ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都鉄道博物館」迫力あるSL。蒸気機関車に乗って、旅気分。

2017-03-12 | 博物館・美術館

「京都鉄道博物館」見学の締めくくりは、蒸気機関車の扇形車庫。
 

ここは、博物館ができる前から梅小路車庫として見学できたところ。ミモロも以前に訪れたことがあります。

現存する日本最古のコンクリート造りの扇形車庫で、蒸気機関車22両がずらりと並び、その迫力は圧巻です。
ここには、今も動くように整備された車両も3両あります。
「いろんな蒸気機関車がすぐそばで見られるって、ホント感激しちゃう~」と、今の電気で走る列車とは異なる力強さみなぎる車両です。

その一部をご紹介・・・
B2010は、小型の蒸気機関車。戦時中の設計されたもの。C581は、昭和13年から製造された旅客・貨物車両として活躍。D52468は、日本最大の貨物用蒸気機関車です。
  

「蒸気機関車って、迫力あってカッコいい~」とすっかり夢中のミモロです。


ポ~と、突然汽笛が響きました。「あ、SLスチーム号だ~」
ここでは、本物の蒸気機関車が引っ張る車両に乗ることができます。
「ねぇ~一度乗ってみたい~」とミモロ。以前訪れたときは、人気で乗車するのに時間がかかったため飽きられました。「今日は空いてるみたい…」とミモロは、どうしても乗りたいよう。

そこで300円の切符を買って、乗車することに。
ミモロは、一番後ろの席へ。
「ここならよく景色見えるかも…」
「まもなく発車します。約10分間の蒸気機関車の旅を楽しんでください」とのアナウンス。
「いよいよ出発だ~」
うれしくてたまらないミモロは、窓から身を乗り出して・・・。ダメ~危ないから、そんなに体出しちゃ…。


「あれ、ミモロ、一番前になっちゃった~」蒸気機関車は、後ろ向きに走り始めました。往復約1キロの距離を始めは、後ろ向きで走行。そして折り返しで蒸気機関車を先頭に車庫の方へと戻るのでした。

「なんか音がいいね~」とミモロ。電車のような静かさではなく、シューシューっと蒸気を出しながら進みます。
「すごく頑張ってる感じがしていい~」と。

かつてミモロは、山口で、津和野に向かうとき、「SLやまぐち号」に乗車したことがあります。増加する観光客と鉄道ファンでなかなかチケットがとれない人気のSLです。

「トンネルないからちょっと物足りない…」とミモロ。でも途中には、梅の花の咲く場所などを通ります。

「え。もう折り返し・・・」汽笛をポ~っと鳴らして、走り始めました。

またミモロは、身を乗り出して、先頭の車両を見ようとしています。
「カーブが面白い」
列車の姿が乗車しながら見えるのは、カーブの時。でもあっという間にカーブはおしまい。
「う~もっと長い距離だといいのにね~」と。

「ご乗車ありがとうございました」と車掌さん。「また乗りに来てくださいね」と運転士さん。
「はい、どうもありがとうございました」ミモロは、お礼を言って、蒸気機関車から降りました。

ミモロ、「京都鉄道博物館」どうだった?
「すごく楽しかった~。また行きたい…だって、全部よく見てないもの・・・」
滞在時間、なんと4時間近く。それでも詳しく見ることができないほど、見どころいっぱい。
鉄道ファンならきっと丸1日過ごしたくなる場所のはず…。

さて、ミモロは、この「京都鉄道博物館」に、東山三条から市バスで京都駅に行き、そこからバスを乗り換えて、博物館へ。そして帰りは、博物館から平安神宮方面の直通バスが来たので、それで戻りました。
「え~と、バスの1日乗車券500円を買った方がいいね~」と、しっかり者のミモロ。

確かに、バス代は、1区間230円ですから、今回3区間乗ったことになります。つまり690円。しかも「京都鉄道博物館」で市バスの1日乗車券を提示すると入館料が1割引きに。つまり120円お得。
したがって、今回。310円節約できたことに。

「市バスの1日乗車券って、水族館や太秦映画村なんかも入場券が割引になるんだ。知らなかった~」と運賃だけお得になると思っていたミモロでした。

「市バスの1日乗車券」は、観光客だけじゃなく、町中を移動するとき、気軽にバスが利用できます。3回以上乗ると、500円を超しますから…。



春休みは、全国から鉄道ファンが来て、かなり混雑が予想されます。でも、1度は訪れたい場所です。

*「京都鉄道博物館」の詳しい情報はホームページで

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