さかなのはなぢ

ねこ二匹と暮らすオットとツマがぽつりぽつりと気に入ったことや気になったことについて書き留めたブログです。

横美の蔡國強「帰去来」展

2015-09-12 20:02:25 | 外出(神奈川県内)
オットです。

阪神さんは延長で引き分けたのですが、ヤクルトが負けたため首位に返り咲きました。
なんだろうね。最後まで団子の状態でトラックに帰ってきて、ゴールの瞬間までどうなるのかがわからない状況です。
今日はマートンがブレーキ。チャンスに何度凡退したことか。マートンで勝った試合もいくつもあるので今日もあと一本だったのだが・・・。うまいこといきませんね。


天気がよく暑くなりましたね。
先日、横浜美術館へ行ってきました。
いま開催中の蔡國強さんの「帰去来」展です。
驚いたことに飾ってある作品は5点。
目が点になってしまったとはこのことです。
単純計算で1点300円か。。。高いのか安いのか。


まずは美術館にはいってすぐ目に入るのが高さ何メートルもある「夜桜」
これは火薬ドローイングという手法で作成されたもので、横浜美術館にてボランティアさんと一緒に作成したとのこと。作成に至るまでの映像もあってその途中経過を見ながら完成作品を見ました。
とてもでかい迫力に驚くばかり。桜の花びらをとても大きく作りたかったそうです。

次は18禁制の春画4点
こちらも火薬を用いて作成していましたが線のところは段ボールを切り抜いて火薬をおいたそうです。よくわからなかった。

続いての部屋は春夏秋冬
白い磁器製のパネルに花や動物が立体的に描かれていてそれを爆発させて作った作品。
細かい作業に驚いたことと、これを組み立てたのはヤマトだってのにもびっくりしました。
同じ部屋に葉をモチーフにした作品も天井からぶらさがってました。

今回の一番は狼たちの壁撞きでした。
これは圧巻です。99体(中国では99という数字は縁起がいいらしい)の狼たちがベルリンの壁の高さほどのガラスパネルに向かっていく様子を立体的に表した作品です。
一体一体の異なる狼たちの間にはいって眺めているだけで群にとけこんでしまう錯覚におちいった作品です。
自分も狼になった気分。空をとべるかなあ。


以上、これで作品は終わりですが・・・・・どうでしょう、300円以上の価値がありました。
会場で紹介されている映像を見ることで作品の過程がわかり理解度が増しました。
いやはや他の作品も見てみたいと思った蔡國強さんの作品です。
(北京オリンピックのセレモニーで花火を演出したアーティストです。)
コメント
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