・雀跳ね山の葡萄も食べ頃に
俳句10月号は飯田龍太氏の特集号である。
俳句の結社では親の後を子が引継ぐ例が多く、創作では馴染まないと思つているが、飯田龍太氏は例外だと思う。
龍太氏の作品では第二句集「童眸」が好きである。
・耳そばだてて雪原を遠く見る
・雪の峰しずかに春ののぼりゆく
・竹林の月の奥より二月来る
・秋冷の黒牛に幹直立す 龍太
庭の金木犀に青虫が一匹いたのを見付け、殺虫剤を一拭きしたら何匹もの青虫が糸を引いて垂れてきた、春よりこの時期は青虫は多いのでは、と思つたほどである。
その葉影に螳螂が擬態していたが、これらの青虫を食つていたのかも。
俳句10月号は飯田龍太氏の特集号である。
俳句の結社では親の後を子が引継ぐ例が多く、創作では馴染まないと思つているが、飯田龍太氏は例外だと思う。
龍太氏の作品では第二句集「童眸」が好きである。
・耳そばだてて雪原を遠く見る
・雪の峰しずかに春ののぼりゆく
・竹林の月の奥より二月来る
・秋冷の黒牛に幹直立す 龍太
庭の金木犀に青虫が一匹いたのを見付け、殺虫剤を一拭きしたら何匹もの青虫が糸を引いて垂れてきた、春よりこの時期は青虫は多いのでは、と思つたほどである。
その葉影に螳螂が擬態していたが、これらの青虫を食つていたのかも。