鉄道大好きのミモロは、京都駅の近くにある「京都鉄道博物館」を見学しています。
鉄道は、明治の開設以来、日本の輸送機関の中心的存在を担っています。
旅をするのに欠かせない鉄道。外国人観光客も増加する中、さまざまな客車が導入され、その魅力は高まっているのです。
昨年オープンした「京都鉄道博物館」は、西日本の鉄道を中心、かつて実際に運行されていた車両などが展示され、それを「見る・さわる・体験する」ことができる、鉄道好きの子供から大人までを魅了する日本最大の鉄道博物館です。
ミモロは、鉄道の歴史などを学んだり・・・
かつて鉄道ファンを魅了したさまざまな鉄道関連グッズなどの展示を興味深く見てゆきます。
「広いよね~」と、なにせ本物の車両が展示されているのですから、建物の大きさも驚くばかり。
さぁ、ミモロ、鉄道員のお仕事を学びましょう。
鉄道は、車両を走行させる運転士や車掌、駅員など、実際に働くところを目にする人以外に、多くの人がその運行をさせています。
終電から始発までの間など、安全のための線路の補修などもそのひとつ。
まさに24時間、休むことなく働いているのです。
「あ、ベッド・・・」これは運転士さんなどが、仮眠をとるベッド。寝坊しないように・・・そしてほかの人の睡眠を妨げないように、目覚まし時計ではなく、ベッドが膨れ上がり、寝ていられない状態をつくります。
「もし寝坊したら、電車の運行に影響しちゃうもんね~」とミモロ。
その通り、日本の列車の正確な運行スケジュールは、世界的に高い評価を受けています。
よく電車のアナウンスで「ただいま5分遅れて運行し、みなさまにご迷惑をおかけして、申し訳ありません」などと。
「インドなら、半日遅れても、こんなアナウンスないよね~」とミモロ。
そう、鉄道員の人の時間への正確さは、鉄道を離れたシーンでも発揮されます。
以前、鉄道関係者とのお仕事をしたとき、ミーティングに2分遅れたとき、出席者が全員に、会場内を探し回られたことが…。以来、ミーティングには、5分前に到着するように気を付けるようになりました。
新幹線の運行は、多いときは、5分足らずで、次の列車がホームに入ります。複雑な車両の運行状態をチェックする運行監視システムも、そばで見られます。
「これで、どこにどの車両がいるか、わかるんだ~すごいよね~」と感心しきり。
「東海道新幹線って、京都の地下鉄より運行本数多いよね~。すぐ次の列車くるもの・・・」とミモロ。
う~比べるのむずかしいけど…。新幹線の運行の複雑さは比類ないもの。「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3タイプの列車が、どこの駅で追い越すか…。「のぞみは、のぞみには抜かれないんだよね~」でも、事故や台風などの場合、そのダイヤが乱れ、それをスムーズに運行させる技は、驚くべきものがあります。
さて展示などのほかに、実際に体験するコーナーもいろいろ。そのひとつが、運転席体験。
「出発進行~!」
「ガタン、ガタン・・・」と声を出しながら運転士さんになり切るミモロです。
また、大人も楽しいのが、クイズ形式で、事故など、緊急事態にいかに対処すべきかを知るコーナー。
「わ~正解!」楽しみながら学べる、ミモロは夢中です。
鉄道員は、人命を預かる仕事。事故が起こらないように、本当に多くの人たちがその責務を着実に果たしてこそ。
「鉄道員に関わる人ってみんなすごいね~」と、そのお仕事の厳しさを感じます。
また、車内清掃、車内販売、キオスク、駅の運営など、本当に多くの人が鉄道にかかわっていることを、改めて思います。
「うわ~すごい~」とミモロが夢中になったのは、「鉄道ジオラマ」。実物の車両を約80分の1のスケールにした模型。1時間ごとに模型の走行が行われます。
夜明けから次の夜明けまで、次々に列車が走りだします。「わ~あそこで走ってる」ともう夢中。
大きなジオラマなので、いろいろな角度から見たいもの。
「お腹空いた~」と、すでに入館して2時間。あっという間に時間が過ぎました。
館内には、レストランなどもありますが、ミモロは「食堂車で駅弁食べたい~」と、エントランス近くにある食堂車へもどりました。
「新幹線のお弁当食べるんだ~」と、来たときから目を付けていたお弁当です。
「これください~」とミモロ。「申し合わけありません、売り切れです」と。「え~そんな~」とがっかり。でもほかの駅弁をいただくことに。
「なんか旅行気分…」
駅弁を食べて、やっと落ち着いたミモロは、隣接する「扇形車庫」で蒸気機関車の見学へ進むことに・・・。
そこへ行くアプローチからは、京都を走り抜ける新幹線が東寺の塔の前に見られます。
ミモロの「京都鉄道博物館」見学は、いよいろ終盤へ。
*「京都鉄道博物館」の詳しい情報はホームページで
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