京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「背中のトラが泣いている」

2023-04-29 12:55:26 | 時計修理

今日は雨。GW初日の土曜日は残念ながら一日雨模様になりました。昨日畑の草刈と除草剤散布で筋肉痛の朝、除草剤散布後6時間のお天気が必要なのであせって撒いてきた。作業後近所の温泉施設「湯らり」に行ってきた、南島原は温泉施設を症状によって選べるところがいい。筋肉痛の場合はここに来る。

 数日前の朝NHK「あさイチ」で育児休暇の話題が出ていました。「育休をとってくれろと泣く子かな」一茶改。「経営者が都合のいい自由な働き方改革」をやりながら「育休」を薦める矛盾、対外的なPR放送なのだ。

この放送時間帯が最悪。旦那さんたちが仕事に出た隙に目に付かないような時間にだまし討ちのような特集でした。映像ではイケメンの旦那さんたちが「育休」を取得して楽しく家事を分担する姿がなんとも嘘くさい。コロナ禍、アベノミクス失敗で育児どころで無い苦戦中の企業の業績悪化のタイミングである。「自分の旦那さんは育児も家事も分担しない潰れかけの中小企業のサラリーマン」この番組を見ていた主婦はなんともため息が出るような映像が流れていました。その日何も知らず疲れて帰宅した男性たちは機嫌の悪い嫁さんに迎えられてさぞ驚いたことでしょう。

嫁さんもコロナ禍、値上げでフラストレーションが高騰中に家事ひとつとっても評価が出ない重労働だ、今朝も朝7時から掃除、洗濯その他で3時間かかった。YouTube「田舎の一人暮らし」レベルまでに掃除をするなら半日はかかる「田舎のネコ暮らし」なのだ。おまけに育児まで負担する主婦は爆発寸前になる。そんなときに「あさイチ」は夫婦間にガソリンをまいているようなものでしたね~。

「男が背中で見せる悲哀」時代はとっくに終わった。中小企業では存在理由を説明できない時代だ。「会社は株主のためにある」ので利益が出ない会社は存在理由がなくなって潰れていい時代なのでしょう。コロナ禍の補助金はかすりもしなかった個人営業の時計業界。「連合」は今日がメーデー。労働者の7割が中小企業の労働者だという。この7割を引っ張り出して優越感に浸っているような3割の公務員、大企業の就労者はさぞ気持ちのいいことでしょう。テーマが「一人も取りこぼさない社会」だといっていました。「どの口が言うのか芳野さん!非正規労働者をとっくに見放していたではないか!」労働貴族の彼女にしてみればパート、アルバイト、契約社員などの非正規労働者は人間に見えていないかも?江戸時代の牛、ウマが令和時代になると非正規労働者でウマよりましか?。連合の組織事態が大企業の御用組合なので末端の労働問題を把握できていないから7割なんていう数字が出てくる。実際非正規労働者が全体の3割強を占めている社会なので4割弱だけが不安定な中小企業の正規労働者だという数字マジックがある。「一人も取りこぼさない社会」何かブラックジョークのようなメーデーでした。

今日は雨!ネコの背中も哀愁漂っていました。

 

 

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