塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ルカク、アンデルレヒトに残留を表明

2010-08-12 01:11:52 | 日記
 ジョゼ・モウリーニョがイグアイン、ベンゼマに次ぐFWとして、アンデルレヒトに所属するベルギー代表のロメル・ルカクを獲得しようと目論んでいるようですが、ルカク自身はアンデルレヒトに残る決心をしたようです。

 「僕の願いはこのクラブでチャンピオンズ・リーグに出場することと
  ブリュッセルで学び続けることだ。」

 ゴール・コムには、ルカクの上記の声明文が掲載されています。

 僕はルカクは非常に賢明な選択をしたと思います。
 
 ルカクは2010シーズン、15ゴールでベルギーリーグの得点王に輝き(16歳で得点王に輝いたのです!!)、今年の3月には17歳でベルギー代表に招集され、アンデルレヒトのファンのみならず、ベルギーの誰もが彼の将来の成功を願っていると思っても、何ら不思議ではありません。

 ルカクのことを
 「ニュー・ドログバ」
 と名づけたメディアもあり、モウリーニョでなくともルカクを指導してみたい。そう考える指導者は多いのかもしれません。

 ただ選手には
 「年齢」「実力」そして「経験」が伴わないうちにビッグクラブに移籍すると、多くの場合ただ己の未熟さを露呈し、逆に自分の存在価値を自分で落としてしまいかねません。

 まだ彼の年齢や経験を考慮すれば
 スペインへの移籍は早すぎると皆が思うでしょうし、何よりまだ実力不足であることを、ルカク自身が認識しているわけです。

 ですから今季はアンデルレヒトで自分磨きを怠らないことが一番だと思います。

 レアルへの移籍が出来たとしても、フランス代表とアルゼンチン代表から低位置を奪う事は、熟練のFWでも難しいミッションです。

 ルカクの下した判断は、間違っていないと僕は思います。
コメント
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