三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

夏休み

2009-07-31 18:49:43 | 日記
明日から月曜日まで、夏休み第二弾。
短い、細切れの夏休みなので、月末に定時(ちょっと過ぎたけど)ダッシュという暴挙に出つつ、今やもう新幹線の中でビールです。
やはり、会社帰りに新幹線に乗るからには、断じてビールは外せません。

それにしても、正月以外に実家に帰るなんて、10年以上ぶりだな。
あまりに普段と違う行動をしているため、うっかりビールをロング缶でなく、350の方買っちまった。うぅ
ま、つまみをケチって…じゃなくて、実家で晩御飯食べれるようにおにぎり1個人にしたから、酔いが回ってちょうどよろしい。
わぁ、隣のビジネスマン、ビールにポテチとは!!
やるなぁ。
私なんて、まだまだだね。
そのポテチ、よこせや。ふふ

夜は短し歩けよ乙女 <森見 登美彦>

2009-07-31 14:23:49 | 
 いや~、サイコーっす!!
 この話、大好き
 ストーリーも、独特の文体も、全員際立ってるキャラクターも

 乙女の語り口が、ちょいと野ばらちゃんを思い出しましたが、もっと明るくて社交的な感じ(笑)

 ワタクシも、清く正しくおともだちパンチでもって、日々をオモチロオカシく過ごしていきたいものです。ふふ

 かいせつ(にかえて)、も良かったヨ。
 
 最後まで楽しい本でシタ。



夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見 登美彦
角川グループパブリッシング

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肉の日

2009-07-29 13:47:33 | 日記
 今日は肉の日らしい。
 29日だからか。
 それって、毎月29日は肉の日って事か。
 何かズルくないか?(何がじゃ)
 それを言うなら、厳密には2月9日を肉の日とすべきではないだろうか。

 という話を会社の昼休みにしたら、「へぇ」と気のない返事でした。
 
 まー確かに、どうでもイイわな。

やさぐれぱんだ <白、黒、金、銀、銅>

2009-07-28 15:27:30 | 日記
 ふふふ、まさか実写でDVD化していたとは。
 しかも堺雅人さん×生瀬勝久さんとは。
 もうもう、絶対オモロイに決まってるじゃないすか。

 てなわけで、会社の友達に借りました。へへ

 あれやね、いい具合に堺さんと生瀬さんの色が付いてるのね。
 漫画はもっとずっと淡々とした感じだものね。

 好きなのはいくつもあるけど。
 BLUE BIRD とか好きだな。ブラックで。
 パンダクッキング(寿司)も良かった。
 ヨガは堺さんの美しさに、クラッときました。

 監督の色は、パンダジャーニーとかに一番出てる気がしました。

マニフェスト

2009-07-28 15:19:10 | 日記
 あんまり政治ネタをココに書く気はないんですが。

 民主党のマニフェストが、テレビで大きく取り上げられてますな。

 いわく、子育て支援をより充実させるそうで。。。
 で、各メディア曰く、それに該当しない世帯で負担増になるとかならないとか。。。

 嗚呼、またかい。

 結婚も出産もしない1人暮らしの女は、国からの恩恵は受けられないんだね。
 価値なしってことなんだね。
 そうかいそうかい。
 と、必要以上にやさぐれてみたりして。

 世の中ってやっぱり今でも、産めよ増やせよなのかしらん。

まだまだだね

2009-07-27 16:28:19 | 日記
 ちょいと反省したり凹んだりすることがありまして。
 まぁいつまでも落ちてても仕方ないんで、気持ちを切替えようと思いまして。
 自らに「まだまだだね」と言い聞かせたんですが、ふとこの台詞って聞き覚えあるなぁ、と。
 
 で、ネットで検索してみたら、なんとテニプリの越前リョーマ君のキメ台詞ではないですか。

 嗚呼ワタシってば、骨の髄まで無意識のうちに、ヲタ寄り。ふふ

 テニプリなんて、もう何年も見てないのになぁ。。。
 っていうか「まだまだだね」で検索して、越前リョーマに繋がるネット社会って、すごい。

不連続の世界 <恩田 陸>

2009-07-27 11:29:56 | 
 これってば『月の裏側』の多聞ちゃん主人公の、中篇の連作なのねん。
 しかも一つ一つの話で、多聞ちゃんの年齢けっこうちがう?
 『月の裏側』では多聞ちゃんって、結構歳いってなかったっけ?
 ということは、これより後の話なのかしらん。
 『月の裏側』全然覚えてないや。
 もっかい、読も。うひひ


 以下、ネタバレありかも!!




 オビやら表紙のフォントから、もっと怖くなるかと思ってましたが、意外に大丈夫でした。ほっ
 恩田作品の恐怖度でいくと、ワタシの場合『Q&A』がナンバーワンですから。
 ま、今回は昼で音楽流しながら、『Q&A』は夜中に無音、というシチュエーションの違いはありましたが。
 
 ジャンルとしては、『像と耳鳴り』に似てるかな。
 違うかな。
 日常に潜む謎を、登場人物たちが喋りまくりながら、解答を導き出す、みたいな。
 登場人物たちがよく食べよく飲みながらよく喋るのは、恩田作品の醍醐味ですな。と勝手に。
 そして、明確な答えを出さないまま終わる話もあるってのも。

 「コモリオトコ」結局なんなんだい、みたいな。







不連続の世界
恩田 陸
幻冬舎

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向日葵の咲かない夏 <道尾 秀介>

2009-07-27 11:07:52 | 
 ようやく司馬様を読み終わったので、溜まっていた現代小説をば。

 以下、ネタバレあり!!






 うーむ、なんだか変な小説だったわん。
 ミステリかと思えばホラーのようになり、かと思えばファンタジーにもなり。
 あげく、この小説の世界の定義というか、登場人物の存在そのものまであいまいというか。
 混乱しそう。
 でも不快感はなかったっす。

 ミチオの家庭環境の描写とかから、もっとイヤ~~~な話になるのかと思ってましたが、意外にサラリと。
 あんまり衝撃も受けなかったにゃー。

 結局、死体遺棄やら動物を殺した犯人はいたけど、S君を殺した犯人はいないっちゅうかいるっちゅうか。
 つまりあの小説の世界は、ミチオの物語の中の世界って事か。
 そして彼は、一度は終わらせようとした物語の世界に、また入っていったんだよねぇ。

 あんな風に生きてこの先、どうやってオトナになるんだろ。

 いずれにせよ、不思議な話じゃった。


向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾 秀介
新潮社

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坂之上の雲 1~8<司馬 遼太郎>

2009-07-23 11:53:46 | 
 いやぁ、長かった。

 この本に関して、というか日露戦争に対する司馬様の見解について、反論している本が出ているようですが。
 歴史小説はあくまで小説。
 司馬様が書いた時代もあるし、そんなにやっきになって反論しなくても。。。
 っていうのは甘いのか?

 個人的には司馬様の小説は歴史小説というより、エンターテイメントだと思っております。
 が、この本に関しては、そのエンターテイメント性が薄いような。
 目元が涼しいくて色白で唇の赤い美青年も、さほど登場しないし。
 
 それよりも、日露戦争を正しく知りたいという司馬様の思いが、あるような気がする。
 




坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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