箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その59(豆乳クリームシチュー)

2022年03月26日 | おすすめレシピ

箕面市の給食は、卵、牛乳・乳製品、小麦などを調理に使用しない「低アレルゲンこん立給食」です。
シチューやカレーなどに使うルウはふつう小麦粉とバターで作りますが、箕面市の給食では米粉(上新粉)となたね油をじっくりいためて作ります。
2020年12月19日のブログで「ビーフカレー」の作り方をしょうかいしましたが、今回は牛乳の代わりに豆乳を使った「豆乳クリームシチュー」をしょうかいします。
小麦粉、バター、牛乳を使わないクリームシチューは、あっさりしているのにコクがあっておいしいですよ。


【豆乳クリームシチュー】

〈材料〉(4人分)
ウィンナーソーセージ・・・4本
じゃがいも・・・・・・・・中1個
たまねぎ・・・・・・・・・小1個
にんじん・・・・・・・・・中1/2本
しめじ・・・・・・・・・・1/2パック
さやいんげん・・・・・・・3~4本
油・・・・・・・・・・・・小さじ1
固形スープの素・・・・・・1個
水・・・・・・・・・・・・1と1/2カップ(300ml)

●米粉(上新粉)・・・・・大さじ2
●油・・・・・・・・・・・大さじ1
●豆乳・・・・・・・・・・1/2カップ(100ml)

塩、こしょう・・・・・・・少々

〈作り方〉
1 ウインナーソーセージは、1cmはばくらいの輪切りにする。
  じゃがいもは、皮をむいて芽を取りのぞき、一口大(1.5cm角くらい)に切る。
  たまねぎは、皮をむいて、縦と横に半分に切ってから、1.5cmはばくらいに切る。
  にんじんは、皮をむいて、一口大(1.5cm角くらい)に切る。
  しめじは、石づき(根元の部分)を切り落として、小さいふさに分ける。

2 さやいんげんは、筋を取り、1.5cmくらいの長さに切る。
  小さいなべに水(分量外)を入れて火にかけ、ふっとうしたらさやいんげんを入れ
  て、さっとゆでる。
  1~2分くらいゆでて、色があざやかになったら火を止める。
  流しにザルを置き、さやいんげんを移して、色がそれ以上変わらないように冷めるま
  で水をかける。
  (「色止め」と言います。
   さやいんげんをザルに移す時は、やけどをしないように注意してください。)

3 別のなべに油とたまねぎを入れて火にかけ、いためる。
  少しとうめい感が出てきたら、ウインナー、にんじん、じゃがいも、しめじを加え
  て、さっといためる。

4 全体が混ざったら、固形スープの素と水を加える。
  ふっとうしたら火を弱めて、じゃがいもやにんじんがやわらかくなるまでにる。

5 ルウを作る。
  フライパンに●の米粉(上新粉)と油を入れ、ヘラでよく混ぜ合わせてから火にかけ
  る。
  こげないように弱火にして、じっくりいためる。

  すこしトロッとしてきたら豆乳を3~4回くらいに分けて少しずつ加え、よく混ぜ
  る。
  全体が混ざってぽってりとした感じになったら火を止める。
  (できあがったルウはとても熱いので、さわらないように注意してください。)

6 4のなべに、5のルウを、3~4回くらいに分けて少しずつ加え、よく混ぜる。
  全部混ざったら、塩、こしょうで味を調える。

7 2のさやいんげんを加えてさっと混ぜて、火を止める。
  器に盛り付けたらできあがり!


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3月23日(水)の給食

2022年03月23日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
かきあげ
呉汁
しば漬
★ひじきの煮物(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

今年度最後の給食は、和食です。

「呉汁」は「ごじる」と読みます。
水につけ、やわらかくした大豆をすりつぶしたものを「呉(ご)」と言います。
「呉(ご)」を入れたみそしるで「呉汁(ごじる)」。
畑の肉とも言われる大豆と、たくさんの野菜を使った、栄養素がたっぷり入ったみそしるです。

子どもたちは最後の給食も、残さずきれいに食べてくれていました。
元気な声で給食室に「ごちそうさま!」と伝えてくれていました♪
今年度も、学校給食の運営にご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。


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3月22日(火)の給食

2022年03月22日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
ピビンパ
中華スープ
味付けいりこ
★ハッシュドポテト(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

「ピビンパ」は、韓国(かんこく)料理の一つです。
韓国(かんこく)は日本から最も近い外国で、日本と同じようにお米を中心とした食事をしています。
本場韓国(かんこく)のピビンパは、器にごはんを入れ、その上に肉や卵、野菜のナムルなどをきれいに盛りつけ、食べる時に、「スッカラク」や「スッカラ」と呼ばれるスプーンのようなもので、ごはんと具をよく混ぜて食べます。
「ピビン」が混ぜる、「パ」がごはんという意味です。
子どもたちは、上手に混ぜて食べていました。


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3月18日(金)の給食

2022年03月18日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
大根もち
カレーうどん
焼きのり
★凍り豆腐の含め煮(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

今日は小学校の卒業式でした。

「カレーうどん」は、家庭で作って残ったカレーをアレンジしたような出来上がりをイメージしました。
ケチャップやウスターソースも加えて、洋風のカレーうどんになりました。
もちろん食かんもカラッポ!!
人気メニューです。

「凍り豆腐(こおりどうふ)の含め煮(ふくめに)」に使った「こおり豆ふ」は、鎌倉(かまくら)時代に生まれた日本独特の加工食品です。
和歌山県の高野山のおぼうさんが寒い冬に屋外で豆ふをこおらせた後でかんそうさせて作った「高野豆腐(こうやどうふ)」や、信州や東北地方の農村で豆ふをうすく切ってこおらせてからかんそうさせた「凍み豆腐(しみどうふ)」のことを、まとめて「凍り豆腐(こおりどうふ)」と呼びます。
どちらも寒い冬の気候を利用して、豆ふを長持ちさせる工夫から生まれました。


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3月17日(木)の給食

2022年03月17日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
ドレッシングサラダ
ハッシュドポーク
ヨーグルトデザート
牛乳

〈小学生・中学生〉

明日は小学校の卒業式です。
小学校6年生の卒業へのお祝いメニューとして、人気の「ハッシュドポーク」や「ヨーグルトデザート」にしました。
「ハッシュドポーク」や「ハッシュドビーフ」「ハッシュドポテト」などの「ハッシュ」とは、「うす切りにする、細かく切る」という意味があります。
うす切りにした肉と野菜をいため、トマトピューレなどを加えてブイヨンでにこんだ「ハッシュドポーク」は、そのまま食べてもおいしいですが、ごはんにかけて食べてもおいしかったです。


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3月16日(水)の給食

2022年03月16日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
ピリッと豚とごぼうの甘辛いため
もっちりきゃべたまスープ
昆布ふりかけ
★焼きとうもろこし
★みかん(★は中学生の追加1品)

〈小学生〉

〈中学生〉

「ピリッと豚(ぶた)とごぼうの甘辛(あまから)いため」「もっちりきゃべたまスープ」は、昨日に引き続き市内の小学校6年生が、家庭科の学習を活かして給食のこん立を考える「こん立づくりにチャレンジ」という取り組みからの採用こん立です。
箕面小学校の6年生が考えてくれました。
工夫したところは、野菜をたくさん入れたり、肉を入れたりして、バランスを考えたことだそうです。
また、スープには白玉団子が入っています。
白玉団子は和風のこん立に使われることが多いですが、洋風のスープに使うアイデアがいいですね。


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3月15日(火)の給食

2022年03月15日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

ベーコンのガーリックライス
ピーマンと塩こんぶとササミのあえ物
みそ汁
★白身魚のオーブン焼き(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

「ベーコンのガーリックライス」「ピーマンと塩こんぶとササミのあえ物」「みそ汁(しる)」は、市内の小学校6年生が、家庭科の学習を活かして給食のこん立を考える「こん立づくりにチャレンジ」という取り組みからの採用こん立です。
西南小学校の6年生が考えてくれました。
それぞれの料理に色々な食材を使用し、栄養バランスがとれるように考えてくれました。
小おかずは、みんなが大好きな塩こんぶの味付けのおかずです。
ピーマンが苦手な人でも、食べやすくできあがりました。


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3月14日(月)の給食

2022年03月14日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
鶏肉のから揚げ
豆腐のすまし汁
青菜のふりかけ
★梅おかかあえ(★は中学生の追加1品)
ヨーグルトドリンク

〈小学生〉

〈中学生〉

毎年のことですが、新年度が始まった1学期のころは給食を食べる量が少ない子が多いのですが、体が大きく成長するにつれて食べる量も増えていき、3学期になるとたくさん食べてくれるようになります。
3月は1年の中で最も子どもたちが大きく成長している月なので、必然的に食べる量も増えてきて、給食を作る側としては見ていてうれしくなります。
「鶏肉(とりにく)のから揚げ(あげ)」は、子どもたちに大人気のメニューのひとつ。
子どもたちは今日もモリモリと給食を食べてくれました。
小学校6年生にとっては、小学校の給食で食べる最後のからあげです。
しっかり味わってくれました。


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畑訪問より(新稲地区)

2022年03月12日 | 食育・地産地消

箕面市の学校栄養士は、月1回程度、給食に野菜を納入してくださる農家さんの畑をたずねて、いろいろなお話をうかがっています。
3月上じゅん、新稲(にいな)地区にある農家さんの畑を訪問しました。
今回はクイズ形式でしょうかいします。

では、第1問!
次の3つの写真のうち、たまねぎは何番でしょう?
1)

2)

3)

答えは1です。
2がにんにく、3がわけぎです。
見た目がよく似ていますね。
たまねぎもにんにくもわけぎも秋に植えたもので、このまま順調に育つと5月ごろには収かくできるそうです。

さて、第2問です。
この木は果物の木ですが、さて何の果物でしょうか?
ヒントは、夏の終わりに収かくし、漢字で「無花果」と書く果物ですよ!

答えは「イチジク」です。

(イチジクの写真は農林水産省ホームページから抜粋しました)

なんだか、木がかれているように見えますが、これは余分な枝を切り落とす「せん定」をしているからです。
これから暖かくなると新しい緑の芽が出てきて葉がしげってきますが、枝がたくさん重なって太陽の光があまり当たらない葉が増えると、実がなってもあまり大きくなりません。
そのため、大きい実がなるように枝を選んで残し、葉に太陽の光がたっぷり当たるようにするそうです。

では、第3問。
イチジクの木は、畑でどのように増やすのでしょうか?

1)イチジクの実を土の中にうめると芽がでてくる
2)山の中からイチジクの木をぬいてきて畑に植える
3)イチジクの枝を土にさして根づかせる

(イチジクの葉の写真は農林水産省ホームページから抜粋しました)

答えは3、「イチジクの枝を土にさして根づかせる」です。
「挿し木(さしき)」といって、小枝を土にさして育てる方法です。
 
これが、さし木にする小枝です。
よく見ると小さい芽が出ているのがわかります。
この枝を土にさすと、根がはえて、少しずつ育って写真のような大きな木になります。
2年目で実がいくつかなり、5年目くらいで出荷できるような大きくておいしいイチジクが実るそうです。

最後の問題です。
畑の中に、大きな穴がありました。
中には水がたまっています。
さて、これは何でしょうか?

1)いたずらで作った落とし穴
2)雨水をためておくためにほった深い穴
3)井戸

答えは3の井戸です。
畑のある新稲(にいな)地区は川から遠いので、田んぼに使う水が足りません。
そのため、この地区には大小のため池がいくつもあり、地域で管理して田んぼや畑に使う水を確保していました。
また、畑のそばをほって水がわくところは井戸として使い、田んぼや畑に使う水を補っているそうです。
(まちがって落ちてしまうような危険なことがないように、板や石でふたをしてありました)

この農家さんでは、このほかにもたくさんの種類の野菜を育てていらっしゃいます。

〈ソラマメ〉         

〈レタス〉

〈ほうれんそう〉

ほうれんそうの土の上にまかれている茶色いつぶは、お米を脱穀(だっこく)した時に出る「もみがら」です。
寒さから小さな芽を守り、しつ度を保つ効果もあるそうです。

〈えんどうまめ〉

えんどうまめにも、いなわらで作った防寒コートが着せられていました。

ほうれんそうのもみがらや、えんどうまめのいなわらも、農家さんの田んぼで育てたお米を収かくした後のものです。
「いねかりには機械を使いません。
 昔ながらの方法で、カマを使って一株ずつかり取ります。
 その後、いねを袈裟懸け(けさがけ)にして干してから脱穀(だっこく)するので、いなわらもこ
 のように使うことができるんですよ。
 お米をとった後のいなわらやもみがらも、大切に利用しています」とおっしゃっていました。

(「袈裟懸け(けさがけ)」とはこんな風にいねをかけて干す方法です)

「自然のめぐみをありがたくいただいて、余さず生かす」とはこういうことなのだと思いました。
実際に畑に行ってお話をお聞きすると、作物の様子だけでなく、地域のことや自然のめぐみについても知ることができます。
ありがとうございます。


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3月11日(金)の給食

2022年03月11日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
酢のもの
うま煮
わかめふりかけ
牛乳

〈小学生〉

今日は中学校と小中一貫校の卒業式でした。
小学校だけの給食は、とてもヘルシーな和食です。

「酢(す)のもの」には、切り干しだいこんやれんこんなど、かみごたえのある食材を使い、しっかりよくかんで食べるメニューにしました。
子どもが酢(す)のものを食べる機会が少なくなっているためか、すっぱいものが苦手という子が多く、給食でもよく残ります。
少しでも食べやすくするため、ロースハムを入れて、少しあまめに仕上げました。
すっぱいものやしっかりかまないといけないメニューも、好きになってほしいです。


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