遅ればせながら、もしドラです。
昨今流行りの萌え系ビジネス書です。
これ、本屋に並びだした頃よく手にとってはいたんですが、高いし買ってまで読むものなのかという疑問を払拭できず(買うなら本家を買いたい)、うだうだしてました。
で、この度目出度くお借りすることができまして、読了。
当たり前ですが、これってやっぱり小説じゃなくてビジナス書だよね。
小説とするには、なんというか文章が硬いというか、流れてないというか。
でもビジネス書とするには、展開がドラマチックだったりして。。。。小説愛好家(偉そうだな)としては惜しい!って感じ。
でもでも。
まぁこれはビジネス書なんだし、コレでイイんだろうな、きっと。
本家ドラッカーを読んだことがないから、もとがどれ程難解なのか分かりませんが。
ドラッカー(あるいはビジネス書)という存在を幅広い層に知らしめ身近にしたこと、ビジネス書を自分の立場に落とし込んで読むという方法を流布したこと。
この2つが、この本の最大の特長なんじゃないかなー。
マネジメントの何たるかは、結局この本だけじゃなくても得られるわけだし。
やっぱ若いコの入りとして、こういうのイイんかなー、と思ったり。
ところで、ワタシ的にはコレを読んで、改めて自分にとっての顧客って何かを考えたわけですが。(会社員だけど、入り方と仕事が皆と違うので、未だに立ち位置を掴みあぐねている私)
とりあえず一番の顧客は、社内の営業マンなのかな。
もちろんその営業マンの先に会社としての顧客である得意先がある事も計算に入れて、てのは必須なんですが。
会社としての顧客があるのは当然ながら、各部署や個人レベルでの顧客を考えると、職務分掌とかそういうのに繋がっていくのかもしれませんな。
てか、そういうのってちゃんとした会社なら、既にできてるのかちらん。