どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

平成23年度楽雲庵塾昇段試験(2)

2012年01月16日 | rakuunanzyuku
先週から始まりました楽雲庵塾昇段試験。
第1問目の問題は、どうでしたか?難しかったですか?
コメント欄を見ると、早速、解答が別れてますねえ。

それでは、それでは、第2問目の問題は、これだ!


問2)幼なじみとのコンビ名である「パンダちゃん」からの問題。パンダちゃんという名前は、いとこが、ある替え歌を歌っていたのを聴いたことから命名されましたが、その歌とは、次のうちのどれ?


1.ガッチャマン

2.キン肉マン

3.北斗の拳


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平成23年度楽雲庵塾昇段試験。現在のところ出題されている問題は、これだ!

問1 



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平成23年度楽雲庵塾昇段試験(1)

2012年01月09日 | rakuunanzyuku
楽雲庵塾塾生のみなさん、こんにちは。
楽雲庵塾塾長です。

昨年度から始まりました、この楽雲庵塾昇段試験。
今年度もやります。

■内容
楽雲庵塾に関する問題が計5問出題されます。
正解の数により段位が決定します。
段位は次の昇段試験まで有効となります。
昇段試験は原則1年に1回となります。
楽雲庵塾塾生同士で会った時に「何帯?」「俺、黒帯」と自慢できます。

■期間
平成23年度中、つまり3月末まで、不定期に問題が出されます。

■解答発表
後ほどお知らせいたします。

■段位
0問正解:初心者(白帯)
1問正解:初段(黄帯)
2問正解:二段(緑帯)
3問正解:三段(紫帯)
4問正解:四段(茶帯)
5問正解:五段(黒帯)

■留意事項
認定証は発行されません。

楽雲庵塾塾生を名乗るのも自由であれば、
昇段試験に参加するのも、また自由。

それでは、早速第一問目。


問1)次のうち、楽雲庵塾塾長が好きな動物はどれ?

1.パンダ

2.トラ

3.ネコ



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表紙はこれだ!!!

2011年08月25日 | rakuunanzyuku
今から1年くらい前か。
楽雲庵塾本第二巻の表紙を受け取ったのは。
(過去日記:楽雲庵塾本第2巻の本の表紙とタイトルの話をちょっとだけ

本の表紙の画は、IMPORさんにお願いをした。
IMPORさんの画を最初に観た時から、
いつか、この人に画を描いてもらいたいと思って、
「このサイズだといくらっすか?」と値段をよく訊いていた。
そして、今回、ここしかない、
めっちゃ良いこと考えちゃったってお願いをした。

この画を受け取ってね。
本のタイトルも思い浮かんだ。
もうこれ以外考えられないって。

それが「PANDACHAN」なんだ。

(過去日記:宝物と呼ぶものは


「この画は、もう二度と描けません。2枚だけっす」と受け取ったその画の色には、
すべて意味があることも、この時知った。
その意味は、その時に訊かなかったのだけれど、
先日、FREESTYLE LIFEの連載の話で連絡した時に、
あの時の色の意味を教えて欲しいと伝えた。
塾長という宛名で始まるそのメールには、こう書かれていた。


「生まれたての赤ちゃんは色で例えれば真っ白。
どんどん大人になっていくと色が重なっていきますよね。
それはとても自然なことなんですけど、
元々は白色に近かったときを振り返る作業というんですかね。

まだまだ染まりきらない、
蝉がじたばたしているような(←いい意味ですよ。負けねーぞ。って意味の)、
そんな気持ちを白インクにたくして、
二人に対してめちゃめちゃに投げつけました。笑

一緒に泥遊びしているかのように。

ちなみに茶色い部分。
はじめは黒にしようかな~と思ったんですが、そんな最終的な色じゃないなと。
焼き付き始めた焦げの通過点みたいな感じと言ったらいいんでしょうか。
つまり染まりきらず!」


このメールを読んだ時、少しびっくりした。
なぜなら、今、書いている原稿と重なったから。
画を受け取った時のように、また喜んだ。


やっと、この表紙の話を書けた。
ずっと、話したいと思っていた話。


そして、FREESTYLE LIFE第一話の原稿を送ったから、
近々、掲載されると思うよ。


読んでね。



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楽雲庵塾指定レザーパンツ

2011年06月26日 | rakuunanzyuku
2008年におこなった楽雲庵塾名物「100本ノック」の際に、
親戚のおばちゃんに作ってもらったレザーパンツは、
その後も夏になれば、
雪駄とおそろいで、
履き続け、
履きまくった結果、
和柄の生地の金粉がはげてきた。

親戚のおばちゃんに、
レザーパンツをなおしてもらう前に、
クリーニングをしようと、
クリーニング屋に持って行って、
びっくり。

クリーニングをするのに、
4000円もかかるという。
店員は「牛革ですからね」と言う。

クリーニングに4000円もだしてられない。
店員に、持って帰りますと告げ、
親戚のおばちゃんの家に持って行った。

2008年の時、
親戚のおばちゃんは、
今回だけだからねと言っていたものの、
今回もこころよく引き受けてくれた。

俺が「なおしてくれ」って言ってくるのを想定していたのか、
頼む前から、針も新しいものを買ってくれたらしい。





親戚のあばちゃんは、
「前回よりもパワーアップしているからね」と言って直してくれた。


おばちゃんありがとう!
早速、履いてでかけてきます!



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2011新作楽雲庵塾ポストカード

2011年05月20日 | rakuunanzyuku
久しぶりに、
写真も言葉も、
まったく新しい、
まさしく2011年新作の、
楽雲庵塾ポストカードを作った。

あっという間に2つできた。
あっという間にできるときは、
たいてい直すところも少ない。

まだ、まだ作れそう。

この勢いで、
パンダちゃんの新しい作品も、
楽雲庵塾本第2巻も作っていきたい。

良い感じだ。


毎回、言っている気もしないが、
パンダちゃんの作品を、
楽雲庵塾本第2巻を、
楽しみにしてくれている塾生諸君、
まったくもって仕事が遅くて申し訳ない。





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河童のかわぐちくん(9)

2011年04月02日 | rakuunanzyuku
携帯電話の呼び出し音が1回、2回と鳴った。
3回目の呼び出し音が鳴ったのと同時にかわぐちくんが電話に出た。

「ウィーイ!」

かわぐちくんのテンションの高さに、僕はたじろぎ、苦笑いを浮かべた。
僕は「ひさしぶり」と返すのがやっとだった。

「何て、良いタイミングで電話をよこしたんだ坂本!」
かわぐちくんは最初のテンションのまま話を続けた。

「俺、会社を3月いっぱいでやめることにしたんだ。3年間、働いて金もちょっと貯まったし、来月から、旅に出ることにした。いやあ、それにしても良いタイミングで電話をよこしてきたなあ」

「えっ、どこ?どこに行くの?」
久々だということも忘れ、僕は、かわぐちくんのテンションに圧倒された。

「小さい頃からやりたかったんだよね。世界一周。まずはオーロラを観にカナダに向かう」


あまりの驚きに、4月にオーロラが観られるのかという疑問を訊き忘れたと気づいたのは、電話を切った後だった。
かわぐちくんは、想い続けた末に、一つ、自分の夢を実現しようとしていた。


駐車場まで歩く間、
かわぐちくんとの電話の余韻に浸った。



今まで、僕は、どれほどのことをあきらめてきたのだろう?
今まで、僕は、どれほどのことをあきらめざる終えなかったのだろう?

掴みかけて、こぼれ落ちた、あの日。
時間は止まり、景色は色を失った。
ただ、息を吸い、息を吐くだけの屍と化した。

息の根を止められた、あの日。
悲鳴をあげて、陥没した心は塞がらない。
ぽっかり開いた穴からは、後悔が溢れ出した。

神の存在を疑った。
願えど、願えど、遂には叶わなかった。

掴もうとしていた時が栄光だったのか?
確かに、短かったかもしれないけれども、
確かに、幸せに包まれた。
それだけでも、掴もうと出した手は無駄じゃなかった。


大きな幸せに、大きな涙。




久々に電話したかわぐちくんの口癖は、高校の時から変わっていなかった。




「挑め!挑むのをあきらめるな!」







おわり
※この物語はフィクションです。



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河童のかわぐちくん(8)

2011年03月11日 | rakuunanzyuku
『河童のかわぐちくん』の話が一段落したところで、僕はトイレに行き、
席に戻ると、友達は僕に訊いた。

「河童と天狗だったら、どっちに会いたい?」

突然の質問に「どうして天狗なんだ?」と訊くと、
「妖怪って、天狗以外に思い浮かばない」と友達は言い、
「他に妖怪って、どんなのがいるの?」と僕に訊いた。
ちょっと考えて、思い浮かんだのが『いったんもめん』だった。
友達はなるほどねといった表情を浮かべ「私は天狗」と答えた。

「天狗はおっかない顔をしてるよ」

「だってあれはお面でしょ」

「確かに、あれはお面っぽいね」と僕は言った後で、
河童のアピールポイントが他に浮かばず、
次に思い浮かんだのは、別の妖怪の顔だった。

「座敷わらしも妖怪だね」

「座敷わらしが出るって旅館あるんだよね。私のユーチューブが勝手に動いたのも座敷わらしの、しわざかなあ?」

「いや、それは座敷わらしじゃなくて幽霊だね。つーか、その話は良いよ」



僕は友達と夕飯を食べた帰り道、
再び、かわぐちくんのことを思い出した。
かわぐちくんと電話で話したのは、いつだったっけと考えたが、
すぐに思い出せそうになかった。
かわぐちくんは高校を卒業した後、大学に進学し、今は、たぶん、どこかで働いている。

携帯電話を手に取り、
かわぐちくんに久々に電話をしてみることにした。



※この物語はフィクションです。
最終回にしようと思ったけど、ちょっと長くなりそうなので、次回こそ最終回。




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河童のかわぐちくん(7)

2011年03月10日 | rakuunanzyuku
僕は二週間ぶりに、友達と会って夕飯を食べた。
この前、会った帰りに、『河童のかわぐちくん』のことを思い出したことを話し、
友達に河童のかわぐちくんの話をした。
河童のかわぐちくんの話をするのは、この友達が初めてだった。

「それで河童との出逢いが、どうしてかわぐちくんの生き方に影響を与えたの?」と友達は僕に訊いた。

僕は、河童のかわぐちくんの話の続きをした。

「結局、その夏休み、かわぐちくんは、毎日、川に行って、河童と水泳をして、相撲をとるんだけどね。
河童と相撲をした数ってのがすごいんだわ。
かわぐちくんは、ノートに『正』って字を書いて数えていたらしくて、
そのノートも未だに持っているんだって。
何戦したと思う?

503戦。

ちなみに、かわぐちくんのラッキーナンバーは、この時の河童と相撲をとった数の503がラッキーナンバーなんだって。
3桁のラッキーナンバーを持っているのは俺くらいだって言ってた。

しかもね、503戦503勝0敗。
河童はかわぐちくんに1勝もすることができなかったの。

1勝くらいさせてやれば良かったのにって言ったら、
かわぐちくんは、100戦を超えたあたりから、
わざと負けても河童は喜ばないんじゃないかって思ったんだって。

かわぐちくんは、どうして、負けても、負けても、河童は相撲を挑んでくるんだろうって不思議に思ったらしい。
俺なら自分より体が大きい奴とは喧嘩をしても負けるからさけるのにって。
負けても、負けても、挑むのが、逆に、かっこよくうつったって言ってた。

あと、水泳が泳げるようになったのも大きかったって言ってた。
やればできるんだって思えたって。

夏休みあけの水泳授業で、25メートルを泳げるようになったんだって。
みんなクロールで泳いでるのに、俺だけ平泳ぎでだったけど、
河童に教えてもらったのが平泳ぎだけだったから、しゃーないよねって笑ってた。

クラスのみんなは、平泳ぎが羨ましかったのか、
教えてくれって言う奴が大勢いて、
一気に人気者になったんだって。

川を見ると、時々、その時のことを思い出して、
まだ、終わりじゃないって、あきらめなくなったらしい。



これが河童のかわぐちくんの話」



※この物語はフィクションです。次回、最終回。




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河童のかわぐちくん(6)

2011年03月07日 | rakuunanzyuku
河童はおそる、おそる俺の前に立った。
俺よりも身長が低かった。

「昨日は、溺れているところを助けてくれてありがとう」
用意していた言葉を言った。

河童はよくわからないというふうに首をかしげた。
河童は人間じゃないから、
言葉が通じないんだということがわかり、
身振り、手振りで、お礼を伝え、
ビニール袋に入っていたきゅうりを差し出した。

河童はキュウリに手を伸ばし匂いを嗅いだ。
食べ物だということがわかったのか、
口にきゅうりを運んだ。

一口食べて、すごい喜んでいるのが俺にもわかった。
河童は、俺に握手を求めてきた。
おまえは、良い奴だと言わんばかりだった。
やっぱり河童はキュウリが好きだったんだ。

キュウリを食べ終えた河童は、
俺の手をとり、
川に連れて行こうとした。

「いや、いや、俺、あきらめたんだ。泳ぐの」と慌てながら、身振りを交えて話した。

河童は、これを使えば大丈夫だと、
背中にしょっていた亀の甲羅のようなものを俺に渡した。
見た目ほど亀の甲羅は重くなかった。
片手でも余裕で持つことができた。
ただ渡されたはいいけれど、
何に使うものなのかはわからなかった。

河童は、こう使うんだと、
先に川に入り、亀の甲羅を使いながら泳いだ。

亀の甲羅をビーチ板のように使い、
時には救命胴衣みたいに使った。

これなら俺でも使えるなと思ったのと、
川で転んで、全身、べちょ、べちょだったから、
もう、服を着たまま川にはいっちゃえという開放感で、
亀の甲羅を借りて、川に入った。

俺のとなりに泳いできた河童は、
こう泳ぐんだと教えるように、
平泳ぎをした。
俺もそれを真似た。

そうやって、しばらく泳いだ後、
河童と二人で川から出た。
ちょっと疲れたから、
草むらで横になった。
河童も俺の横に来て、
寝そべった。

空を見た。
青空には入道雲。
夏真っ盛りって感じで、
時折、心地良い風が吹いた。

河童が、そうだと上体を起こし立ち上がった。
俺に手招きをし、
両手を地面についた。

相撲?

どうも、河童は、俺と相撲をとりたいようだった。
何かよくわからないけれど、
俺も両手を地面についた。

河童が俺につっこんでくる。
やっぱり相撲だ。

河童の体はぬるぬるした。
俺は大外刈りで、河童に勝った。
思いのほか、河童は弱かった。

すぐ、もう一回と言わんばかりに、
両手を地面についた。
そして、あっけなく、俺は、また勝った。

もう一回。
また、俺の勝ち。

河童は、もう一回、もう一回と、
何度も相撲をとりたがった。
相撲を取る度に俺が勝った。
河童は、思いのほか、弱かった。


日が沈みかけてきた頃、
夕飯までに家に帰らないとかあちゃんに怒られるだろうなと頭を過ぎり、
河童にまた明日くるから、
明日、またやろうと伝え、
やっと相撲が終わった。


河童にお礼を言えてすっきりしたのと、
河童と遊ぶことができたことが嬉しくて、
何度も、何度も、その一日を振り返って、
自転車をこぎながら家路についた。



※この物語はフィクションです。




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河童のかわぐちくん(5)

2011年03月03日 | rakuunanzyuku
次の日の朝、
河童はきゅうりが好きなんだっけと思い出して、
かあちゃんに「冷蔵庫のキュウリ、1本もらうね」と告げ、
ビニール袋にキュウリを入れて、
靴は川に忘れてきたから、
家にあった大きめのサンダルで、
これまた自転車も川に忘れてきたから、
徒歩で川に向かった。
徒歩で向かう川は意外に遠かった。

家族には、河童に会ったことを言わなかった。
誰かに話したい衝動にかられたが、
誰かに話すと、河童に会えないような気がしたから、
話をするのはやめることにした。

川には、昨日のままの自転車と靴とTシャツがあった。
昨日と違ったのは、見渡しても河童がいないことだった。
お礼を言おうと思ったのに河童はいない。
会いたいと思った時にいないと余計、会いたくなる。


「かっぱああああ」でかい声で叫んだ。


が、風景は何も変わらない。
蝉の鳴き声だけが聞こえた。

昨日、川で溺れたこともあり、
今日は海パンをはかずに来た。
夏休みあけに泳げるようになりたいという気持ちもどこかに行った。
まさしく三日坊主とはこのことだった。

せっかく来たのだから、
もう少し河童を待つことにした。

暇だから、川に転がっている無数の石の一つを掴み、
アンダースローで川に向かって投げた。
石はてん、てん、てんと三回、川を走り、沈んだ。
何度か、同じことを繰り返しているうちに飽きた。
まわりを見ても、河童はやっぱりいなかった。

次にやったのが、石から石へと渡って歩くっていう遊び。
バランスを取りながら、グラグラ不安定な石の上を歩いた。
その一つの石が、妙に滑って、バランスを崩して、俺は、すっころんだ。
ズボンはべちょべちょ。

その時、
「キャッ、キャッ、キャ」って笑い声がしたんだ。


声をする林の方に目をやったら河童。
河童を見て、慌てふためいて、また、すっころんだ。
Tシャツもべちょべちょになった。

川に倒れたまま、再び、河童を見た。


昨日は、動揺していたから、ちゃんと見てなかったけれど、
その河童は、俺よりも背が低かった。
今日は、全然、恐怖を感じなかった。


「おーい」
俺は、大きく手をふって、こっちに来てと、手を振った。
河童は、おそる、おそる、こっちに歩いてきた。



※この物語はフィクションです。




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