どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

十勝地方の一号店

2008年08月31日 | rakuunanzyuku
「ポストカード営業に行くのは、100本ノック以来だなぁ」と、
インターネットのタウンページで置いてくれそうな場所を検索し印刷をした。

印刷した住所を見ながら、道の駅マップで、これから行く場所を考える。
道の駅マップは、親戚のおじさんからもらったもので、
おじさんは、北海道の道の駅を、昨年だったかに制覇し、
今年も、道の駅を制覇するのを楽しみにしている。

「これから行く喫茶店の近くには道の駅はないな」と、
俺も、親戚のおじさんにあやかって、道の駅スタンプラリーを先月から始めた。
道の駅スタンプラリーには、専用の冊子があって、
100円で、その冊子を買って、道の駅に寄り、スタンプを押していくってもの。
スタンプを集めると商品と交換してくれる抽選に参加する資格を得る、
それが、道の駅スタンプラリー。

俺が制覇した道の駅は4つ。
たったの4つ。

俺の場合は、おまけみたいなもんで、
どうせ、北海道各地にポストカードの営業に行くのなら、
道の駅スタンプラリーをしながらだと、
更に楽しみも増すもんだってことで始めた。

今回、言った土地は十勝。
十勝にある芽室町ってとこ。
芽室高校のすぐ隣に、その喫茶店はあって、
扉をあけ、スリッパに履き替え店内に入った。

テーブルに座り、「アイスコーヒーを下さい」といつものように注文をする。
「コーヒーね」と確認をしたおばさんの、
「アイス」という語句が抜けているところが、若干、気にはなったが、
アイスコーヒーが出てこようが、ホットコーヒーが出てこようが、
ここは、さして問題としないところ。

前にも、アイスコーヒーを注文し、ホットコーヒーが出てきた喫茶店で、
ポストカードを置いてもらったっけと、
ホットコーヒーが出てくれば、縁起が良いとさえ思えてくる。

アイスコーヒーかホットコーヒーのどちらが出てくるかはわからないが、
待っているまでの間、店内を眺めた。

壁には、写真がいくつか飾ってある。
他に物販らしきものはない。
ポストカードを置いてもらうのは厳しいかなぁ。
そんなことを考えていたら、おばさんが、コーヒーを運んできた。


出てきたのは、「ホットコーヒー」。
縁起が良い。

俺は、ホットコーヒーを飲みながらおばさんに話しかけた。

「ここって、作品展ってしているんですか?」
「頼まれればしてますよ」
「いくらくらいかかるんですか?」
「無料です。何かやっているんですか?」

俺は、鞄に用意していたポストカードを取り出した。
その声に誘われたのかはわからないが、店の奥から、おじさんも出てきた。

おじさんは、俺が座っているテーブルの前に座り、
ポストカードを手に取り、プロフィールを眺めた。

「今、ポストカードを置いてもらえるところを探しているんです」
「置くのはかまわないですよ」

すんなりと話はすすんだ。
それから、ポストカードの展示の仕方を聞いたり、
売れるためにはって話を聞いたり、
おじさんとおばさんがやってきたことを聞いたり、
かれこれ、何分、その店にいたかはわからないが、
最後に、煙草をすっているなら、ライターをあげるよって、
ライターを2つもらって帰ってきた。




*****

今回、楽雲庵塾ポストカードを置いていただいた店


[ギャラリー十勝野]

北海道河西郡芽室町東めむろ2条北1丁目



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狭間の戦い(2)

2008年08月29日 | little story
いつだったか読んだ「長距離走者の孤独」に登場する主人公の最後にとった行動が俺の頭をよぎる。
あの主人公は、勇気があるなぁって、その最後の場面を思い出し、
読み終えた後よりも、今になって、ボディブローのように、心に響き渡る。

「大人になるには、親になること。仕事を持つこと。世界を見ること。自由になること。人生を見つめること。絆を持つこと。世代をつなぐこと。暴力に負けないこと。人を愛すること。勇気を持って前にすすむこと。」
そういえば、あの本でも言ってたなって、いつしか読んだ「やんぐとれいん」の本を思い出す。

「人はみな死ぬが本当に生きる者は少ない」
映画、ブレイブハートの一場面。


夢と恐怖の狭間に、立ちつくす俺の心に届くメッセージは、「勇気」。



ゆうき[勇気]
いさましい意気。物に恐れない気概。
[広辞苑:第六判]



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『夢をかなえるゾウ』水野敬也:飛鳥新社

2008年08月28日 | book
水野敬也・・・。
そういえば、前にもこの人が書いた本を読んだな。
『うける技術』
うける技術も、結構、売れていて、
どんな本なんだろうって買った気がする。

どんな紹介をしていたのか、ブログ内を探してみたんだけど、
もしかしたら紹介していないかもしれないし、めんどくさしで、探すのをやめた。

今日は、『夢をかなえるゾウ』の紹介。

この本は、もうすでに読んだ人がいるかもしれない。
かなり売れているらしいから。

初めは、あんまり興味がなかったんだけど、
おもしろいって言っているのを聞いて、読んでみることにした。

自己啓発の本なのかなと思いきや、
小説のように話しが進んだことにまずは驚いた。

小説で展開する自己啓発の本だね。

夢をかなえるために登場したゾウ、『ガネーシャ』。
ガネーシャは、関西弁を話す、インドの神様。
ガネーシャ。なかなか、おもろいゾウでね、ところどころで、クスッって笑った。

主人公は、変わりたい願望を持っている、
どこにでもいるような、自分と重なる人物。

自己啓発本で、ここまで売れるのはすげぇな。
タイトルなのかな、それとも、小説で展開されるおもしろさがあるのかな。

俺も、一気に読んだ本。
また、もう一回、いつか読んでみようって思った本。

狭間の戦い

2008年08月28日 | little story
「やるなら今しかねぇ」俺の中の五郎さんが、そう、ぶつやく。
五郎さんっていうのは、「北の国から」に出てくる田中邦衛演じる黒板五郎さんね。

「やるなら今しかねぇ、やるなら今しかねぇ」五郎さんが、そう、つぶやいたのは、「北の国から」のどの場面だったけな?
そういえば、その当時の俺等の間では、はやったけな。
そんな過去の記憶が蘇る。

そんな、ぐつぐつとマグマがあふれ出しそうな状態と共に、
「こえぇな」って、恐怖や不安が俺を襲う。

俺は、あいかわらず臆病だなって自分を振り返り、
いつか、友達と話した時に感じた俺に足りないのは「覚悟」だったなと振り返る。


これは、妄想か、現実逃避のたぐいかと自分に問う。
否、どうしても成し遂げたいことの二つあるうちの一つだと確認する。
夢と恐怖の狭間。
その繰り返しで過ぎた8月。


夏の始まりに、俺は、ある一つの計画を練った。
ポストカード営業から続く、その物語を考え、ワクワクした。

数珠繋ぎのように、あふれ出した、そのストーリーの一旦を、北海道の友達に話をした。
「良いよ、俺でできることならするよ」って、そのストーリーは動きだし、
俺は、少しずつ、そのストーリーを綴るため、言葉を書き残し、写真を撮る。


たった一人部屋の隅いじけたって始まらない力ずくでも手に入れろ自分自身のストーリー[SEVEN SEAS VOYAGE:Mic Jack Production]



「こえぇ」そう呟きながら、俺は壁の前で立ちつくす。



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北海道民を称し

2008年08月25日 | hokkaido
ここの図書館は、本当、気持ちが良い。
毎回、来るたびに思う。
図書館で働いている人が「こんにちは」と来館した人に声をかける。
挨拶だけなのかもしれないけれど、このやりとりが、本当、気持ちが良い。

俺は、北海道について調べるため、館内を一通り見て歩いた。
そして、一冊の本が目に止まる。

「どさんこ 厳寒を生き抜く馬たち 佐久間陽三著」

北海道民を称し、「どさんこ」と呼ぶ。
どさんこは、北海道を代表する馬って知識しか、今の俺は持ち合わせていない。
よく、耳にするし、ここは、どさんこについても知っておこうかなと、
本を手に取り、ページをめくった。

写真がメインなんだけど、どさんこについてのルーツも書かれていて、
よし、借りて、ゆっくり読もうと、その本を借り、ばあちゃん家に向かった。


『そのルーツは東北地方の南部馬といわれている。江戸時代、鰊(ニシン)漁を請け負って渡って来た南部の人たちが、運搬手段として連れてきた南部馬を、冬になって本州へ引き揚げる際にそのまま置き去りにしていった』

ん?置き去りにしていった?

『翌年、再びやってくると、生き延びて野生化した南部馬を捕まえ、新しく連れてきた馬と一緒に酷使』

勝手だな、人間。俺が馬なら蹴り飛ばすなとか、馬の方が圧倒的に足が速いのに、逃げないのかなぁとか、一緒に働いた馬に愛情を感じないのかと考えている俺に、
「何を読んでいるのか」とばあちゃんが聞いてきた。

「将来的に、どさんこに乗って、移動しようと思ってね」と冗談を飛ばす俺を見て、
ばあちゃんは、また馬鹿なことを言っていると、くすくす笑った。

「ばあちゃんも馬を飼ってた?」

「ああ、飼ってたよ。どさんこじゃなかったけどね」とばあちゃんは指を折り、飼ってた馬を数え、「三頭飼ってたね」と教えてくれた。

「馬って可愛い?」ここは、飼っていた人に聞くのが、一番良いなってことで、さらに質問をしてみた。

「かわいいよ。言うこと聞くし、よく働いてくれたしね。そういえば、苫小牧のおじさんは、一人にしておくと危なっかしくてね、馬に乗せながら働いたけど、今、考えると、(落馬したらと思うと)ぞっとするよ」と昔の話を聞き、
馬に対する愛情についての疑問は、何か問いただすようで嫌だったからやめることにした。

例えば、家畜をしている人が、大切に育てた豚や馬が食肉となるために、
運ばれている姿を見るのは、やっぱ悲しいだろうなって思う。
それも、家畜をやっている人に聞いてみないとわからないけれど。

俺は、再び、本に目を落とした。

『この繰り返しによって、いつしか、耐寒、粗食で力持ちという、・・・ドサンコが誕生した』

俺は、北海道生まれなのに、寒さに滅法、弱いもんな。

飼い主に置いて行かれ、寒さにも耐え、
それでも生き抜いた、逞しいどさんこ。
どんさんこの気持ちを考えながら、俺は、本を閉じた。




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いただきます

2008年08月24日 | hokkaido
これから「故郷」をテーマにした作品を創るんだけど、
どうせなら北海道のことをもっと知ってから、創ってみたいなと思うのもあるし、
北海道を知る過程で、インスピレーションが沸くかも知れないなと思いたち、
まずは、北海道の先住民族であるアイヌ民族について調べることにした。

北海道の東のほう、地図で見れば、右の方に阿寒湖って湖があるんだけど、
その湖の畔(ほとり)に「アイヌコタン」という場所がある。
そういうわけで、以前から行ってみたかった「アイヌコタン」に俺は向かった。

アイヌコタンには、木彫りの店が何軒も連なっていた。
俺は、彫刻のことは、よくわからないけれど、その一軒の店の彫刻が、
「すげぇ、この人の表情がなんか良いなぁ。体の幾つもの荒い線と顔の緻密さが一緒にあるのが良いなぁ」って、
まじまじと観て思い、思ったから、店の人に、
「俺、彫刻のことよくわかりませんが、すごいって思います」って、
感想を言って帰ってきた。

その店には、もう一つ、響いたものがあって、
それは、その店に飾られていた色紙。
北海道の脚本家である倉本聡の言葉。
倉本聡は、「北の国から」の脚本家。


「創るということは遊ぶと言うこと
 創るということは狂うと言うこと」


木彫りの店が一番多かったんだけど、
アイヌ文様の服や布や鉢巻きもあって、
俺は、アイヌ文様から、アイヌ民族に興味を持ち始めたから、
これまた、まじまじと眺め、「この服良いなぁ、欲しいなぁ」って値段をみてみたら、
とても買うことができる額ではなく、店から店を観てまわったにとどまった。

アイヌ文様に興味を持ち、その時も、アイヌ民族についてちょっとだけ調べた。

自分達が生きていくために、必要な分だけ、生き物の命を頂戴するっていう考え方。
その心を知り、さらに興味がわいた。


最近、「いただきます」ってのは、
この心と同じところから来てるんじゃないのかって、ふと思うことがあって、
申し訳ない、命を頂戴しますってことだな。いただきますって言う時、手を合わせるのも、あれは仏様に対する合掌と同じ意味合いなんだろうって、
一人、頭の中で、いただきますの語源の説を考えていた。

アイヌコタンに行って、再び、その語源が気になりだしたものだから、
その後、図書館に行って、調べてみることにした。
「いただきます」の語源。



いただ・く【頂く・頂く】

本来は、頂上に載せる意の普通語であったが、上位者から物をもらう時、同様の動作をしたところから、中世以降、もらう意の謙譲用法が確立した。また、上位者からもらった物を飲食するところから、飲食する意の謙譲用法が生じ、さらに丁寧用法も派生した。

[日本語語源大辞典:小学館]


なに?違うのかぁ?
その命に対してじゃないのか?

辞典を読み進めるが、俺の説は載っていなかった。
今度、辞典を書いている人にあったら、俺の説を説明することにしよう。




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SEVEN SEAS VOYAGE

2008年08月22日 | hokkaido
なろう。
俺は、カーステレオの「>」や「<」を何度となく押す。

「ERROR3」
この表示が出れば、当分の間、音楽は聴けない。
「>」や「<」を押し、CDを一回出して、再び入れる。
「ERROR3」
馬鹿野郎。

思い起こせば、4月か。
CDがカーステレオに挟まり、
挟まりというか、CDが入ったまま、出てこなくなり、
やばい、あと2日でこのCDを返さないと延滞料金が発生する、
修理に出していたら、日数とともに延滞料金も重なる、
いや待てよ。
もう、分解するしかねぇなとか考え、
半ば諦めかけていた俺の元に現れた救世主。

車屋さんの兄ちゃんが、器用にカッターナイフで取ってくれ、
俺は、事なきを得、延滞料金を支払うこともなく、音楽を聴ける元の生活に戻れた。
音楽を聴けるって良いなとか何とか思いながら。

それから数ヶ月後。
「ERROR3」が俺に襲いかかる。


そんな合間をかいくぐり、何度も、何度も、最近、俺のカーステレオから流れる曲は、「SEVEN SEAS VOYAGE」。
唄うは、Mic Jack Production。

アルバムだから、6曲入っているんだけど、何度も、何度も、「<」を押す。
手動のリピート。

俺が、Mic Jack Productionを知ったのは新潟。

新潟にいる友達のエピソードを聞き、
やっぱ、この人にまつわる話は、かっこいいわと思いながら、
Mic Jack Productionの話を聞いた。
そして、このSEVEN SEAS VOYAGEを聴かせてもらった。

旅立つ時に、友達が、電話越しに流してくれたのが、この曲。

「北海道の人達ですよ。ここ歌詞があるのに、曲しか流れてないんですよ・・・」

THA BLUE HARBの話を聞いたのも、北海道から離れている時で、
Mic Jack Productionの話を聞いたのも、北海道から離れている時。

THA BLUE HARBも、Mic Jack Productionも、共に、北海道出身。
それぞれが、自身のレーベルを持ち、CDをリリースしている。




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十代の夏を共に過ごした故郷の友と

2008年08月21日 | little story
「こうして3人でいるのは、いつぶりだ?」

俺は車を運転しながら、十代の夏を共に過ごした故郷の友に聞いた。
三人が三人共、覚えていない。
それくらい久しぶりだった。

二人の友は、妻を持ち、子がいる。
同じ北海道にいても、それぞれの住んでいる所は離れ、
ましてや、家庭を持てば、なかなか時間も合わず、
北海道にいても、新潟にいても、会う回数は、今までと変わらない。
再会したのは、夏。

俺達、三人は、他人がいうところのクダラナイことばかりしていた。
クダラナイことをしていることに意味なんてない。

ただ、楽しかったからやっていただけ。
ただ、笑いたいからやっていただけ。
ただ、刺激的だったからやっていただけだ。

俺達は、大人達にそりゃあ、怒られた。
怒られるようなことをするからおもしろいんだといわんばかりに怒られた。


それから3人が9人になり、思い出話に花を咲かせた。
あの時、やっていたクダラナイコトは、今、こうして話をするためにしてたいのかといわんばかりに、笑顔とともに花を咲かせた。


あれから俺達は、二十代の夏を過ぎ、三十代の夏を迎えた。
俺は、今でも持ち続けてるよ、愛すべきクダラナイコト精神。


そして、俺は、あの時から目指している男を、今でも目指している。




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現在、楽雲庵塾名物100本ノック更新中。
第7話まで掲載してます。

http://www15.ocn.ne.jp/~rakuunan/kikaku.index.html


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『モノレールねこ』加納朋子:文芸春秋

2008年08月18日 | book
「新しい本が紹介されてるかなぁ」って、俺は、図書館に足を運んだ。
そして、オススメのコーナーに一直線に向かう。
「あった、あった、新しい本だ」と、本が紹介されている記事を読む。

そう、この本も図書館で借りてきた本。
本屋では見かけたことはない。
本屋にもあったのかもしれないけれど、目に止まったことはない。

この本は、短編小説で、俺は、短編小説が、いまいち苦手なんだけど、
この本の短編小説は、どれも読み応えがある。

一つ、一つの話がおもしろい。
ちょっとせつなく、どれも家族がテーマ。

よく、こんな視点で書けるなぁって思いながら読んだ。
どんな展開になるかが読めない。
だから、すいすいとスムーズに読める。

喫茶店から続く物語

2008年08月17日 | rakuunanzyuku
男は誰だって、何と言われても、戦わなきゃならん時がある。

「北の国から'98時代」の五郎さんの言葉。

「北の国から」を撮影していた頃、俺は、映画に興味はなく、
何に興味があったかというと、
芸能人を見てみたいということくらいなもんだった。

「宮沢りえ、ほせぇ。すげぇ、ほせぇ」

俺は興奮しまくった。
もう十数年も前の話だ。

この前、高校の頃の友達と会って、
「北の国から」の話になり、
確かに、今、北の国からを見たら、
また、違った感じで観れるだろうな、
いや、今、観た方が確実におもしろいだろうなってことになり、
DVDを借りて観た。

俺の勘は当たった。

おもしろいよ、北の国から。
おもしろいっていうか、せつねぇなとか、わかるなぁとか、すげぇな。五郎さんって、
心の中で呟きながら、涙が出そうになった。

北の国からの刺激は、これからの俺が作ろうとしている作品に、
もってこいだと思って観たのもある。

そう。これから、俺は、故郷に贈る作品の準備に取りかかる。

今の生活に風穴を開けるんだって、始めたポストカード営業。
100本ノックの後、息が切れた。
パワーは、蓄えた筈なのに、日常の激流に飲み込まれそうになる。


俺は、写真を撮りに行くのと、友達に会うため、故郷に向かった。

友達が「楽雲庵塾ポストカードが置いてある喫茶店で会おう」って言ってくれたから、喫茶店で待ち合わせることになった。

店に行くと、店長のおばちゃんが「ポストカード売れたよ」って教えてくれた。

「どんな人でしたか?」って、俺は、少し高揚して聞いた。

「20代前半くらいの女性だったね。やっぱ、若い人に観てもらいたいね。うちは、年配の人が多いからなぁ」

「いや、いや、十分っすよ。それで、その人が3枚買ってくれたんっすか?」もう、嬉しくて、質問をしまくった。
目立つようにって、レジのすぐ横に、ポストカードが置いてあるのも、何気に嬉しかった。


次の日。
他の店はどうなってんだ?売れてたら、パワーもらえるだろうなって、
挨拶がてら、ポストカードを置いてもらっている店に行くことにした。

「ポストカード売れたよ。メッセージが気に入ったみたいで、年配の女性が、息子に送るって買ってったよ」

楽雲庵塾ポストカードを手にとってくれた人から、続く、その物語を想像した。

母から息子へと渡されたプレゼント。
楽雲庵塾のポストカード。

「いやぁ、嬉しいなぁ」って、励みをもらった。


喫茶店からの帰り際、俺の母よりも、少し年上の店長のおばちゃんから、
「野菜食べなさい」って、トマトをもらった。





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現在、楽雲庵塾名物100本ノック更新中。
第6話まで掲載してます。

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