8月31日土曜日。
月末の快晴!トイレの100W電球。売上不振の中つらい時計師にこの青空はまぶしいね~。
北大路北口にあるPL教団日めくりカレンダー「覚悟をした人は強い」
実にタイムリーな格言でした。
ドタバタしてもしょうがない。一日のんびり過ごすことにした。
11年前工房を開くときには「今後10年はお客様のために尽くす」清算された会社の利用客のためアフターサービスに徹する覚悟をした。
3年前、母親が寝たきり入院「亡くなるまで介護に撤する」覚悟をした。
約束の10年過ぎ、母親も他界した。
嫁さんから「な~て、いつになったら家族のために生きる覚悟をしてくれるのん?」と今朝、言われた。
「京都の男は公共物。家庭では使い物にならない、おんなは京野菜、全国的に人気の引っ張りだこ」
したがって家庭で男の存在価値はかなり低い。猫より低い。全国的に見ても京都の男性は不人気?
長崎の居酒屋でもどちらから?と聞かれて京都からというとスーッと引かれる。
「こいつはバカ舌!新鮮な魚の味はわからない。エビスビールでも飲ませろ!」
それでも京都の男性はうらやましいものです。
家庭では夕食に酒の肴の用意はしないので居酒屋文化が発達してきました。
私の家庭でも酒の肴の用意はない。
そこで猫の集会とオヤジの集会は京都ではよく見かけます。
路地裏に不思議なくらい小さな居酒屋、ショットバーがぽつんと生きています。
何故かお客さんがジグソーパズルのように毎夜ぴったりと座席にはまります。
小学校から一緒、いったいいつごろからこの居酒屋へ通うようになったのか?不思議な常連客が多い。
同じ覚悟を決めた竹馬の友。
貧乏でも京都で生きる覚悟を決めた人は強い。
伝統産業の不況で家業では生活できないので福祉サービス業、観光サービス業でしぶとく生き残っています。
他人の生業のことには意外と無関心。
「あぁ~!今年はアユを喰わんうちにさんまの季節が来てしまった!」
京都の月末。
午前中に集金に行かないととりっぱぐれるぞ~。
明日から9月の始まり、日曜日スタート月曜日エンド、絶好のカレンダー。
お彼岸のお墓参りのゼロ泊三日の旅の22日以外は無休で営業します。
私の休みは19時から朝の10時までの15時間。
覚悟を決めた時計師は強いのだ!
今日も19時まで営業。お待ちしております。