どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

ビーチボーイズ

2005年08月29日 | little story
俺は、山育ち。

中学校と高校は、部活をしていたのもあって、海に1回も行っていない。

その反動で、大学の頃は、よく海に行った。
4月くらいから行った。
もちろん、寒い。
一緒に行ったトモダチは、涙目で海釣りをしていた。

俺は砂浜でダッシュ。
なぜダッシュかというと自主トレ。
草野球をしていたから、自主トレ。
前の年に両足、肉離れになったから自主トレ。
疲れたから、すぐやめた。

4月の海なんて、やることがないから、その釣りをしていたトモダチに落とし穴を掘った。
掘っている最中に、自分で落ちたけどね。

ある時は、朝から行って、砂浜で寝ていた。
すると・・・。
波が寝ている所まで来た。

満ち潮。

一緒に行っていたトモダチは、靴を波にもっていかれそうになった。

こんなことがあり得るんだって思ったよ。


この2人、ビーチボーイズと言う。
ビーチボーイズに悲劇が襲う。
続きは、企画の欄の笑祭に書いてあります。
「これで許してくれ」を読んでください。

道は一つじゃない

2005年08月28日 | little story
この文章を一人のトモダチに捧げます。


これから紹介するトモダチは、中学校から仲良くなったトモダチ。

そのトモダチとは、数々の愛するべき、くだらない事を一緒にやってきた。
何で怒られたのか記憶にないが、なぜか一緒に、よく怒られた。

そのトモダチは、中学校の時は短気でね。
機嫌が悪い時は、ゴミ箱を蹴っ飛ばし、人を蹴飛ばし、そりゃあ短気だった。

何よりも、くだらないことで、すごい笑った。
そのトモダチの家が8ミリビデオを持っていてね。
自分達でビデオを撮っては、それを見て、ケタケタ笑った。
愛するべき、くだらないことは、いっぱいある。

高校は、別々の所にいったんだけど、一緒に遊ぶのは、変わらなかった。

そのトモダチもかっこいいところがあってね。
そのトモダチが、たまたま駅のトイレに行ったら、
一人のやつを複数のやつがいじめていたんだって。
それでそいつが、しかってやったって。

「一人をよってたかっていじめるんじゃない」と。

「かっこいいなあ」って俺は聞いていた。


そのトモダチは、高校を中退してしまった。
いろいろあって、辞めた。

それから、バイトをしだした。
そのトモダチと接していて、俺よりすごい大人に感じた。
そりゃあ、高校も卒業できるにこしたことはないが、高校がすべてじゃないって思った。

時は経ち、全然違うところで、高校を辞めた人に相談された。
「俺のトモダチでね・・・」って、そいつの事を話した。
そいつと出逢っていなければ、ただ辞めるなと言ったにすぎないかもしれないし、色眼鏡で見たかもしれない。

必ずと言って良いほど、人はどこかで挫折をする。
俺は、大学受験に落ちて浪人したし、就職もスムーズに決まらなかったし、就職しても辞めたくて仕方がない時期があった。

うまく言えないけれど、そのトモダチとの出逢いで、視野が少しだけ広くなったような気がする。

今年、そのトモダチは結婚した。
この場を借りて、お祝いの言葉を言いたい。


「結婚おめでとう。幸せになってくれ」

やっぱりカラーだね。

2005年08月26日 | little story
お盆に実家に帰って、自伝の資料(アルバムなど)を手にした俺は、ラストスパートにとりかかってます。

文に写真を載せている時に、「やっぱりカラーだね」ってことになった。
当初の予定では、最終手段の自費出版のことも考えて、白黒にしようと思ったんだけど、「この写真は、カラーの方が良い」と思うものが結構あったので、カラーに変更した。
白黒の写真もあるけど、カラーも結構いれている。
上の写真は、その一枚。

それで、とりあえず全部、印刷してみた。
まだ、8割のできだけど、印刷してみた。
自分の自伝を見て、にやけた。
なかなか良い。

まさしくアホ。
まさしく自己満足。

あと、創るのは、目次とか、章と章に入れるデザインだけ。
また、これが難しい。
なかなか良い案が浮かんでこない。
ところどころで、つまる。

出逢った人々

2005年08月25日 | little story
この文章を、一人のトモダチに捧げます。


トモダチのことを書くのは、なんとなく照れくさく、良い話は、嘘くさくなっちゃうことがあるから、あまり書かないけれど、無性に書きたい気持ちになったから書きます。特別な理由なんてものはありません。ただ、書きたいのです。

今日、書くのは、大学に出逢ったトモダチです。

俺は、そのトモダチが、すごい優しさを持った男だと思うのです。
すごい仲間を大切にしている男だと思うのです。


その事に気づいたのは、大学の仲間で旅行に行った時のことです。

未だにその場面を覚えています。

みんながベロンベロンに酔っていました。
飲み会も終わりました。

普段、そんなことをしそうもない、そのトモダチが、部屋の片付けをしたり、ベロンベロンに酔っている奴等の面倒をみたりしていたのです。

俺はかっこいいと思いました。

普段、そんなことをしそうもないところが良いのです。

次の日の朝になれば、誰が片付けたかなんて、誰が部屋まで連れて行ったかなんて忘れている。
それでも、当たり前のようにやっている姿が、かっこいいと思いました。

こういう優しさは、かっこいいなあと。

時々、そんなかっこいいと思う男に出逢う。
そして、俺も何らかの影響を受けている。

現代の日本にも、サムライはたくさんいる。



※ドラえもんの映画のジャイアンはかっこいい。
普段は、のび太をいじめているけれど、映画は、すごい頼りになる男。
ジャイアン。
ジャイ子の兄貴だから、あだ名がジャイアン。
本名はゴウダタケシ。

2005年08月21日 | little story
うちの親父は、あまり自分の事を話さない。
だから、今更知ることも結構ある。


この前、実家に帰った時のこと。

「そういえば、お父(とう)。一眼レフ持ってたよね」

「ああ、持ってるよ」

ゴソ ゴソ

「これだろ」

「最近、趣味で写真撮ってるんだけど。それ、使わないんなら貸してくれない?」

「ああ、いいよ」

「それにしても、お父は趣味が多いなあ」

「その昔、写真部だったからね」


でた~。


うちの親父は趣味が多い。


高校生の頃。

俺の親父の若かりし頃を知っている、友達の母からこんなことを聞いた。

友達の母「お父さん、昔、コーラスしてたよね」

俺はそんな話を聞いたことがない。

家に帰って聞いてみた。

「友人1の母が、お父は、昔、コーラスしてたって言ってたよ」

「ああ~。やってたよ。あとイモ部」

「イモ部?何すんの?」

「イモ料理を研究するの」


うけた。


俺は父の影響で野球を始めた。

母が押し入れの整理をしていた時、父が昔、使っていた野球のユニホームがすごいかっこよく見えた。

その頃、俺は、父はずっと野球をしていたと勘違いしていた。

父の趣味は、まだまだある。

俺の成長とともに、その片鱗をみてきた。

駅伝、卓球、車、釣り・・・。

俺が、父と何か新しいことをする度に、「その昔、駅伝をしていた」と話をする。


母は「断り切れないのよ」と言っていたが、それにしても謎が多い。

将来の自分1991

2005年08月18日 | little story
帰りのフェリーに乗る前に気づいた。
財布に金が入っていないことを。
札だと思っていたのは「米券」だった。
米券が5枚。
家で親にもらったものだ。
小銭も100円もない。
これじゃ、ジュースも飲めない。
のどが渇くのは辛かった。

そういうわけで、家に帰ってきた。
夜に北海道から送った資料も届く。
資料といっても、自伝を書くための文集やらアルバム。

ここで、俺の馬鹿さ加減を紹介したい。

「将来の自分」
中学2年の時に書いたものだ。

他の友達が書いているのを読むと、ほとんどのやつが「宝くじで1億円あたる」みたいなことを書いている。

俺も書いていたよ。宝くじのこと。

「19歳。5万円分、宝くじを買うが、結局、300円しかあたらず宝くじをやめる決意をする」

本当にくだらないことばかり、書いてある。

死ぬところも書いてある。

「98歳。うんこがたまりすぎて死ぬ」

思い出の地めぐり

2005年08月16日 | little story
俺は、計画性がないというか、めんどくさがり屋。
北海道に帰るフェリーもキャンセル待ちをして乗った。

今回の帰省はもちろん、家族や友達と会うのも楽しみにしていたけど、自伝を作るためのラストスパートの帰省でもある。


そんなわけで、やってきました。
「原点回帰」。


夜には、生まれた頃からのアルバムをめくり微笑んだり、中学校のときに書いた文集を読んで、ケタケタ笑った。(文集については、また、今度紹介しようと思います。)


朝、起きたら、テクテクとカメラを持ち思い出の場所を巡る。

この鉄棒で、グルグルまわったなあとか、
役場は全然変わってないなあとか、
ここにかいせんとうがあったのになあとか、
ここで金玉をぶつけて血がでたとか。


途中で、友達が合流し、また一人合流しと、3人で、俺の思い出の地めぐりに付き合ってくれた。

中学校の校舎の中に十数年ぶりに入ったときは、あまりにも変わってなくて、興奮した。

ここが、3年の教室だったなあとか、
職員室と校長室の間の部屋で、よく怒られたとか、
冬に、じゃんけんで負けて、2階からダイブしたとか、
夜のプールに全裸で泳いだとか。


主に、保育園の頃から中学校までの思い出の地めぐり。
その思い出の地で、思い出話。

今度は、十数年ぶりにみんなで集まろうな。

原点回帰

2005年08月10日 | little story
「自分の本をだしてみたい。自伝を出したい」という自伝プロジェクト。
現在70~80%くらい完成しました。
あと、もう少し。
9月中には、公開できると思います。

8月12日から、実家のある北海道に帰って、原点回帰をして完成したいと思っています。

今年の1月から、やっているので、当初から気にかけてくれている方には、本当に申し訳なく思います。
「まだ、できないのか」と。
「いいかげん待ちくたびれた」と。

もうしばらく待っていてください。
最高の自己満足に仕上げて、公開したいと思います。