ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

今年は食い気のミモロの「葵祭」。下鴨神社で過ごす時間

2018-05-17 | 祭事・神事・風習

「なんか今年の葵祭、ミモロ、出遅れちゃった感じ~」とミモロ。いつも朝早く起きて、京都御所に向かったり、下鴨神社のそばで場所取りしてのですが、今年は、なんかのんびり。「まずい~」と挽回を図りますが、すべて後手後手に・・・。


やっと交通規制が解除され、境内の中を自由に歩けるようになったので、ミモロは、楼門の前へ。
観光客が見向きもしない場所へ、まずは進みます。そこは、浄めを行う場所。
「ここでお清めするんだよ~」

そのそばには、勅使さまなどが休憩する場所が。

楼門の前は、まだ規制され、中へは進めません。
「今、きっと社頭の儀が進んでいるんじゃないかな~」とミモロ。
昨年、ミモロは、その神事に参列しました。
やがて時間が過ぎ、観光客は、楼門の中へ進めるように・・・。
近くで花傘も見られます。

そこでは、斎王代の姿はもちろんありません。

ミモロが向かったのは、斎王代が座っていた場所。
「ここにいらしたんだ~」

本殿への門には、葵祭らしい飾りが…
なんとも品格ある風情が漂っています。

ミモロは、神馬や花傘と記念撮影。
 

この時間、斎王代などのご一行は、昼食中。下鴨神社を出発するのは、14時半過ぎ。まだ時間があります。
同じ時間、馬場道では、走馬神事が行われています。そこにもたくさんの人垣が、小さなミモロは、そばによることができません。

「あ、お餅・・・」下鴨神社のそばにある「ゑびす屋」の「矢来餅」

また「老松」の初夏の味「夏柑糖」が…
「これ大好き~」とミモロ。「これで売り切れです~」と。さっそく1つ1290円を購入。
甘酸っぱい夏みかんの味わいが、清々しい逸品です。

実は、この日は、午後用事があって、これ以上、行列を見物することができません。「え~斎王代見られないの~」と文句タラタラのミモロを引っ張り家に向かいます。


御蔭通方向に進んでいると、そこは身動きできないほどの人が集中しています。
そばを流れる小川には、縄が張られ、対岸には渡れないようになっています。
でも、その縄を無視して小川に入る観光客・・・。

そこは糺の森の聖域のひとつ。日本人観光客も何人か小川を渡る人が…。それを見た外国人観光客のグループが、小川に入ろうとしています。さすがにこれはまずい…思わず、「ここは聖域だから入ってはダメ、小川をそこから渡ってはダメ!」と一応英語で叫んでしまいました。私の声にビックリしたのか、そのグループは、小川を渡ることを中止。周囲からホッとした空気が…。

ちなみに写真の小川を渡った観光客は、対岸の手前で、小川の中へ。靴もびっしょりになりました。「あんなに急ぐ用事あるのかねぇ~」とそばの方がポツリ。

みんなが大切にしている糺の森の自然。清らかな小川の岸辺には、さまざまな植物が芽をだしています。それを踏みつけるなど、信じられない行為です。状況がよくわからない外国人観光客といえども、なぜ縄が張っているのかを感じてほしいと思いました。


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