見張り番のコタロ「とーちゃん、雨あがったよ~」。今日は午後から晴れる予報ですが黄砂も一緒にやってくるそうで観光にはむかない日になってしまいました。GWにはいっても南島原市ではひっそりとした通常通りの静かな日曜日です。
今夜はヴァルプルギスの夜、中欧ヨーロッパでは夜にかがり火を焚いて春の到来を祝う日。大掛かりのかがり火を焚いて春を先取りしたい気持ちでしょう。いつも早寝早起きのしっかり者のドイツ人が興奮する光景には驚きます。京都・花脊の千本のたいまつに点火する「松あげ」に似ていますがこれはお盆の行事。ジュン・ブライドまでに間に合いたいドイツ人の新婚カップルが生まれる機転の日でもある。ちなみに新婚旅行は日本人と違って地元のリゾートホテルで1週間ほど連泊して子つくりに励む習慣がありました。当然新婚旅行明けの出社日は少し痩せているのが特徴、空が黄色く見えるのは世界共通なのかね~。時計のお仕事では視力が落ちているので復帰後には回復に時間がかかりますが皆さん経験者なのでお互い様、よくわかるよね~。当然職場へのお土産などは無い、日本人の旅行疲れとは風景が違いますね~。
ストラヴィンスキーのめちゃくちゃな振り付けの「春の祭典」が似合う日。厳しい冬の季節が終わって春を迎える気持ちは京都人にも理解できますね~。ガンダムにも「ヴァルプルギス」が出ていましたがこれが由来です。
閏月なのでとりあえず時計のカレンダーをいちいち早めておきましょう。
GWは時計を忘れないで行動しましょう!時間管理はホストの責任。妻と子供は日頃の家事、学習から解放されてせめて時間を忘れてほしい。私はバイヤーの仕事など流通業なので盆も正月も時計は必需品のお仕事でした、もちろんGWは楽しそうな旅行客にまぎれて一人ポツンとくたびれたビジネススーツを着て新幹線のホームに立ちます、そんな人生裏方稼業なのだ。機械式時計から電気時計、音叉時計、クオーツ時計の技術転換点と社会基盤の転換点にいた。「会社は株主のためにある」この言葉からやたらと機嫌が悪くなった販売員、サービスの質がヨーロッパ並みに落ちてしまいます。竹中以前は「お客様の喜ぶ顔を見て働いてきた」モチベーションが政治家に裏切られた時代でした。「世の中、銭や!」大阪人の主張にマッチした時代に使い捨て社員の時間給(タイムカードワーカー)が急増、待っているお客の目の前で「お疲れ様~!」で消えていく販売員が生まれました。「売り場が忙しいから手伝って!」などといおうものなら「まだ休憩時間ですけど!なにか?」にらまれますね~。嵐山の飲食店では客が食べ散る最中にテーブルを掃除するおばさんに遭遇する時代性がある。
GW中、不愉快な思いを体験するのも時代を把握できるチャンスだとあきらめましょうね~。私は黄砂避難でのんびりネコと遊ぶ日々なのだ。