箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その85(プルコギ)

2024年03月22日 | おすすめレシピ

「プルコギ」は、伝統的な韓国(かんこく)料理のひとつです。
「プル」は「火」、「コギ」は「肉」を意味し、日本のすき焼きと焼き肉の間のような料理です。
真ん中が盛り上がった独特な形のプルコギなべを使い、真ん中で焼きながら、周りのへこんだところにたまったタレでにるようにして作るそうです。
牛肉をつけこむあまからいしょうゆベースのタレが味のポイントで、あまめに仕上げるために、りんごやなしのすりおろしを混ぜることもあります。

プルコギは給食でも人気のあるメニューで、プルコギといっしょにご飯もよく食べてくれます。
韓国(かんこく)のりや、手巻きのりで、ご飯とプルコギを巻いて食べてもおいしいですよ。
肉も野菜もたくさん食べられる、栄養満点の一品です。
給食では切り干し大根も入れて、より栄養たっぷりに仕上げていますよ。


【プルコギ】

〈材料〉2人分
牛肉(こま切れ)・・・130g(こま切れまたはうす切り)
にんにく・・・・・・・1かけ(チューブのおろしにんにく少々を使うと便利です)
たまねぎ・・・・・・・1/4個
にんじん・・・・・・・1/3本
もやし・・・・・・・・40g
にら・・・・・・・・・20g
切り干し大根・・・・・7g
ごま油・・・・・・・・小さじ1
しょうゆ・・・・・・・小さじ2
酒・・・・・・・・・・小さじ1と1/2
りんごピューレ・・・・小さじ1(りんご少々をすりおろしてもいいです)
砂糖・・・・・・・・・小さじ1
コチュジャン・・・・・小さじ1/2
白ごま・・・・・・・・小さじ1

〈作り方〉
1 たまねぎは、皮をむいて、半分に切ってうす切りにする。

2 にんじんは、皮をむいて、3cmはばくらいの短冊切りにする。

3 もやしは、さっと水で洗っておく。

4 にらは、3cmくらいの長さに切る。

5 にんにくは、すりおろしておく。

6 切り干し大根を小さいボウルに入れて、多めの水に15分くらいつけておく。
  ぎゅっとしぼって水気をよく切って、2~3cmの長さに切る。

7 しょうゆ、酒、りんごピューレ、砂糖、コチュジャンを、小さい器に入れて、よく混
  ぜ合わせておく。

8 フライパンにごま油、にんにくを入れて、弱火にかける。
  にんにくのいい香りがしてきたら、牛肉を入れてから中火にして、色が変わるまでよ
  くいためる。

9 たまねぎ、にんじんを入れて、しんなりするまでいためる。

10 もやし、切り干し大根を入れて、さっといためる。

11 7の調味料を加えて、全体が混ざるようによくいためる。

12 にらを加えてさっといためる。

13 白ごまを加えて、全体を混ぜ合わせたら、火を止める。

14 器に盛り付けて、できあがり!


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料理のススメ その84(ヒラヤーチー)

2024年02月23日 | おすすめレシピ

「ヒラヤーチ―」は沖縄の言葉で「平たく焼く」という意味の、沖縄県の郷土料理です。
小麦粉と卵、だし(または水)を混ぜ、ねぎやにら、その他家庭にある野菜や、かんづめの食材などを加えて平たく焼いたものです。
「沖縄風お好み焼き」と呼ばれることもあり、食感は韓国(かんこく)のチヂミにも似ています。
沖縄県では台風が多いため、台風で外出や買い物ができない時や停電した時に、家庭にある食材を使って非常食としてよく作られたそうです。
簡単にできるので、休日のお昼ごはんやおやつにもおすすめ。
沖縄らしさを出すなら、にがうりやもずくを入れてもおいしいですよ。

給食では小麦粉や卵は使いませんので、給食で提供する「ヒラヤーチー」は米粉(上新粉)とじゃがいもを使って作ります。
今回は、小麦粉と卵を使った一ぱん的な「ヒラヤーチー」の作り方といっしょに、給食の低アレルゲンこん立バージョンの作り方もしょうかいしていますので、ぜひ両方とも作ってみてくださいね。
どちらも簡単ですよ!

【ヒラヤーチー】

〈材料〉2枚分
小麦粉(★)・・・・150g
卵(★)・・・・・・1個
水・・・・・・・・・1カップ(かつおやこんぶのだしじるでもおいしいです)
にら・・・・・・・・1/3たば(葉ねぎでもおいしいです)
ツナのかんづめ・・・小さいかんづめを1/2~1個
油・・・・・・・・・少々

★低アレルゲンこん立バージョンを作る場合
 上新粉・・・・・・60g
 じゃがいも・・・・1個

〈作り方〉
1 にらは、2~3㎝の長さに切る。

2 ボウルに卵を割り入れて、さいばしでほぐす。

3 小麦粉、水を加えて、軽く混ぜる。
 (下の写真のように、とろとろの状態にします。
  クレープ屋さんで焼くところを見たことがあれば、同じくらいとろとろにします。
  あわ立て器がなければ、ヘラで混ぜてください。)

〈★低アレルゲンこん立バージョンの作り方〉
★2 じゃがいもの皮をむき、1/3個と2/3個に切り分ける。
   1/3個は、せん切りにする。
   2/3個は、すりおろす。

★3 上新粉、★2のすりおろしたじゃがいも、水をボウルに入れて、よく混ぜる。
   ★2のせん切りにしたじゃがいもを加える。
   (写真のようなとろとろの生地にはなりませんが問題ありません。
    焼くともちもちになります。
    そのまま4へ進んでください。)

4 にら、ツナのかんづめを加えて混ぜる

5 フライパンに油を入れて、中火にかける。
  4をおたまで、半分くらい入れて、うすくのばす。
  (後でひっくり返すので、小さめにしておくと作りやすいです。
   半分くらいでは多いな、という場合は、量を調節してください。)

6 ふつふつと、表面に穴が空いてくるまで待つ。

7 一度火を止めて、フライ返しを使って、ひっくり返す。
  もう一度、中火にかける。
  (調理になれていたら、火を止めなくてもいいですが、やけどしないように、注意し
   てください。)

8 反対側も焼けたら、火を止める。
  器に盛り付けて、できあがり!

味付けはお好みです。
・ツナのかんづめの量を多くすると、そのままでもおいしいです。
・3または★3で、塩をひとつまみ加えても塩味でおいしくなります。
・上からしょうゆをかけてもおいしいですよ。
・お好み焼きのように、ソースをかけることも沖縄県では増えているそうですよ。
写真ではお好み焼き風に、ソースをかけて、紅しょうがをそえています。

似たような料理で「チヂミ(2020年5月26日のブログ)」や「お好み焼き(2021年3月20日のブログ)」の作り方もしょうかいしています。
チヂミは韓国(かんこく)の料理で、ヒラヤーチーとよく似ていますが、生地にしょうゆを加えて作る点がちがいますよ。
どれもおいしいので、ぜひ作ってみてください。


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料理のススメ その83(タンドリーチキン)

2024年02月10日 | おすすめレシピ

毎年12月から翌年4月までの給食に、箕面市内の小学校6年生が、家庭科の学習を活かして給食のこん立を考える「こん立づくりにチャレンジ」という取り組みからの採用こん立が登場します。
今回は、今年度の小学校6年生が考えてくれたこん立のひとつ、「タンドリーチキン」をしょうかいします。
「タンドリーチキン」はインドの料理で、とり肉をヨーグルトと香しん料につけこみ、「タンドール」と呼ばれるつぼのような形をのかまで焼いたものです。
箕面市の給食は「低アレルゲンこん立給食」なので、調理にヨーグルトなどの乳製品を使用することはできません。
そこで、このこん立を考えてくれた子は、ヨーグルトの代わりに豆乳で作るように工夫してくれました。
豆乳がカレー粉のからみを和らげてくれるので、小学校1・2年生にも食べやすい味になっています。
「タンドリーチキン」は2月6日(火曜日)の給食に登場しましたよ。
「2024年2月6日のブログ」もぜひごらんください。


【タンドリーチキン】

〈材料〉4人分
とり肉(角切り)・・・・・・200g
たまねぎ・・・・・・・・・・1/8個
しょうが(すりおろし)・・・チューブのもので1cmくらい
カレー粉・・・・・・・・・・小さじ1/4
豆乳・・・・・・・・・・・・大さじ1と1/2
ウスターソース・・・・・・・小さじ2
酒・・・・・・・・・・・・・小さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・少々
油・・・・・・・・・・・・・適量

〈作り方〉
1 たまねぎは、皮をむいて、1cm角くらいの色紙切りにする。

2 油以外の材料と調味料をすべてポリぶくろに入れ、外からもみもみしてよく混ぜる。
  1時間から2時間くらい冷蔵庫に入れて、下味をつける。
  (ポリぶくろがうすかったり小さかったりすると、もみもみした時にやぶれてしまい
   ます。
   厚みのある、大きめのポリぶくろに入れて、しっかりもみもみしてください。)

3 油をひいたオーブン皿に2を入れ、220度に温めたオーブンで15分から20分焼く。
  (生焼けを防ぐために、とちゅうで一度混ぜるといいです。)

4 お皿に盛り付けて、できあがり!
  (写真のように、大きめのグラタン皿に入れて焼いても、1人分ずつ小さいグラタン
   皿に入れて焼いてもいいですね。)


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料理のススメ その82(トッポギ)

2024年01月27日 | おすすめレシピ

「トッポギ」は、トックとよばれるうるち米で作ったもちを使った韓国(かんこく)料理です。
「もち」を意味する「トク」と、「いためる」を意味する「ポギ」を合わせた名前で、「もちのいためもの」のこと。
見た目が赤くピリからの味付けで、韓国(かんこく)では屋台料理として親しまれている「トッポギ」は、もとは朝鮮(ちょうせん)時代の宮中で作られたものが始まりと言われています。
当時はしょうゆと水あめで味付けされており、からくなかったそうですが、広く一ぱん的に食べられるようになって、コチュジャンや砂糖を使ってあまからく仕上げるのが基本となったそうです。
給食の「トッポギ」は、当時の宮中料理をもとに、トックと牛肉、野菜をいため、しょうゆと砂糖で味つけをした、人気の韓国(かんこく)料理です。
コチュジャンも少々使いますが、種類によってあまいものから、からいものまでいろいろあり、給食ではからみがほとんどなく、うま味の多いあまい味のコチュジャンを使っています。
平天を入れて、よりうま味を出すのがポイントです。
作りかたはとても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


【トッポギ】

〈材料〉2人分
トック・・・・・・・・100g
平天・・・・・・・・・2枚
キャベツ・・・・・・・大きい葉を2枚
たまねぎ・・・・・・・1/4個
ガラスープ(粉)・・・小さじ1 
水・・・・・・・・・・1カップ(200ml)
砂糖・・・・・・・・・小さじ2
しょうゆ・・・・・・・大さじ1
コチュジャン・・・・・少々(*)
白ごま・・・・・・・・少々
 *コチュジャンはお好みの量にしてください。
  給食ではからくないよう少なめです。

〈作り方〉
1 平天は、半分に切って細く切る。
  ザルに入れて、上から湯をかけて油ぬきする。

2 キャベツは、短冊切りにする。
  たまねぎは、うす切りにする。

3 なべに、水、ガラスープ、調味料を入れ、中火にかけて、よく混ぜる。
 (コチュジャンは最初はひかえめに入れて、ここで味を見ながらからさを調整してく
  ださい)

4 平天、たまねぎを入れる。
  ふっとうしたら、トックを加えて、弱火にする。

5 トックがやわらかくなってきたら、キャベツを加えてよく混ぜ合わせる。

6 こげないように混ぜながら、水分が減るまでにる。

7 ごまを加えてさっと混ぜ、火を止める。

8 器に盛り付けて、できあがり!

器に盛り付けてから、仕上げにごまを上からふりかけてもいいですね。


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料理のススメ その81(焼きりんご)

2023年12月22日 | おすすめレシピ

給食では、生のまま切って野菜や果物を提供する場合、「流水で3回以上洗った後、中性洗ざいで洗ってしっかり洗い流してから、必要に応じて殺きんし、再度しっかり洗い流してから切って提供する」ことが、国の衛生管理マニュアルに定められています。
しゅんの果物は生で食べるのが一番おいしいのですが、たとえきれいに洗い流すとしても、洗ざいなどを使用した食材を給食で提供したくないと考えて、箕面市では生野菜や、切らなければならない生果物は提供していません。
みかんのように食べる時に自分で皮をむく果物は、水洗いだけでよいので提供しています。

秋から冬にしゅんをむかえるりんごも、さつまいもといっしょにオーブンで焼いたり、砂糖とレモン果じゅうを加えてにたりと、調理してデザートとして提供しています。
保育所給食のメニューになりますが、このブログで「りんごのケーキ(2020年9月19日のブログ)」の作り方をしょうかいしました。
今回は、学校給食で提供している、りんごを使ったとても簡単なデザートをしょうかいします。
10月18日(水曜日)の給食に出ましたよ!
中学生の1品としては、12月19日(火曜日)の給食にも出ました。


【焼きりんご】

〈材料〉2~3人分
りんご・・・・・・・1/2個
砂糖・・・・・・・・大さじ1
レモン果じゅう・・・少々(小さじ1/5くらい)

〈作り方〉
1 りんごはよく洗って、皮付きのまま2~3cmはばくらいのくし切りにする。
  真ん中のしんと種の部分を取り除く。

2 フライパンにりんごを並べ、砂糖とレモン果じゅうをふりかけて、中火にかける。

3 焼き色がついたらひっくり返して、反対側もきれいに焼き色がつくまで焼く。
  (こげないように、時々ひっくり返して見てみましょう。)

4 全体がしんなりしたら、火を止める。

5 器に盛り付けて、できあがり!


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料理のススメ その80(洋風スープ)

2023年11月18日 | おすすめレシピ

今回は、ブイヨンでにこんで、塩、こしょうでシンプルに味付けする「洋風スープ」のしょうかいです。
作り方はとても簡単!
家庭にあるどんな材料でも作れますし、味付けもしょうゆを少し加えたり、ブイヨンの代わりにガラスープを使ってもおいしく仕上がります。
コツは、できるだけいろいろな野菜を入れることと、食材を少し大きめに切ること。
いろいろな野菜を入れることでうま味が増しますし、少し大きめに切った食材で満足感もアップします。
ウインナーソーセージの代わりにとり肉やぶた肉などの生肉を使う場合は、6でたまねぎやにんじんをいためる時に、いっしょに入れていためてください。


【洋風スープ】

〈材料〉3~4人分
ウインナーソーセージ・・・4本
たまねぎ・・・・・・・・・1/2~1/3個
キャベツ・・・・・・・・・大きめの葉2~3枚
じゃがいも・・・・・・・・1/2個
にんじん・・・・・・・・・1/3本
パセリ(かんそう)・・・・少々
油・・・・・・・・・・・・小さじ1
塩・こしょう・・・・・・・少々
ブイヨン(固形)・・・・・1個(粉末の場合は適量)
水・・・・・・・・・・・・400ml

〈作り方〉
1 ウインナーソーセージは、ななめに半分に切る。

2 たまねぎは、皮をむき、2cmはばくらいのくし切りにする。

3 キャベツは、2cm角くらいの色紙切りにする。

4 じゃがいもは、皮をむき、2cm角くらいの乱切り(または角切り)にする。

5 にんじんも、皮をむき、2cm角くらいの乱切り(または角切り)にする。

6 ふたができるなべに油を入れて、たまねぎ、じゃがいも、にんじんを入れて、中火にかける。

7 軽くいためたら水を入れて、ふたをして、15分くらいにる。

8 ウインナーソーセージ、キャベツ、ブイヨンを入れて、ふたをして、さらに10分くらいにる。

9 塩、こしょうを加えて、味を調える。

10 火を止めて、器に盛り付けて、パセリをふりかけてできあがり!

ポトフのような、ごろごろの大きい具がたくさん入った、これ一品で満足感たっぷりのスープです。
給食ではたくさんの子どもたちに全部の具がちゃんと配られるように、もう少し小さめに具を切っています。
入れる具の種類や、大きさ、切りかたは、好みに合わせて変えてください。
これから寒い季節になりますが、はくさいやかぶ、だいこんなど、冬の野菜をたっぷり入れて作ってもおいしいですよ。


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料理のススメ その79(ハッシュドスイートポテト)

2023年10月21日 | おすすめレシピ

秋の味覚といえば、さつまいも。
さつまいもを切った時に出てくる白い液体は「ヤラピン」という成分で、腸の動きを整えて、べんぴを予防する働きがあります。
さつまいもやじゃがいもなどのいも類には食物せんいが豊富にふくまれていますが、ヤラピンはさつまいもにしかふくまれていません。
さつまいもはべんぴ予防にダブルで働くおすすめのいもです。
(さつまいもの情報は、農林水産省ホームページを参照しました)

そんなさつまいも、秋も深まり、箕面市内の畑でも続々と収かくされています。
給食でも、箕面産のさつまいもを使ったメニューがいろいろ登場しています。
今回は、10月16日(月曜日)の中学生の1品として登場した、おやつにもぴったりの「ハッシュドスイートポテト」をしょうかいします。
給食の定番人気メニューのひとつ、じゃがいもで作る「ハッシュドポテト(2020年4月27日のブログ)」と、同じ手順で作ります。
さつまいもを使ったメニューは、保育所のおやつである「さつまいものおはぎ(2020年4月22日のブログ)」や、学校給食のデザート「さつまいものガレット(2020年6月3日のブログ)」、「フライパンで作る大学いも(2020年10月24日のブログ)」をしょうかいしています。
秋の味覚を存分に味わってくださいね。


【ハッシュドスイートポテト】


〈材料〉2人分
さつまいも・・・・・長さ5cmくらい
塩・・・・・・・・・ひとつまみ
砂糖・・・・・・・・小さじ1
油(*)・・・・・・小さじ1
かたくり粉・・・・・小さじ1
 *アレルギーがなければ、バターやマーガリンでもおいしいです。

〈作り方〉
1 さつまいもの皮をむき、5㎝くらいの長さに切る。
  (残ったさつまいもは、焼いてもにても、みそしるに入れても、そのままゆでて食べ
   てもおいしいですよ!)

2 うす切りにしてから、細く切ってせん切りにする。

3 塩をさつまいもにまぶし、しばらくおく。
  (水分が出て、粉を混ぜる時にまとまりやすくなります)

4 砂糖、油、かたくり粉をまぶして、よく混ぜる。

5 フライパンに広げて、弱火にかける。
  ふたをして、しばらく蒸し焼きにする。

6 こげ目がついたら、ひっくり返してさらに焼いたらできあがり!
  (大きいものはひっくり返しにくいので、手のひらサイズの小さいものをたくさん
   作ってもいいですね!)

フライパンいっぱいに広げて焼いたものを大きな皿に盛り付けて、食べる時に切って取り分けてもいいですし、最初から小さいサイズにして焼いたものをそれぞれに盛り付けてもいいですね。


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料理のススメ その78(キャロットラペ)

2023年10月14日 | おすすめレシピ

にんじんは、家庭でもよく使用する野菜のひとつです。
色あざやかで、少量使うだけで料理がぱっといろどりよくなるにんじんは、生のまま食べたり、みそしるやスープの具にしたり、いためたり、焼いたり、にたり、あげたり、何にでも使えてとても便利です。
また、にんじんにたくさんふくまれている「カロテン」は、体の中で「ビタミンA」に変化して、のどや鼻などのねんまくの働きを保ってかぜの原因となるウイルスや細菌(さいきん)が体の中に入ってこないように守ってくれる働きがあります。
インフルエンザなどが流行してくる季節には、ビタミンAたっぷりのメニューがおすすめです。
栄養価が高く、手軽に使えるにんじんをたくさん使った給食メニューのひとつとして、「キャロットライス(2020年10月10日のブログ)」の作り方をこのブログでしょうかいしました。
今回はフランスの定番の家庭料理のひとつ、「キャロットラペ」をしょうかいします。
「ラペ」とはフランス語で「千切り、細切り」という意味です。
そのままサラダとして食べてもいいですし、肉や魚の主菜に少量そえてもきれいですよ。
10月10日(火曜日)に「いわしのスパイス揚げ」の添えとして給食に出ました。


【キャロットラペ】

〈材料〉*作りやすい量
にんじん・・・・・・・1本
たまねぎ・・・・・・・1/8個
レモン果じゅう・・・・小さじ1
酢(す)・・・・・・・小さじ1
砂糖・・・・・・・・・小さじ2と1/2
オリーブ油・・・・・・小さじ2
塩・・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・・少々

〈作り方〉
1 にんじんは、皮をむいて、千切りにする。

2 たまねぎは、皮をむいて、うす切りにする。

3 なべににんじんを入れて、かぶるくらいの水を入れる。
  火にかけて、ふっとうしてきたら、たまねぎを入れる。
  (ちょうどいい大きさのなべがなければ、写真のようにフライパンなどを使ってもい
   いです。)

4 もう一度ふっとうしてから1分くらいたったら、火を止める。
  シンクに置いたザルに、流し入れる。
  (やけどしないよう、注意してください。)

5 しっかり水けを切って、ボウルに入れる。
  レモン果じゅう、酢(す)、砂糖、オリーブ油、塩、こしょうを加えてよく混ぜる。

6 冷蔵庫に入れて少し冷やしてから、お皿にもりつけて、できあがり!


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料理のススメ その77(きんぴらごぼう)

2023年09月16日 | おすすめレシピ

今回は、食物せんいたっぷりのごぼうを使った「きんぴらごぼう」をしょうかいします。
「きんぴら」という名前は、江戸(えど)時代に流行した「金平浄瑠璃(きんぴらじょうるり)」の主人公で、金太郎(きんたろう)で有名な坂田金時(さかたのきんとき)の息子、坂田金平(さかたのきんぴら)に由来していると言われます。
金太郎(きんたろう)と言えば昔話でも有名なように、クマにまたがったりすもうをとったりするほど力持ちだったと言われていますが、その息子の金平もとても強くて力持ち、その勇ましさが江戸っ子(えどっこ)の心をつかんだとか。
ごぼうのしっかりした食感や歯ごたえ、とうがらしのピリからさを、金平の強さや勇ましさに例えて「きんぴらごぼう」と名付けられたそうです。

ごぼうは、古くから伝わる江戸(えど)東京野菜のひとつで、現在国内で生産されているごぼうの90%以上が、江戸(えど)時代に滝野川村(たきのがわむら、現在の東京都北区)でさいばいされていたごぼうが品種改良されて全国に広がっていったものだそうです。
昭和後半までは、きんぴらと言えば「ごぼうとにんじん」をあまからくいためたものが定番でしたが、スーパーなどでおそうざいとして手軽に買うことができるようになったころから、ごぼうとにんじん以外にれんこんなどの根菜類や他の野菜を入れていっしょにあまからくいためたものを「きんぴら」と呼ぶようになりました。
給食では、いろんな野菜を食べてほしくてピーマンなどもいっしょにいためています。
あまからい味つけで、子どもたちもよく食べてくれる定番のメニューです。
(きんぴらやごぼうの情報は、農林水産省ホームページを参照しました。)


【きんぴらごぼう】

〈材料〉2人分
牛肉・・・・・50g
ごぼう・・・・1/3本(ささがきや千切りにカットされたものを使うと便利です)
にんじん・・・1/4本
ピーマン・・・1個
砂糖・・・・・小さじ1/2
みりん・・・・小さじ1/2
しょうゆ・・・小さじ1
油・・・・・・少々

〈作り方〉
1 ごぼうは、よく洗ってから皮をむき、ささがきまたは千切りにする。
  色が変わらないように、水につけておく。

2 にんじんは、皮をむいて、千切りにする。

3 ピーマンは、半分にきって、へたと種を取り除き、千切りにする。

4 フライパンに油と牛肉を入れて、火にかける。
  こげないように混ぜながら、色が変わるまでいためる。

5 ザルに移してよく水気を切ったごぼうと、にんじんを入れて、やわらかくなるまでい
  ためる。

6 ピーマンと、砂糖、みりん、しょうゆを入れて、よくいためる。

7 小皿などに盛り付けて、できあがり!


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料理のススメ その76(かみかみサラダ)

2023年08月05日 | おすすめレシピ

みなさんは、食事の時に何回くらいかんでいるか、数えたことはありますか。
1回の食事でかむ回数を調べたデータによると、弥生(やよい)時代で4,000回、江戸(えど)時代で1,500回、戦前で1,420回と少しずつ減り、現在は620回まで減っているそうです。
弥生(やよい)時代、つまり卑弥呼(ひみこ)の時代には、現在の約6倍もかんでいたんですね。
よくかむと、こんなにいいことがあります。

ひ:ひまん予防(早食いを防止するので、食べ過ぎ予防になります)
み:味覚の発達(素材の味をしっかり味わえます)
こ:言葉がはっきり(あごが発達して、はっきり発音できるようになります)
の:脳の発達(脳が活発に働きます)
は:歯の病気の予防(むし歯などの予防になります)
が:がんの予防(だ液がたくさん出て、がんの予防にも役立ちます)
いー:胃腸が元気に(消化がよくなるので、胃や腸の働きが活発になります)
ぜ:全力投球(運動能力も向上します)

頭文字を取って「ひみこのはがいーぜ」!
みなさんも、一度自分が何回くらいかんで食べているか、数えてみてください。
(かむ回数などの情報は、農林水産省ホームページを参照しました。)

今回は、よくかんで食べるサラダをしょうかいします。
給食では、卵アレルギーを持つ子どもも同じものが食べられるように、卵を使っていないマヨネーズ(マヨ風ドレッシング)を使っています。
アレルギーがなければ、ご家庭にあるふつうのマヨネーズで同じように作れますよ。
今回のレシピではふつうのマヨネーズを使っていますが、マヨ風ドレッシングを使う場合も同じ分量で作ってください。

【かみかみサラダ】

〈材料〉4人分
ロースハム・・・・2枚
ごぼう・・・・・・1/3本
切り干し大根・・・5g
きゅうり・・・・・1/2本
ホールコーン・・・50g
にんじん・・・・・1/4本
砂糖・・・・・・・小さじ1/2
しょうゆ・・・・・小さじ1
マヨネーズ・・・・大さじ2

〈作り方〉
1 ロースハムは、半分に切って、1cmはばくらいの短冊切りにする。

2 ごぼうは、よく洗ってから皮をむき、うすくななめ切りにする。

3 切り干し大根は、水に15分くらいつけてもどす。
  ぎゅっと水気をしぼって、1~2cmくらいの長さに切る。

4 きゅうりは、うす切りにする。

5 にんじんは、皮をむいて、千切りにする。

6 なべにごぼうとにんじんを入れて、全部がつかるくらいに水を入れる。
  火にかけて、ふっとうしたら切り干し大根も入れて、5分くらいゆでる。

  火を止めて、流しに置いたザルに移す。
  (やけどしないように、十分注意しましょう。
   冷とうのホールコーンを使う場合は、ザルにホールコーンを入れておき、上からゆ
   でた野菜を移し入れると、解とうできます。)

7 フライパンに、油と6の野菜、ロースハム、きゅうり、ホールコーンと調味料を全て
  入れ、火にかける。

8 さっといためて全体が混ざったら、火を止める。

9 食器に盛り付けて、できあがり!


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