうなったら渋谷東急の将棋祭りにいってサイン本を買うか!とも思いましたがさすがにそんな余裕は無く、未だ手に入っていません。明日は羽田から飛行機に乗るのでいつも将棋の本を買う浜松町の駅ビルの本屋さんに当たってみます。ここはかなり将棋関係が充実しているのできっと平積みになっているに違いないと期待していますが、果たして。
ちなみに梅田さんの「シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代」は平積みで見つけてほとんど読んでしまいました。期待通りの内容でした。概念的に新しいメッセージを、丁寧にかみ砕いて繰り返し一貫して展開しているところが、一般向けな啓蒙を強く意識しているなあと思わされました。そういう意味では竜王の「頭脳勝負」と同一線上にあるとも言えますね。(もちろん梅田さん自身強く意識されていることでしょう。)ただし私にとってはウェブ観戦記はかなりしっかり読んでいるし、実際に新しい部分が少ないうえに重複が多いので分量の割に刺激が少ないと言う印象は否めませんが、最後の羽生さんとの対談がまたエッセンスを加えていてさすがの構成という感じもします。どうかと思うのは内容じゃなくて、この本のたすき、もうちょっとスタイリッシュにならなかったものかと。こんなレイアウトだったら誰にでも出来そうなもので、梅田さんのイメージにはちょっと合わない気がします。
外見という意味では、ちょっと不思議に思っているのは竜王の本の表紙の写真で、なんでこんな自信なさそうな顔なのかなあと思ってしまうのですが、これはさすがに竜王の意志が反映されているはずで内容を読んだら納得するのかなあと思っています。もし時間があったら感想を書きたいところですが、まあどうなりますか。そう、運命の流れがうねりまくっていてなかなかそれどころではないんです。

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