京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「招き猫の時間」

2022-08-31 09:06:35 | 時計修理

8月31日水曜日。今日は野菜の日。

我が家の「招き猫」お花、右手は虫を招き、左手は爬虫類を招くのが得意です。今朝は近所の人から畑の土をもらった。親切だ、ありがたい!

今サツマイモを植えている場所に秋になって気温が20度くらいに下がるととルッコラ、コリアンダーのハーブ畑にする予定です。種は昨年採ったものを保管しているので庭いっぱいに蒔いてもまだ余裕がある。残念ながら猫に小判、オヤジにルッコラ。ルッコラ、コリアンダー、サツマイモは嫁さんと娘用で私は野菜嫌い、野菜はチャンポンに入っているキャベツで充分です。猫とオヤジは野菜は食べなくても良いのだニャン!

招き猫はヒコニャンで有名な彦根の井伊家発祥。昔、雨宿りしていたお殿様を三毛猫がこっちへ来いとしきりに招くので不思議に思って近くに寄ると今まで座っていたところにかみなりが落ちた。これが招き猫の元祖ヒコニャンなのだ。

日光の左甚五郎の眠り猫、実は寝ていないのだ。寝たふりして相手を安心させていざと言うとき飛びかかってご主人様を守るそうだ。猫のお花はスズメバチであろうがトカゲであろうが飛び掛っていく勇気がある。そばで見ている私はおろおろするだけ。

政府自民党の飼い猫NHK、旧統一教会が怖くて手が出せないようです。8月10日の事件から20日ほど過ぎてやっと特集を組んだかと思うと今まで週刊誌が発表した内容を整理しただけ。飛び掛ると思っていたのががっかり丸くなってしまった、反共政治とカルト宗教の癒着の歴史には怖くて触れないのだ。

「とーちゃん、なさけなかねぇ~!」保護猫お花と一緒にため息混じりに読んだ中山七里著「作家刑事 毒島の嘲笑」幻冬舎1600円。野党残酷物語でした。立憲にしてもメンバーはご先祖帰りしてしまったし、共産党は死んだふり、これでは統一自民党のやりたい放題、NHKまで猫のようにおとなしくなってしまった時代だニャン。今日は「宿題の日」だという。山積した宿題をまったくやる気の無い政治家の皆さんに中山七里の皮肉たっぷりの小説でした。めでたしめでたし~。

 

 

 

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時計師の京都時間「化けネコの時間」

2022-08-30 13:38:03 | 時計修理

8月30日火曜日。快晴。明日は雨予報、台風11号接近の影響も予測できるのでお墓掃除に行って来ました。涼しいはずの早朝から出かけたけど暑い!長崎のお墓は山の上へ上へと伸びるために月二回のお墓参りにはトレッキングブーツが必要。

今日も汗まみれで登っていると上から女性が降りてくる。美人だ!長崎は美人の町で有名、和泉式部から石田あゆみ、川口春奈まで美人の歴史は継続中、コロナ疎開1年過ぎて長崎美人を見慣れてきた私も今日はびっくり!ひときわ目を惹く色白美人。ところがどこかおかしい!肌の露出度が高い服装でお墓参りは危険!私のように長袖、足元は登山靴の装備がいる。肌を露出するとやぶ蚊の襲撃に遭う。ふとこの人はこの世の人ではないかも?そう想いながらすれ違う。足はちゃんとあったのでホッとする。

化け猫伝説。日本三大化け猫、愛知岡崎、佐賀鍋島、福岡久留米だそうです。一番強い猫が久留米の有馬伝説、鍋島の猫も負けずに怖い。飼い主が非業の死を遂げた後、飼い猫のあだ討ち物語なのだ。我が家の保護猫お花ちゃん、人見知りするので宅配便のお兄さんが来てもソファーの下に隠れてしばらく出てこない。私が非業の死を遂げてもあだ討ちしてくれそうもないしこちらも猫の恩返しを期待していない。

秋の虫が一日限りで聞こえた。昨夜は化け猫が出そうなくらい蒸し暑い夜、夜明け前4時ごろ羽虫が一匹私の耳の中へ飛び込んできた。飛び起きた!「寝耳に水」どころか「寝耳に虫」だ!しばらく耳の中でブーンと暴れて強烈にうるさい!左耳は突発性難聴の治療中であまり聞こえない、正常な右の耳に飛び込んでくるのだからあわてた。その後何とか虫を取り出して収まったが猫のハナちゃん「何かあったの~」薄目を開けただけ!やっぱりあだ討ちは期待できそうもない。朝になって洗濯物を干しているとカマキリを見つけた花、カマを振り上げて応戦する相手に早々退散する。「とーちゃん、情けなかぁ~」

NHKクローズアップ現代を見た。やっと「旧統一教会」ものが出たががっかり。腰が引けていて今までスクープしてきた週刊誌の追認だけで特に新しい情報も無く期待するほどではなかった。

カマキリに立ち向かう猫の花のほうが勇気があると思った。

 

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時計師の京都時間「ネコの格差社会」

2022-08-29 09:00:55 | 時計修理

8月29日月曜日 晴れ。まだ暑い島原半島の夏 ネコの写真はいつもごろごろと寝ているものばかりです。この暑さではしょうがない、また台風が来そうでネコのお花のひげもビリビリしてくるのでしょう。

「漂砂のうたう」木内昇著 直木賞受賞作です。今回二度目の完読チャレンジに失敗!未読で図書館へ返却することになる。やはり江戸物は苦手、1メーターも掘るとゴミの山しかでてこない文化と歴史の浅い土地。それなのに直木賞の受賞作家は東京人ばかりだ。伊坂幸太郎が受賞を辞退しているところも、村上春樹が受賞していないところもそんな事情があるのでしょう。

受賞作は維新後10年、江戸から東京に移った時代が舞台。東京の下町、山の手の地名も東京住まいでないとピンとこない。深川って何処や~?の東京音痴ではこの本は理解できない。やはり大御所の作家も今や江戸っ子ばかり、東京もの以外では直木賞受賞作でも売れないのだ。岩手生まれの柚木裕子、東京生まれだが岡山育ちの原田マハさんがまだ未受賞、京都育ちの澤田瞳子さんが昨年受賞したほどだから地方人の受賞は遠いのかなと思う。それに澤田氏の受賞評価があまりにも厳しいのでびっくりした。やはり京都、地方文化を理解できない東京育ちの人達が選者の主流になっているのでしょう。

時計の売上金額ベースで首都圏VS地方では80:20からまたコロナで差が開いたようです。時計業界と同じように書籍も関東中心のマーケットに変わってきた。舞台は東京だけ!東京周辺の詳しいスケッチが書けないと売れない時代。直木賞受賞作を見て「えっ!これが受賞?」と思う作品が増えるかともう。書店の数が驚くほど多かった岩手県盛岡市、石川県金沢市の土地で育った作家さんもこれからは減っていくのかね~。 仙台で頑張っている伊坂幸太郎氏に頑張ってほしいものです。

花ネコも格差社会のネコ。長崎生まれの保護猫では去勢、不妊手術の補助金はでない。都会に生まれた猫と田舎のネコの格差はさらに広がる。「親ガチャ」より「土地ガチャ」。都会のネコは5000円をくわえて生まれてくるのだね~。

疎開後ラジオも聞かなくなった。FM京都「谷口キヨコ」さんは東京でデビューしたら今や全国ネットで活躍したはず。地方のラジオ局のアナウンサーは絶滅危惧種のようです。昔、名古屋から京都に向かって走ると「関が原」の先、大きな病院を越えたあたりからキヨピーの声がかすかに聞こえてくると「京都の香りがしてくる」と娘たちが喜んだ。FM放送も東京からの全国ネットの時代「原宿」のイベント案内を島原半島で聞く、他に選択する局がないのもつらいものです。

今日も京都から880キロ離れた田舎から「国葬反対」を花ネコと一緒に叫ぶのだ。

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時計師の京都時間「好奇心はネコをも殺す」

2022-08-28 09:54:51 | 時計修理

8月28日日曜日。快晴!湿度58%と音楽日和。気候はピアノや弦楽器が最適な音に変わる環境の島原半島に戻りました。

残念ながら島原半島には大学がないしもちろん音大はない。こんなに気候がいい地域なのに実にもったいないと思う。ちなみに大分の立命館アジア太平洋大学APUは毎年300億円の経済効果があるという。島原半島には恵まれた気候と広大な有明海の埋立地があるのにスポーツ施設のグラウンドだけではもったいない。普賢岳の噴火のマイナスイメージが残っているのでしょうね~。ネコの花ちゃんにとって関係のない話だ。いつもの通り知らん顔をしている。

「好奇心は猫をも殺す」この意味が解らない。保護猫出身のお花、日頃からぐでぇ~ぐでぇ~と寝てばかりいるではないか!お前に好奇心はあるのか!ネコには九つの命があるということ、なかなか死なない生き物だ。これのおかしな都市伝説。中世ヨーロッパで魔女の使いとしてネコも一緒に魔女狩りで殺されたり、日本では化け猫にされ油をなめたり、我輩ネコはお風呂でおぼれて死んだりそんなネコの歴史はかわいそうなものばかりだ。うっかり外に遊びに出ると車にひかれるし危険がいっぱいだ。その代わりワンコはいいね!パトラッシュ、ポチ、ラッシー、ハチ公とワンコの歴史は華やかです。この風潮に社会を恨み悪いネコが出てきてもいい時代。先日「国葬反対」ネット署名運動が呼びかけられていました。なんとエントリーに300円の募金出すシステムになっている国葬詐欺だ。国葬反対の署名と募金が集まってもこれはネコに小判。頭の黒いネコは国葬は2億円以上かけて執り行われた後に善ネコっかぶりして行方不明になることでしょう。

「常設展示室」原田マハ著 新潮社1400円 短編集、久しぶりに読み進めて残りのページが少なくなっていくのが悲しい物語ばかりです。ネコと一緒に読書。次第に赤く変わるページを見ながらこの色をカンバス30号に描いていたころを思い出す。京都の画展で出した作品、夕焼け空の色が無駄にデフォルメされているとかなり酷評されたこと思い出した。美術系の大学、美術館がほしい島原半島ですね~。この空の色を見てほしいものです。

 

 

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時計師の京都時間「祈りの時間」

2022-08-27 15:19:55 | 時計修理

8月27日土曜日。快晴!佐賀県鹿島市の祐徳稲荷大社へ行ってきました。日本三大稲荷大社です。ちなみに京都の伏見稲荷大社、茨城県笠間稲荷大社だそうです。頂上の奥の院までお参りする。伏見稲荷の稲荷山登山?よりは緩やかですが標高差300メートルの傾斜にこの猛暑はつらいものでした。

南島原市の自宅からホンダマグナ250CCバイクのツーリング気分で出かける。片道90分往復180分、朝9時の時報を聴いて出発14時に戻る行程でした。一時間近く祐徳神社の境内をさまよったことになる。

長崎に住んでいるのだから一度はお参りしないとね~。岡山の支店勤め時代に社屋の屋上にお稲荷さんの祠がありました。ビルを建てる際に祠は屋上に上がったのでしょう。このお稲荷さんが効果抜群!事故ひとつもなくここで6年間を過ごせました。以来何処へ行ってもお稲荷さんを素通りできない。

今日も「平成6年~12年の6年間を無事に過ごせていただいたものです」挨拶をしてきた。神戸淡路大震災1995年、平成7年5時46分は岡山店の店長をやってい被災地へは岡山県側からアプローチしていました。

無事にお参りを済ませてオレンジロード(みかん畑)眺めの良い快適な道が出来ているので利用する。悲劇はヘルメットでした、今までショウエイ、アライと問題なく使えたのでヘルメットを甘く見て安いものを買ってしまう。頭に合わないヘルメットは危険だ。終いには圧迫されて頭痛から歯痛まで来たが何とか無事に帰宅できた。祐徳神社様のおかげでしょう。

「ただいまぁ~!」疲れ果て自宅へ戻るとお留守番役のお花ちゃんがいない!表のガラス戸を振り返るとにネコのシルエットがチラッと見えた。少し開いていた網戸から脱走したのだとわかるまで数秒かかる。泥棒避けより脱走避けに注意したいね~。脱走したお花が無事だったのもお稲荷様のおかげなのだと思う。

 

 

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