三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

やっぱり

2006-06-30 11:46:37 | 日記
 昨日(も)飲みに行きました。
 いつもと変わらない感じで飲んだのに、今日は妙にしんどくて。
 変に鼻声だし、喉も変。
 昨日騒ぎすぎたのかなー、と思ったけど、それにしてもしんどい。
 もしかして風邪か?!
 今日はめちゃめちゃ忙しいのに、風邪なんかひいてられっかよ!
 でもしんどいなー、帰っちゃおうかなー、心なしか寒気もするような気がするなー、帰ろっかなー。
 
 と思ってたら、昼を前にして回復してきた。
 やっぱ飲みすぎだったみたい。てへ

神様から一言 <荻原 浩>

2006-06-29 12:38:31 | 
 愉快、痛快、ホロリ、ニヤリ、といった感じでしょうか。
 非常に楽しかった。

 こんなにダメな人ばっかりなのに、何故か魅力的に見えてしまうキャラクター達ってば素敵。
 ダメ会社は魅力的じゃないけど。
 会社のダメなとこを、結局劇的に変えたりできないのに哀しくないのは、組織どうこうって話じゃなくて『ヒト』の話だからかしら。
 
 思うに、荻原さんの持つ軽快さが、読んでいて非常に楽なのです。

電脳山荘殺人事件 <天樹 征丸>

2006-06-23 12:04:27 | 
 ききき金田一少年の事件簿ですよ。
 しかもイラスト入り。
 普段のアタシなら確実に手に取らないんですが、いきつけの美容院のオネーサンが貸してくれたんで。
 この姐さんはミステリ好きで結構硬派な好みっぽいんで、その姐さんが割とおもしろいと言うのなら、と。

 うむ、確かによくできていると思います。
 読者への挑戦状まであって、本格推理っぽいじゃないかい。
 既に知っているキャラが出ていることも、楽しめましたし。
 逆にそのせいでハラハラ感はなかったけど。
 だって絶対大丈夫じゃん、色々と。

 でもイラスト入りは恥ずかしかったです。はい

坊ちゃん <夏目 漱石>

2006-06-22 11:51:48 | 
 近々四国へ旅行に行くので、それまでに読んでおこうという。
 
 うーん、私にとって漱石№1は『我輩は猫である』である、って事かしら。
 坊ちゃんの思慮浅さとか気風のよさは、楽しかったですが。
 マドンナなんて、ちょびっとしか出てこなくない?
 愛媛でもてはやされているのは、観光産業のなせるわざ?
 それとも別の作品につながってるの?
 さっぱり分からん。
 
 もっとじっくり読みたいな、とは思いました。

 漱石ファンで、彼の作品について語る言葉をたくさん持っているヒト、あたいの感想読んで怒らないでね。

花よりもなほ

2006-06-22 11:45:33 | 映画
 やっと観れた。
 危うい・・・

 思ったよりまったりした映画だったなぁ、という印象。
 もっとテンポ早くオモロイ事が次々起こるのかと思っていたので。
 ハッキリ言って、表面上は何も起こらない。
 あるのはただ日々の出来事ばかり。
 でも、ほんの少しだけどいつのまにか確実に、皆に変化が訪れているのよね。
 
 ステキな映画でした。
 『わっはっはっ、すんげぇ~おもしろかった!!』て感じではなかった(個人的に、ね)のに、気付いたら満たされてるっていうか。
 じわ~って感じで。

 MVPはキム兄やんですな。
 あのヒトお笑いのヒトのはずなのに、異彩を放ってるよね。
 あのナチュラルさと存在感は、なんなんでしょ。
 料理も上手いし。
 才能って、あるところにはゴロゴロあるんだな、と思いました。

 岡田クンについては、言うまでもない。
 宮沢りえちゃんと並んでいる姿は、お人形さんの様でした。
 愛らしい。
 

下妻物語 <嶽本 野ばら>

2006-06-19 23:23:47 | 
 大好きな映画『下妻物語』の原作を、やっと手に入れました。うふふ
 野ばらさんの本は、読む前からその強烈さが垣間見えるっていうかミエミエなので、興味はありつつも手に取るのをためらってました。
 でもまぁ恐らく『下妻~』は軽いノリで楽しめそうだったし。
 映画が先だったし。
 レッツリード!

 期待通り!
 万歳下妻物語
 映画が先で良かったなぁ、と思ったのは前編モモコを深キョンの声で読めたことかしら。なんつって

 原作を読んでみると、映画ってばかなりハイテンションなのね。
 原作はあんなにテンション高くない。
 むしろ淡々としてる。(でもギャグは原作の方がてんこ盛り?)
 だけど世界観は同じで、あの本を映像化したらあの形以外ないよな、素晴らしい!!
 と思うのは、映画が先だったから?深キョン好きだから?
 なんて、そんなこたどーでもイイ。
 こんな素敵な作品を生み出してくれて、ありがとう野ばらさん、ありがとう中島監督。
 そしてこの世に存在してくれてありがとう、愛くるしい深キョン。

ハサミ男

2006-06-18 23:42:51 | 映画
 本が非常に面白かったのですが、映像化は難しいのではないか、と思ってました。
 
 うむ、上手いこと映像化したね。
 トヨエツカッコイイね。
 イイ感じに淡々としてたし。
 
 ただ、最後のトコって要らないんじゃ…
 
 も1回読も。

ポセイドン

2006-06-09 00:22:43 | 映画
 たまたまレディースデイに、仕事が早く終わってしまったので。
 折角早く帰れたんだから、レイトを待たずに観られるのを何か。
 という、邪道的チョイスにより鑑賞。
 いや~、全くこれっぽっちも期待せずに観たのが良かったんでしょうな。
 割に楽しめてしまいました。

 人が沢山死ぬけれど、やはりこの映画は非常に娯楽的エンタテイメントであり(ポセイドン)アドベンチャーなのです。
 と思って観てみれば、満点です。
 分かり易すぎたり、ご都合主義的だったり、そりゃあツッコミ所は山盛りあるんです。
 そういうトコをつっつく映画じゃないんでしょうな。
 素直に観れば、素直に楽しい。うぷぷ

 映像の迫力と分かり易い親子愛・異性愛、お好きなところを存分に楽しむべき、素敵な映画だと思います。

ビバ家電

2006-06-05 00:23:09 | 日記
 HDD&DVDレコーダーをゲット!
 うおぅ、買っちまったぜぃ。
 この前のIHジャーに引き続き。
 この金遣い、大丈夫か…どきどき
 いいのさ、嬉しいから。
 時には買い物もしねぇとな。
 ……ストレスでも溜まってんのかしら

 記念すべき、DVD鑑賞第一弾は下妻。
 この前TVで見たばっかなのに、下妻。
 だってこれしか手持ちないんだもん。
 ツ○ヤのカード作ろっと。

噂<荻原 浩>

2006-06-01 10:45:29 | 
 上手い!!
 やられた!!

 久々に、読み終わった後興奮してしまう本に出会いました。(恩田さん以外で)
 オビのうたい文句は伊達じゃないね。
 あのオビ書いた人も、上手いネ。

 この人の本は、よく本屋で平積みされてて。
 何故か目を引くのです。
 装丁もなにやら違うのでしょうな。
 単純な写真に見えるのに。
 
 前作「コールドゲーム」も今回も、割と高校生が出てくるし所謂イマドキの若者コトバなんかも会話の中で出てくるのに。
 読んでてイヤな感じが全然ないの。
 軽すぎもせず、媚びもなく、非常にドライな感じ。
 それは前作でも思ったんだよな。
 この絶妙のドライ感というか距離感というか、それこそが荻原さんの持つ上手さなのかしら。
 なんて分かったような事書いてみたりして。
 
 とにかく面白かったです。
 爽快な『やられた』感でした。
 こんな出会いがあるから、読書は止められん