京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「ネコの疎開時間」

2022-03-22 10:57:52 | 時計修理

3月22日火曜日 お彼岸。写真は昨年11月に家族入りしたの保護猫のハナちゃん。南島原市の自然の中で順調にいたずらお姫様に育っています。夜には布団の中に入り込んでくるのですが次第に重くなってきました。

これまでコロナ禍の隙を狙って京都に戻ろうと画策しているとデルタ、オミクロン株で失敗!家族が濃厚接触者になったり、先日やっと3月20日でまん延防止規制が解除になり私が戻れる~と喜んだのもつかの間、嫁さん「私が島原半島に行くからね~!温泉とお刺身美食ツアーが楽しみ」だそうです。

梅が終わったら早速桜の花も咲き始めている温暖な土地柄なのだ。こちらの庭で取れた大根を京都へ送ると1600の送料がかかった。合掌!

残念ながら春が来てもウクライナのプーチン戦争でもろ手を上げて喜んでいられない気分ですね~。黙っていればいいのに「世界の警察官」の役割終了を勝手に宣言したオバマ、喜んだのがプーチン、週近平などの戦争国家。この報道の後戦争開始、ウクライナの悲劇が始まったのでしょう。スイッチを押した彼がノーベル平和賞の受賞したことはなんとも皮肉だ。悪い予測は当たる「太平洋を中国とアメリカで占有する」時代の始まりでしょうか?

80歳を越したバイデン大統領が走っている映像がなんとも見苦しい。この何も出来ないおじいさん勇気をなくした政治家だと世界中の人がもはや解っているのだから、せめて杖で苦しそうに歩けば歳のせいにしていいわけが出来るでしょうにね~。

時計業界の情報も京都から880キロ離れた島原半島にも届きます。時計メーカーの修理部品の供給も街場の時計師にはほぼストップ。昭和時代に修理部門は売上の80%が利益でした。ところがこの収益率に目をつけたメーカーがそろって部品の供給を止めた結果、令和時代利益率は20%台に落ち込みます。つまりロレックス,カルティエ、セイコーなど殆どメーカーから部品が出ないので手も足も出ない。小売店はメーカー修理の取次店になる。今回のコロナ対策の持続化給付金を申請しようとしてもなんと前年比に対して売り上げ増加するのだ。つまり前年比売上は120%、利益は40%と言う悲しい数字になります。所詮政府の乱暴な政策なんて当てに出来ない業界なんだ。

時折一般のお客様から修理の問合せがあります。一番困っているのはユーザーでしょう。メーカーでは修理見積も単品見積になっています。国産メーカーの普及品でもいきなり10万円といわれてびっくりして断ると送料はユーザー負担。さらに乱暴に蓋を閉められて壊されて帰ってくる。悲しいことにロレックス、オメガなどの修理品は10万円以下では修理完了まで行かないのが実情でしょう。

時計の電池交換でも同じようなメーカーの言いなり、ボッタクリの悲劇が起きています。ベルトだけの修理依頼に本体まで修理?請求が来ることもある。工房では今までの料金設定を続けていますが送料は片道1000円ほどかかります。(京都~南島原工房往復2000円、電池交換料金1100円)それでも送ってくるお客様が多く、その度に申し訳けなく思っています。

〒859-2203長崎県南島原市有家町尾上1972-1時計修理工房ヌーベル・パスティーシュ坂口義彦

℡0957-61-1930 これを正確に書かないと宛て所不明で返送されることもありますのでよろしくお願いいたします。北区紫竹下竹殿町時計修理屋で届いた時代が懐かしい。

工房を移転して9ヶ月目、ネットで上京区、北区の空き家情報を調べるのが趣味になりました。ネコのハナちゃんと一緒に帰ると、現実何とか利用できそうな航空機だと5000円の同伴代金がかかる。京都は遠いね~。

アメリカから見捨てられて令和7年までには台湾が中国に吸収されるのも見えてきた。あと3年はこのまま南島原疎開生活を続けたほうが無難でしょう。67歳の老いた時計師が義勇兵になっても台湾では迷惑になるかね~?せめて募金でもしましょうか?何もしない言い訳の「第三次世界大戦」回避で祖国がなくなるのがなんともむなしいね~。

今日はお彼岸なのでこれからお墓参りに行ってきます。元祖「監視システム」神様が空から見ている!事を信用しろ!と言うのにも無理が出てきたね~。

 

 

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