どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

引っ越しの当日、カレーの鍋を洗っていなかった件について

2013年05月26日 | little story
4月ってのは新生活で気を張っているのか、
草木が芽吹く季節だからなのか、
周囲からは、やるぞ、がんばるぞ、みたいな雰囲気を感じる。
(俺はそんなことはない。それなりにはがんばるけれども)
そして、5月の連休を過ぎると、どこか、疲れが出る気がする。
(そこは俺も同じ)

そんな時期に、新潟で出逢った友達、後輩と久々に再会できて良かった。

もうかれこれ10年の付き合いになるのか。
出逢った頃は、それぞれが社会人なりたてだったけれど、
今は、それぞれに後輩ができ、部下ができた。
時間の経過をすごい感じる。だけど、中身はそんなに変わっていない。

「なんか漫画みたいだな」
「課長島耕作みたい。そんなにいいものではないけれど」
その頃の空気が一気に蘇る。


「引っ越しの当日、業者が来る時間に家にいないしな」
「そうだった、そうだった。サービスエリアで寝てて、寝坊したな」

「引っ越しの当日に、カレーが入った鍋を洗っていないってありえないですよねえ」
と後輩は言うが、まったく覚えていない。
「そうだったけか、そりゃあ、最低な奴だなあ」


引っ越しを手伝ってもらってありがたかったなあ、という話ではなく、
今もこうして、つきあいが続いているのがありがたい。


パワーをもらった1日だった。
まあ、明日になればなくなっているだろうけれど。

パワーはすぐになくなれど、
たまあには、こんな日も必要だよね。



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マネーボール

2013年05月22日 | movie
今シーズンは、よく野球を観ている。
だからというわけじゃないけど、この映画を観た。





マネーボール。


メジャーリーグ、アスレチックスのGMであるビリー・ビーンの物語。

主力選手が金持ち球団に引き抜かれ、
限られた予算の中で選手を補強をする。

その補強の仕方が一風変わっている。
データ重視。
どんなデータかというと、出塁率。
いかに塁に出たかという数字。
出塁率とは、ヒットだけではなく、四球も死球も含まれる。
よって、打率はあまりよくなくても、四球と死球が多ければ、出塁率があがる。
打率が高い選手は、年棒が高いけれど、
打率が低いけれど、出塁率が高い選手ってのは、あまり年棒が高くない。
そこに目をつけたわけ。

2002年のシーズンは、そんな状況で、チームは、20連勝の偉業を成し遂げる。
この映画は実話。

野球として観てもおもしろいし、
組織で働く難しさみたいな視点で観てもおもしろい。


ちなみに、ビリー・ビーンの娘が歌う唄が何気に良い。


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稲中は読んだことがないけれど

2013年05月21日 | book
稲中卓球部を書いた古谷実の漫画を、ここのところ立て続けに読んだ。

ヒミズ 1 (ヤンマガKC)
クリエーター情報なし
講談社


ヒメアノ~ル(1) (ヤングマガジンコミックス)
クリエーター情報なし
講談社


稲中卓球部は読んだことがない。
周りの友達の間では流行っていたけれど読んでいない。

上の2冊は、シリアスな物語。
ところどころに散りばめられている言葉が良いんだよね。



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俺はまだ本気だしてないだけ。

2013年05月20日 | book
俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)
クリエーター情報なし
小学館



俺はまだ本気出してないだけ。


タイトルに惹かれてとりあえず借りてみた。
まだ1巻しか読んでいないけれど、おもしろい。


40歳で仕事を辞め、漫画家を目指すおじさんの話。


昔から漫画家になりたかったってわけではなく、
このまま仕事していたら後悔すると思ったんだろうね。

それで仕事を辞めた。

何がしたいかもわからない状態で、
娘がいるのにもかかわらず、
仕事を辞めた。



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SFばっか観ている

2013年05月19日 | movie
最近、よくDVDを借りてきて観ている。
今日も4本観た。



午前は、スターウォー4と5。



夜は、スターウォーズ1と2。



あと、スターウォーズ3を観れば完全制覇なのに、
3だけ全部借りられていた。


SFばっかり観ている。


たまたま嫁さんが録画していたアバターを観たところから始まった。
アクションとか、SFとか、あんまり考えない派手なのが良いなって思っていたんだけど、
アバターを観た後、戦争のことを考え、そのままの勢いで夢にまでアバターが出てきた。


アバターを観終わった後は、猿の惑星を観た。
猿の惑星もおもしろかったし、スターウォーズもおもしろかった。


スターウォーズ1作目の公開が1977年なんだもんなあ。
35年前。
すげえなあ。



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底のさらに底からの言葉

2013年05月18日 | book
その友達とは、長いつきあいになるが、
これまで好きな本、おもしろかった本の話をした記憶がない。

その友達が、珍しく、本の話をしてくれた。
「今までで一番、おもしろいかもしれない」って紹介してくれた本が、


車谷長吉の人生の救い。

車谷長吉の人生相談 人生の救い (朝日文庫)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

※クリックするとamazonへとびます。


珍しく友達が紹介してくれた本だから、どんな本なんだろうか、と俺も買った。


雑誌で人生相談を掲載していたものを一冊にまとめたもの。
友達は、この本を読んで、少し気持ちが楽になったんだろうなって、勝手に想像して本を閉じた。


底のさらに底からの言葉。


と、言えば良いのだろうか。



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東北6県、約160種類の本という形をした表現

2013年05月12日 | book

盛岡市、シグ・アートギャラリーで行われていた「ZINE STOP 2 tohoku」に行ってきた。
東北6県のZINE、アートブック、画集、写真集、絵本など「本」を展示・販売している企画展。
その数、約160種類に及ぶ。

この中の気に入った数冊を買って帰ろうと、一人審査を開始。
1冊、1冊をペラペラと、ざっざっと読む。
あっという間に1時間が経過。

買った2冊はこれ。


Toshiyuki Tyra/XXS vol.2

イラスト集。
「スケールの小さいZINE」
作品紹介がうまい。
スケールが大きい作品って言葉は耳にしそうだけど、
スケールが小さいってと言葉に新鮮さと、興味をそそられる。
中身も申し分ない。なるほどな、確かにスケールが小さいよねと納得。
うける。うけるというか、どこかほのぼのとした作品。



たてとよこ作業室/ななめに歩く

本好きの2人の作家さんが、本好きの人たちのために書いたZINE。
行った時には売り切れで、売り切れになっていると、余計欲しくなるってなもんで、
ああ、このZINE買いたかったなあ、と思っていたところに、そのZINEを作っている作家さんが、納品しに来た。
ラッキー。
内容も読みごたえがある。隅々まで読んだ。



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桜前線を追いかけて

2013年05月04日 | art
朝5時と少し回った頃に布団から起きて窓の外を眺めた。
天気予報は雨だったが、まだ雨は降りそうにもない曇り空。

連休初日。
桜前線を追いかけて弘前公園へ。

混雑を避けるため、朝6時に行動開始。
予想を超えた人の数。
混雑してるという程ではないけれど思いのほか人がいた。
満開を予想していた桜は2分咲きか。ほとんどが蕾。
寒さに耳が若干痛くなる。そんな気温。
花見のため場所とりしている人のテンションは聞かずともわかる。そんな気温。
「満開だったらきれいだろうね。来週は見ごろかもね」って言いながらの花見。
桜前線を追い越したみたい。

弘前公園のあとは十和田市へ。
十和田市現代美術館へ。

桜。満開。上の写真がそれ。
チェ・ジョンファの作品『フラワーホース』と桜。
いやあ、良い時期に来た。

館内はロン・ミュエクの『スタンディング・ウーマン』という巨大なおばさんが出迎えてくれる。
でかさと作品の細かさにびっくり。今にも動きそう。
企画展のflowersも良かった。


十和田市現代美術館を観終わった頃に、
雨は激しさを増した。


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思い出はいつもの日も雨

2013年05月01日 | little story
両親と兄弟姉妹と自分達だけの、ほんのささやかな結婚式を、先日、行った。


結婚を申し込んだ日が雨で、
ロケーション撮影の日も雨、
入籍の日も雨だった。

さすがに結婚式は晴れるだろう。週間天気予報でも晴れだ、と思いきや当日は雨。
思い出はいつの日も雨。


結婚式は神前で、三三九度とか、もろもろ一通りを終え、
二人並んで、参加者である両親と兄弟姉妹に挨拶をする時、
雷が鳴り、救急車のサイレンがけたたましく鳴った。


苦笑い。


一列に並んで座っている両親、兄弟姉妹からも拍手と苦笑いが贈られた。


あの光景が一番、忘れられない。


追伸:
今回、一部始終を、友人であり、カメラマンであるMIZUHOさんに撮影していただいた。
写真の完成が楽しみで仕方ない。




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