「なんか今年の葵祭、ミモロ、出遅れちゃった感じ~」とミモロ。いつも朝早く起きて、京都御所に向かったり、下鴨神社のそばで場所取りしてのですが、今年は、なんかのんびり。「まずい~」と挽回を図りますが、すべて後手後手に・・・。
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やっと交通規制が解除され、境内の中を自由に歩けるようになったので、ミモロは、楼門の前へ。
観光客が見向きもしない場所へ、まずは進みます。そこは、浄めを行う場所。
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そのそばには、勅使さまなどが休憩する場所が。
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楼門の前は、まだ規制され、中へは進めません。
「今、きっと社頭の儀が進んでいるんじゃないかな~」とミモロ。
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やがて時間が過ぎ、観光客は、楼門の中へ進めるように・・・。
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そこでは、斎王代の姿はもちろんありません。
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ミモロが向かったのは、斎王代が座っていた場所。
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本殿への門には、葵祭らしい飾りが…
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ミモロは、神馬や花傘と記念撮影。
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この時間、斎王代などのご一行は、昼食中。下鴨神社を出発するのは、14時半過ぎ。まだ時間があります。
同じ時間、馬場道では、走馬神事が行われています。そこにもたくさんの人垣が、小さなミモロは、そばによることができません。
「あ、お餅・・・」下鴨神社のそばにある「ゑびす屋」の「矢来餅」
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また「老松」の初夏の味「夏柑糖」が…
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甘酸っぱい夏みかんの味わいが、清々しい逸品です。
実は、この日は、午後用事があって、これ以上、行列を見物することができません。「え~斎王代見られないの~」と文句タラタラのミモロを引っ張り家に向かいます。
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御蔭通方向に進んでいると、そこは身動きできないほどの人が集中しています。
そばを流れる小川には、縄が張られ、対岸には渡れないようになっています。
でも、その縄を無視して小川に入る観光客・・・。
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そこは糺の森の聖域のひとつ。日本人観光客も何人か小川を渡る人が…。それを見た外国人観光客のグループが、小川に入ろうとしています。さすがにこれはまずい…思わず、「ここは聖域だから入ってはダメ、小川をそこから渡ってはダメ!」と一応英語で叫んでしまいました。私の声にビックリしたのか、そのグループは、小川を渡ることを中止。周囲からホッとした空気が…。
ちなみに写真の小川を渡った観光客は、対岸の手前で、小川の中へ。靴もびっしょりになりました。「あんなに急ぐ用事あるのかねぇ~」とそばの方がポツリ。
みんなが大切にしている糺の森の自然。清らかな小川の岸辺には、さまざまな植物が芽をだしています。それを踏みつけるなど、信じられない行為です。状況がよくわからない外国人観光客といえども、なぜ縄が張っているのかを感じてほしいと思いました。
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