『社会新報』2010年2月24日号の「今週の人」で
写真家の照沼ファリーザさんが紹介されていました。
台湾の台風被害のチャリティーイベントへの
照沼さんのメッセージ動画をご覧ください。
AID 1NCOMING - 88水災藝術家聯名T恤義賣活動 - 來自照沼ファリーザ的應援信息
『社会新報』の記事を引用します。
<引用はじめ>
今週の人 女性写真家 照沼ファリーザさん
中東安定とHIV撲滅訴え
新進気鋭のアーティストが多数出展する『GEISAI』で昨春、
写真家の照沼ファリーザさんが
『リリー・フランキー賞』の栄冠に輝いた。
母親がシリア人ということもあり、これまで、
サハラ以南アフリカのHIV/AIDS問題の啓発に尽くし、
同病気に苦しむための基金に協力したり、
中東問題ではイスラエルのガザ空爆に抗議するなど
積極的に行動してきた。
写真は固定したカメラで自分自身を写すもので、
壮麗で豊かな色彩を施した写真は
甘美な雰囲気を醸し出している。
「私が表現したいのは『もののあわれ』や『たおやか』
といった古典的な日本の美です。
イスラム同化主義は
女性が肌や体をあらわにするのは忌み嫌います。
しかし、女性の体は辱めやおとしめの対象ではない。
私の作品にはみな、ミソジニー(女性蔑視)を打つという
モチーフが流れています」
政治については次のように語る。
「ブッシュ政権は『力による支配』でした。
これに代わる世界の理念は『法の尊重』でしょう。
国際的な行動は異論のない集団的な規範を
よりどころとすべきで、力の行使に法的な規範を与える
国際法への依拠を伴うべきです。
いかなる国際秩序も、
力の論理の上では成り立ちません」。
女優業もこなしてきた照沼さんは
日本でもアフリカでのHIVや女性の人権について
アピールしていきたいという。
「『友愛』に基づく行動がいま、求められています」
(ジャーナリスト・及川健二)
*改行・段落分けは引用者による。
<引用おわり>
まさか『社会新報』で
照沼さんの記事を見るとは思いませんでした。
読者の紳士諸兄には「照沼ファリーザ」よりも、
「大沢佑香」「晶エリー」名義の方が有名でしょうか。
また「メンズサイゾー」にコラムを執筆されています。
照沼さんについては以下にリンクを設定しておきます。
◇ 照沼ファリーザのワンダーランド
◇ 照沼ファリーザのワンダーランド☆blog
(照沼さんのプライベートウェブログ)
◇ 晶エリーのワンダーランド☆blog
(女優・晶エリーとしての公式ブログ)
表現者としての照沼さんの活動に注目していきます。
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