しょっぱなっからいきなりグロ描写で始まるから、てっきりグロドロミステリと思ったら、これってば刑事小説なんだね。
なので、読後感としてはあっさりしたもんです。
十津川警部シリーズ(あんま読んだ事ないけど) を思い出すって感じでした。
つまり庶民的エンタメとしてのミステリっていうか。。。
スピード感あり、涙あり笑いあり、キャラよし展開よし、がっちり楽しませてもらいました。
以下、ネタバレとグロ表現ありかも!!
あれですか、ストロベリーっていうのは、ぐちゃぐちゃの顔面が熟れすぎたイチゴのようだから、ってやつですか。
はっきりそういう表記はなかったと思いますが。。。。
なんかそういう意味でのストロベリーって、聞いたことがあるようなないような。。。
しかし、グロテスクに腫れあがった顔面なら、イチゴよりトマトの方がより近いのではないかちらん。
ま、可愛らしいイメージのイチゴとのギャップがイイから、ストロベリーなんでしょうな。
トマトナイトじゃ、なんか健康で楽しそうだし。
佐田さんと玲子の、当時のやり取りの部分では、不覚にも落涙。
性犯罪の描写?表現?について、賛否両論あるようですが、私は泣きました。
あの辺については、割と淡々と描いてあったし、そう引っかからなかったっす。
にしても、ストロベリーナイトの描写は、さすがにエグかった。
釘バットで胸と鼻をもがれるなんて、うぅ・・・イヤだ。
ところで、胸と尻の肉を削いだら、やっぱ女性らしくない体になるんでしょうか。
骨格的なものが、どうしようもなく残ると思うんだけどなぁ。。。
なんて、野暮な事は言いっこなしだぁね。
ストロベリーナイト (光文社文庫) | |
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