社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



福島党首・自衛隊派遣「反対でいいよね?」


共産党は、自衛隊機の中国派遣に賛成のようです。

自衛隊派遣を容認=共産・志位氏
(5月29日19時1分配信 時事通信)

スマトラ大地震の際にも賛成していた、
という点がポイントです。

わが社民党は反対のようですが、
ここで少し論点の整理をしておきましょう。

中国が要請したのは「救援物資の輸送」であって、
「自衛隊機の派遣」ではありません。
中国がわざわざ「自衛隊機で」と指定するとも思えません。

自衛隊機であれ民間機であれ、物資が届けばOKなので、
「中国は自衛隊機を拒否しない」という意味でしょう。

自衛隊機派遣 強硬派と世論動向の狭間で悩む胡政権
(MSN産経ニュース 2008.5.29 20:31)

自衛隊機派遣で日中両国が協議、民間機との組み合わせ案も
(2008年5月29日21時28分 読売新聞)

これらの記事を読むと、
「中国が積極的に自衛隊機の派遣を求めている」
とは言い難いようです。

自衛隊機を受け入れることで、中国は援助を受けながらも、
日本に対して「貸しを作る」という効果を狙っているのでしょう。

では、社民党はどうすべきでしょうか?

これは物言いの問題ですが、
単純に「自衛隊機の派遣に反対」と言うだけでは、
「何でも反対」と受け取られるだけです。

救援物資を輸送することには賛成なので、
「民間機のチャーター便で輸送すべし」
と主張すればよいのです。

「~してはならない」という否定の表現よりも、
「~すべし」というポジティブな表現の方が、
「社民党らしさ」をアピールするには有効です。

福島党首には、そういう点で突っ張ってほしいですね。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
オムライチュ (aoto)
2008-05-30 02:24:36
カストロ議長なら、ブログで取り上げてくれるだろうとひたすら待ち続けておりますた。

議長のおっしゃるとおりだと思いますた。

それぐらいの主張(ex声明などを出す?)をすれば、全然問題ないと思います。そうすれば、K産党とも差別化できます。

問題は、公式に“主張”できるかどうかだと思います。

ひたすら騒ぎが収まるのを待ち、何もせず、同じことを繰り返し、「事なかれ主義」では、我がオムライス党は消滅するだけだと思います(消滅しないで、当分は“たしかな野党”として内輪サークルのように生き残るかもしれませんが)。

さらに、「護憲=平和」路線を続けるのであれば、やはり「保守」からの護憲論(吉田茂)を取り入れていかねばならぬと思っとります。
http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_4797671114/

少なくとも、今の状況は、「護憲」であることと「平和」であることが両立しないと思います。

あと、オムライス党青年部の中で、随一のハロプロマニアにして論客であらせられる議長には、ぜひとも「小沢プラン」をそのうち論評していただきだいと思っとります。つまり、国連の指揮下であれば、「国権の発動」ではないから、海外活動OKみたいなアレです。

アントニオ・グラムシの「陣地戦」のように、内輪サークルと化す社民党から「外」(横?)に開かれ、モー娘。ファンなどと接続していく議長のブログ戦術は、他の青年同士にも見習っていただきたいと思います。

長文・駄文、失礼しますた。
 
 
 
震災時のライフライン維持には、どちらを既定値にするべきか? (六文銭)
2008-05-31 16:39:00
まず、四川地域で亡くなられた方々に日本の一民間人として哀悼の意を表します。
野崎さん、〉「救援物資の輸送」であって、「自衛隊機の派遣」ではありません。と書かれていますが‐
ここがポイントとするなら、自衛隊機でも民間機でも良いですよね。
ならば、物資を一番早く、早急に現地に送れる機体が被災地に必要じゃないですか?
積載重量‐離着陸性能‐手配にかかる時間‐換装時間‐パイロットの錬度、手配可能機数等々、予想すると、C130が現状では最適な機体だと思うのですが?
(あえて書きますが、紛争地帯ではないので、機体の色は関係ありません)
結局遅くなってしまった理由は、民間機を考えなかったことではなく、最適配置を疎外した政府間交渉の不備(この経緯はやりたければ、後からやればよい)と、中国政府内の反日感情をめぐる軍と政府内の駆け引きなのではないでしょうか?
今から思うと‐なんて言葉なんて、震災を経験した人間からすると、政治にかかわる人の口から聞きたくないのです。(野崎さんも、ぎりぎりで言っているのは、理解していますが。)
私は神戸の震災のさい、被災地に`ある`物資を送る業務に関わっていました。なかなか、東京方面からトラック便を手配できなかった苦い日々を思いだします。突発の事態には、ライフラインを民間の会社をベースとする考え方には問題があるようにおもえます。

今でも、私の目の奥には神戸方面に見えた、うすい明かりが消えない。中国の1945年以前の方々には、重慶の火が見えているのかもしれない。(70歳以上の方々か?)だが、その気持ちがあるなら今を生き、子どもや孫たちがいきていけるようにすることが大切だ。時代が変わっても、政府がなさねばならないのは、自国内の国民を生きていけるようにすることだ。そして中国軍には民族関係なしに国民を救ってほしいのだ。今回の震災がこれ以上の被害拡大を招かないよう、希望します。
少々感情的な書き方になってしまった事はおわびする。
野崎さんを非難する気持ちはない事は、念押ししておく。
(ヒッキーさんあたりにはおこられそうだ‐私はどこの政党にも属していない民間人ですので、怒りの矛先は私の投稿にお願いもうしあげる。)
 
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