三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

青林檎

2021年10月18日 | 俳句
いつの頃からか水道水を飲まず、ペットボトルの水を飲むようになった。

日本の水はきれいで安全だから、飲料水を買って飲むなんておかしいと言っていたのにである。
私が飲んでいたのは渡良瀬川の水で、田中正造と足尾鉱毒で有名な川である。

東北大震災の時に足尾銅山の源五郎沢堆積場が少し崩れたとか、放射能に日光や赤城
の山々が汚染され渡良瀬川に流れ込むとか、騒いだ時である。
ほとんどの人が忘れ、私も気にしなくなったが、その時から飲み水を買って飲む習慣になったようだ。

 ・背伸びして朝日欲しいと寒椿

寒椿

2021年10月15日 | 俳句
十一時半頃、オートバイの音がしたと思ったら郵便はがきが届いた。
衆議院選挙の投票入場券であった。
テレビではこれから解散「儀式」の放映だというのに、ちょっとフライングである。

・柿落ちる音は鬼門の塀の外
・背伸びして香りとどかぬ寒椿

野菜高騰

2021年10月06日 | 俳句
久しぶりに、居間に掛けている観葉植物のポトスに水をやった。
暫くして葉先から雫が頭にポトスと落ちた。


  ・青りんご口に含めば昭和来し


平成十六年のブログを読みかえしたら、
現在のように野菜が高い」との書き込みがあった。

平成16年のブログ・・・・「妻が目を丸々にして買い物から帰ってきた、野菜が高くなっていて、目が飛び出しそうになったそうだ。
普段は垂れ目だが、目が飛び出るくらい、まん丸い目をしていた。
TVでは東京の野菜がたかくなったと言っていたが、いよいよ地方の地場産も高くなってきたと言うことらしい。
それは困ったねと相づちをうったが、野菜嫌いの私としては、無理矢理野菜を食べさせられなくて良いと、小躍りする気持ちてあった。」

栗飯

2021年10月03日 | 俳句
台風一過の晴天だが、湿度が多く爽やかな秋といえない、半袖が適当な服装。

今日は昼飯のデザートで柿を食べたが、今年初めての柿だった。
そういえば、今年は未だ栗飯を食べていない。
栗を食べたいと、妻に言いたいところだが、栗飯の準備は大変なのは知っているので、なかなか言い出せない。
栗で有名な小布施にでも行って栗を食べるのも一興であるがコロナもあって遠出は無理。

信州は懐かしい、特に秋は良い、善光寺平で藁を燃やす煙がそこかしこで立っていたのを思い出す。

・虫籠を覘く神から覘かれて