ツマです。
先週のお茶のお稽古は
大炉の後炭の点前、逆勝手で貴人点(濃茶)でした。
初炭は懐石の前(もしくは後)に炭を入れ、濃茶に備える炭点前。
それに対し、後炭とは濃茶を飲んだ後、燃え尽きてしまった炭を直し、
新たに炭を継ぎ、薄茶に備える手前。…こういう理解でいいのかな。
つまり、その時々によって炭がどの程度燃えているのか(どれぐらい足すのか)、
まったく分からないわけです。
そして、初炭のときとは違った景色にしなければいけないので、
状況に応じて炭を用意し、状況に応じて炭を足し、状況に応じて
格好良く炭を組まなければいけないわけです。
…できません。
ともかくも、どこに何を置くか、ということだけは理解し、ようようお稽古を終えました。
そして先生と「東京美術倶楽部」の「美術商の百年」について、
とにかく素晴らしかったこと、
まず古径の「山鳥」の見事さにびっくりして、その後も見事な作品ばかり続いたこと、
普段見られないものが満載だったこと、図録が格安だったことを語り合い、
“「作」は偽物の可能性があるけれど「伝」は本物なのよ”と
美術商から聞いたという「林檎花図」「鶉図」の表記について教わりました。
そろそろお水取りの時期なので、と
お茶室に東大寺の糊こぼしの椿の土鈴が飾ってありました。
冒頭の写真はつるすタイプの土鈴の写真です。
先週のお茶のお稽古は
大炉の後炭の点前、逆勝手で貴人点(濃茶)でした。
初炭は懐石の前(もしくは後)に炭を入れ、濃茶に備える炭点前。
それに対し、後炭とは濃茶を飲んだ後、燃え尽きてしまった炭を直し、
新たに炭を継ぎ、薄茶に備える手前。…こういう理解でいいのかな。
つまり、その時々によって炭がどの程度燃えているのか(どれぐらい足すのか)、
まったく分からないわけです。
そして、初炭のときとは違った景色にしなければいけないので、
状況に応じて炭を用意し、状況に応じて炭を足し、状況に応じて
格好良く炭を組まなければいけないわけです。
…できません。
ともかくも、どこに何を置くか、ということだけは理解し、ようようお稽古を終えました。
そして先生と「東京美術倶楽部」の「美術商の百年」について、
とにかく素晴らしかったこと、
まず古径の「山鳥」の見事さにびっくりして、その後も見事な作品ばかり続いたこと、
普段見られないものが満載だったこと、図録が格安だったことを語り合い、
“「作」は偽物の可能性があるけれど「伝」は本物なのよ”と
美術商から聞いたという「林檎花図」「鶉図」の表記について教わりました。
そろそろお水取りの時期なので、と
お茶室に東大寺の糊こぼしの椿の土鈴が飾ってありました。
冒頭の写真はつるすタイプの土鈴の写真です。