7月31日大安の木曜日。
今日で祇園祭も終わり、愛宕神社の「千日詣り」の日。
京都の静かな夏です。明日は祇園の八朔。芸舞妓さんのあいさつ回りの日。
写真は墨染交響楽団演奏会のお知らせです。
9月15日 日曜日14時開演。場所は墨染ではなくて「文化パルク城陽」だ。
行けばすぐわかるとても大きな目立つホール。「こんなところにこんなホールがあったのだ~!」誰でも初めはビックリする巨大な建物です。
入場無料コンサートなので一度入ってみましょう。
演目はラフマニノフピアノ協奏曲2番、チャイコフスキー交響曲4番。人気のプログラムになっています。
私のチェロの師匠が団員なのでチェロの集団に混ざっているはずです。
会社を退職して京都に戻れたことで念願の先生につくことが出来た。
一年ほど基本からしっかりと教えてもらいました。つまり変な癖がついていたので弓の持ち方から姿勢まで全部変えられた。これが苦しい!
私の人生、いい時間は続かない!
覚悟はしていたが時計会社の倒産で修理工房を開く事になったのでチェロどころではなくなってしまう。
楽器の練習時間が取れなくなったので泣く泣く先生とはお別れ。
最後のレッスンから7年経った今でも最後のレッスンの悔し涙を思い出す。
何かを得ようとすると何かを失う。
京都はコンパクトにまとまっている町だ。そんなところにいい先生が集まっている。
何か習い事を始めるのにちょうどいいスケールなのでしょう。
京都のキーワードは愛宕神社の「愛」です。
大阪のキーワードは「ゼニ」だ。
がめつく稼いでケチケチとした生活を送りながらコンサートや芝居にはよく行く。
突然、楽団やら文楽やらへポンと信じられないほど寄付をする。そんな金離れがきれいな人たちが目立つ。
世の中「ゼニ」じゃ~!
そんな大阪人にたびたびご馳走してもらっている私はドケチなのだよ~!
名古屋のキーワードは「労働」。とにかく男も女もよく働く人たちの町です。働いて働いてそのお金でトヨタ・クラウンを買う。
労働時間が長いのが自慢になる。「50時間もサービス残業したった!」
名古屋人のレッスンは労働の続きのような勢いだ。とにかく休まず真面目にレッスンを受ける。
中心部「栄」の芸文館の演奏会ではトヨタ関係者が出演すると必ず満席になる。会議でも始まりそうな仕事の続きのような雰囲気です。名古屋へ行くならコンサートに行きましょう!
「もの造り」にプライドを持ているのでその業界人には住みごごちがいい。
インスタントラーメン一つ作るのでもこだわりがあってうるさいのでやりたいようにやってもらうとおとなしくなる。
金融、芸術部門の人たちはちょっと肩身がせまいでいかんわ~。
もうそろそろ工房を開ける10時になりました。キーワードは「愛」
時計を好きな気持ちは京都で88番目くらいか?京都の時計組合で一番最後に入った組合員が私なのだ。7年前になりましたね!
今週のヘロヘロスタートです。