ウィーンで研究留学!

以前はウィーンでの留学生活を綴っておりました。今後はクラッシック音楽を中心に細く長く続けていけたらと思っています。

N響B定期(木)

2019年09月26日 23時58分50秒 | 音楽(クラシック)
学生の頃憧れだったN響サントリー定期会員の2年目。本当は曜日を変えたんですが、初回から都合が悪く振替。なんと前シーズンの席のすぐ近く、二つ右に寄ったところで、右隣だった学生風の青年は同じ席で更新したらしく、私を見てすぐ道を譲ってくれてんですが、その必要はなかったというややこしい状況。
席を(曜日も)変えたのは前の男性がなかなかヤバイ感じで、頭頂の薄い髪はいかにも不潔、風向きに寄って体臭がかなりキツく、しかも演奏中に乗り出すは、突然プログラムを高々と掲げて読み出すは、かなり不愉快だったので。その男性はやはり同じ席にいらして、同じことをされていましたが、今回は体臭からは解放。周りの人は気の毒です。定期会員って隣とか前とかの人が固定なのがなかなか難しいですね。本来の席はどうなのか、来月がドキドキです。
さて今回は音楽監督パーヴォ。ソリストはパユ。
Tüür Searching for Roots (Hommage à Sibelius) (1990)
Nielsen Flute Concerto
Sibelius Symphony No. 6 D Minor Op. 104
Sibelius Symphony No. 7 C Major Op. 105
前半に現代曲というのはやはり厳しく、今日はギリギリでホールに駆け込んだこともあり、かなり寝てしまいました。ニールセンはもうちょっと聴けるかと思ったんですが、一度寝てしまうと立ち直るのは難しい… パユはアンコールでVareseのDenstlity 21.5を吹いてくれました。ここ一年以内にこの曲二度目。流石にプラチナのフルートでは無かったと思いますが、なかなかの熱演でした。これは流石の技量で、なんとか吹いてるレベルではこんな熱い演奏は出来ないでしょう。
休み時間に定番のコーヒーとアイスクリームで後半に備えます。経験的には前半寝ちゃった時は逆に後半の集中力は得られます。
後半期待のシベリウス。6はザンデルリンクの録音で、7はマゼール、ピッツバーグのシャープな録音で昔はかなり聴いていました。6はなかなか難しい曲だと思います。N響もあまり経験がないらしく、今回のゲストコンマスにややついていけてない感じでしたが、熱演だったと思います。休みなく演奏された7は大好きな曲で、マゼールの印象が強すぎ、やや表情が明確でない感じがしましたが、まあマゼールはやややり過ぎなのでパーヴォが間違っているわけではないかも。実演としてはとても良い演奏だったと思います。
しかし昨年から何度もパーヴォ指揮のN響を聴いてきて、やはりなんか冷たいというか、心に響かない感は否めません。去年も一番良かったのはノセダ、パーヴォはいつも良いんですが、なんでですかね。ネーメの方がそういう意味では心に入ってくる音楽でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。