塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ディアドラ、あの名品をイタリア製で復刻へ

2017-07-16 01:09:03 | 日記
 ディアドラが1994年ワールドカップの際、ロベルト・バッジョに提供した「マッチ・ウイナー」を、数量限定で復刻すると言います。

 昨年発売された「ブラジル」同様、本国イタリアでの生産になるのですが、懐かしいと感じる方は多いでしょうね。

 面白いのはこの情報、僕がよく閲覧する「コーヘイズ・ブログ」に掲載されているものの、ディアドラ公式ホームページには未掲載という点です。

 ディアドラとしては、まだトップ・シークレットなのでしょうか。

 ディアドラのアイコンとして黄色のアッパーにラインが黄色、という配色が思い浮かびます。

 ファン・バステンはオレンジ、ジュゼッペ・シニョーリがライム・グリーンと、契約選手によってラインの色が違っており、バッジョの愛用品はイエローという形になります。

 このデザインを踏襲した最新作も準備されるそうで、ディアドラ好きは注目すべきかと思います。

 日本でもバッジョの人気はけた違いですが、それは彼の怪我の多さも理由かもしれません。

 幾度も故障を経験しながらも、サッカーをあきらめることは無かった
 サッキやカペロ、リッピなど、指揮官との諍いが起きても、現実から目をそらさなかった
 妻と子供のいる家庭を常に大切にし、懸命にリハビリに励んだ

 これらは並大抵の出来事ではありません。

 1999年のジョモ・カップで来日した際、多くのファンが歓迎したほど彼の存在は大きいものでした。

 一度ディアドラの契約が切れた空白の時、バッジョはカッパを履きましたが最終的にはディアドラと再契約します。

 バッジョとディアドラの結びつきが今回のマッチ・ウイナーで感じられることは、改めて素敵だと思いますね。
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マクロンが急激にシェアを伸ばす理由を探る

2017-07-16 00:55:31 | 日記
 マクロンはどうして急激にシェアを拡大できているのでしょうか。

 ボアルース長野のような地方都市にフットサル・クラブ、過去にはリーボック・スタジアムと呼ばれたボルトンの本拠地の命名権を取得するなど、その行動は多岐にわたります。

 ナイキがコンバースを買収したのは、ナイキがどう逆立ちしても手に入らない、コンバースが持つ伝統とその商品にある、というコラムを読んだことがありますが、マクロンも伝統は持ち合わせていません。

 イタリアでスポーツと言えば、ディアドラ、ロット、カッパ、そしてエネーレにヴァスルポルトが浮かび上がり、彼らが有名クラブと選手を支援してきたことは、日本でもよく知られています。

 言い換えればマクロンは

 1・振興だからこそ、デニム調や迷彩など大胆なデザインが思い浮かんだ
 2・彼らは広告塔となる契約選手を持たない事で、ニュートラルなスポンサー活動ができる
 3・スパイクの製造を行わないことで、ジャージのデザインに集中できる

 という3点が、利益となっている。

 僕はそう思うのです。

 今のご時世、スポーツブランドはシューズを作らないことなど無く、広告に起用する選手、俳優、女優を入念に選出します。

 同じイタリアのフィラが、日本市場で佐々木希さんを指名しているように、若い世代が購買層ならば、とりわけ人気と知名度のある人物を起用することは、鉄板と言える事項です。

 しかし、マクロンはこれらの方法論を顧みているようには思えません。

 その独自路線こそが、彼らの強みであり急激に人気を得ている背景にあると感じます。
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