8月31日月末の金曜日。
コンビニで高速バスのチケットを購入。9月のお彼岸お墓掃除ツアー長崎ゼロ泊三日の旅の始まりです。
9月19日㈬のお墓山への山登りのために体力をつけておく。
8月のように満員でチケットが取れない場合を考えて早めに準備しました。
月末になると何となく忘れ物をした気分で不安になります。
今月も無事にトラブルもなくイベントをこなして終われたことを感謝。貧乏神様へお礼参り。
工房売上が前年比15%ダウンの残念な結果になりました。
台風,猛暑など外的要因が主な要因なのだが今後も異常気象が続くリスクを考えて節約するしかないのだ。
内的要因では夏の暑さに対抗してビールを飲みすぎたかぁ~!エビスビールが最高においしい夏でした。
Cartier、ブルガリなど高級時計の電池交換依頼は堅調で推移している状況です。やはり国産時計セイコー、シチズンのソーラー電波化の影響か修理依頼は少なくなってきました。存在感が無くなっているように思えます。
それにしても水入り修理依頼が多かった。
台風の大雨災害より猛暑の汗が影響しているようです。ほとんどが時計が下を向く12時・3時方面から浸入した汗がさび付いています。
一日がおわるころ時計のウラブタを拭き上げることです。
特にディーゼル、ニクソンのユーザー裏蓋を汗を拭いておくことです。
使用部品が中国製なのでステンレスの素材もお粗末でネジがさびて抜けないことが多い。
セイコーなど水入り事故のオーバーホールが2万円と見積もりを出すとほとんどが即座に断られます。
かといって水入り時計をほったらかしにするわけにも行かないのである程度まではメンテナンスはするがお金になることはない。
そのうちセイコーの時計を「はてぇ~?どこかで聞いたようなメーカーだけど、いつだったっけ?」になりそうです。
「修理で部品の入れ忘れはないの?ネジが1本残ったことなどないの?」この質問は多い。
一番多いのは防水パッキンの入れ忘れでしょう。電池交換の依頼で裏蓋を開けてたまに前回担当したお店のミスを見つけます。
お客様には何も言わないで新たに取り付ける。客にミスを伝えても取り返しがつかない出来事です。
「水が入ることもあるので電池交換一つでもできるだけ専門店に依頼しましょう。」とだけ伝えます。
また、キャリバーをケースに固定するネジ二本の内1本がないなど時計の動作と無関係な部品は最初からついていないことが多い。
時計修理は動いて初めてお金になるので肝心なネジを使い忘れることはまずありえないことです。
安心してお使いください。
ただ修理職人の指紋がベッタリと機械についてそのままの形で錆びているものを時折見かけます。
必ず指サックを付けて仕事をする教育を受けていないのだ。
時計を預かるとありとあらゆる事故を想定して始めます。
指サック、時計用綿棒、掃除木(ベルト、ケースのゴミと利用の木)3種、手袋、傷テープ(ベルトを外す時によくケガをする)、磨き用セーム革他、ウラブタへの記載用ペンなどなど修理部品のほかにこんなものまで用意、一日の仕事を始める前の準備は必ず行います。
それでも何か忘れた様な気がする。
そうだ!お金がない!
「月末や~それにつけても 金のほしさよ~」なのだ。