夜桜を愛でながら宴が催せる場所が少ない京都。ここ「平野神社」は、その貴重な場所のひとつです。
ここは、桜の貴重な原木を含め、約50種、約400本の桜が境内に咲き誇ります。
朝、訪れたミモロ。境内は、まだ人影もまばらです。
「わ~ここの桜もキレイ~」
思わず見とれる桜です。
静かさが漂う境内…以前、訪れた時とは異なり、桜が境内に華やかさをもたらしています。
「どこの桜も、みんなキレイ~」寒く厳しい冬をじっと耐え、花開いた桜たち…。
「みんな頑張ってるんだ~」と、いとおしそうに見つめます。
ここ、「平野神社」は、平城京に祀られていた神社を、平安遷都と共に、ここに遷座されたもの。かつて境内は、京都御所をほぼ同じ広さがあったそう。ご祭神は、今木皇大神(いまきすめおおかみ)とおっしゃる活力を蘇らせる神様をはじめ、竈の神様や生産力をアップさせる神様など4神が祀られています。
本殿は、国指定の重要文化財。江戸時代初期の建立で、「平野造」とよばれる二殿一体の建造物です。
「桜を見物する前に、まずは、参拝しなくちゃ…」と。そう、神社やお寺の桜を見るときは、まずは初めに、参拝を忘れずに。
「さぁ、ゆっくり桜拝見しよう…」ふたたび境内の桜を見て回るミモロです。
社殿の内陣から枝を外に伸ばす桜。
「あ、八重桜も咲き始めた…」4月中旬から下旬に見ごろを迎える「平野妹背」と緑がかった「うこん」の桜です。。
「まだもう少し桜が楽しめるみたい…」
ここは、さまざまな種類の桜があるので、時期をずらして、次々に開花。そのため、長く桜を見ることができます。
「桜苑の八重桜もこれからかなぁ~」
4月20日まで、桜苑では夜間照明が…
夜ともなれば、大勢の花見客が、宴を開く縁台も、朝は桜の花びらが、まるでピンクの毛氈のように…。
周囲には、食べ物屋さんの屋台もずらり…。
この時期だけ販売される桜にちなんだ品々…「おみやげにいいかも…」
4月10日には、「桜花祭」も。神幸列や時代行列が氏子町を巡行します。
「春のお祭りも次々に始まるね~」とミモロ。心躍る春がすっぽり包む京の町です。
*「平野神社」の詳しい情報は、ホームページから
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