☆全く期待してなくて、テレビのバラエティ番組を見るようなノリで観に行った。
バリバリのキャリアウーマンが妊娠してしまい、そうして知った新たな世界(産婦人科医院)での人間模様を、コメディタッチで描いた、私がよく言う「カタログ映画」である。
出演女優も、観月ありさ、松下由樹、神田うの、斉藤由貴、伊藤かずえ…、と、私の苦手なタイプばかりだった。
しかし、面白かった。
めっぽう面白かった。
何やらテレビでヒットしたドラマ『ナースのお仕事』のスタッフキャストが再集結して作られた映画だそうで(私は良く知らない)、
コメディで笑いを誘うに一番ポイントとなる「間(ま)」と言うものを完璧に体得している稀有な作品であった。
出演者の一人一人が全て、ステレオタイプだが、リアリティある過剰な演技で、私の心のツボにはまり、ゲラゲラ笑わせられた。
仕事でバリバリやっていた陽子(観月ありさ)が、妊娠の十ヶ月を通し、最初こそ堕胎を選択肢に入れてさえいたのに、徐々に出産に向けて変化していくさまが、観ていて心地良かった。
個々には語らないが、妊婦仲間も、非常に面白かった。
陽子を孕ました男(谷原章介)は、うだつのあがらないベトナム帰りのカメラマンで、ヒッピーまがいの容姿である。
そんな「ベトナム帰り」と言うイメージから、私は自分の東南アジアの旅を思い出しつつ見ていたのだが、
陽子や仲間がゆっくりとした時の中で妊娠に備える様が、私には、旅の宿で仲間と時を過ごしている姿と重なるのだった。
と、考えると、妊娠と言うものは、女だけが経験できる「旅」なのだな、と私は自分一人だけで勝手に得心するのだった^^;
◇
クライマックスは、近年まれに見るほどの、映画における壮絶な修羅場であった。
私は、こんなに盛り上げていいんかい!? と驚いた。
偶然にも、妊婦中間達が5組一緒に産気づいてしまうのだ。
小さな産院である。
そこで、指揮棒を振るのが、斉藤由貴演じる女医である。
斉藤由貴の演技も素晴らしかった。
信頼できる「おっとり刀」の様に、私は感動した。
この方が、この作品の、もう一人の主役である^^
◇
陣痛に苦しむ演技も、私は現実では見たことなどないのだが、誰も彼もうまいと思った。
観月ありさ、松下由樹、神田うのらが、それぞれの個性を出しつつも苦しむ。
神田うのなんか、ちゃんとわがままである^^;
◇
明日も仕事早いので、短く語ってベッドに入ることにするが、この映画への満足感はかなり高いです^^
(2009/05/29)
バリバリのキャリアウーマンが妊娠してしまい、そうして知った新たな世界(産婦人科医院)での人間模様を、コメディタッチで描いた、私がよく言う「カタログ映画」である。
出演女優も、観月ありさ、松下由樹、神田うの、斉藤由貴、伊藤かずえ…、と、私の苦手なタイプばかりだった。
しかし、面白かった。
めっぽう面白かった。
何やらテレビでヒットしたドラマ『ナースのお仕事』のスタッフキャストが再集結して作られた映画だそうで(私は良く知らない)、
コメディで笑いを誘うに一番ポイントとなる「間(ま)」と言うものを完璧に体得している稀有な作品であった。
出演者の一人一人が全て、ステレオタイプだが、リアリティある過剰な演技で、私の心のツボにはまり、ゲラゲラ笑わせられた。
仕事でバリバリやっていた陽子(観月ありさ)が、妊娠の十ヶ月を通し、最初こそ堕胎を選択肢に入れてさえいたのに、徐々に出産に向けて変化していくさまが、観ていて心地良かった。
個々には語らないが、妊婦仲間も、非常に面白かった。
陽子を孕ました男(谷原章介)は、うだつのあがらないベトナム帰りのカメラマンで、ヒッピーまがいの容姿である。
そんな「ベトナム帰り」と言うイメージから、私は自分の東南アジアの旅を思い出しつつ見ていたのだが、
陽子や仲間がゆっくりとした時の中で妊娠に備える様が、私には、旅の宿で仲間と時を過ごしている姿と重なるのだった。
と、考えると、妊娠と言うものは、女だけが経験できる「旅」なのだな、と私は自分一人だけで勝手に得心するのだった^^;
◇
クライマックスは、近年まれに見るほどの、映画における壮絶な修羅場であった。
私は、こんなに盛り上げていいんかい!? と驚いた。
偶然にも、妊婦中間達が5組一緒に産気づいてしまうのだ。
小さな産院である。
そこで、指揮棒を振るのが、斉藤由貴演じる女医である。
斉藤由貴の演技も素晴らしかった。
信頼できる「おっとり刀」の様に、私は感動した。
この方が、この作品の、もう一人の主役である^^
◇
陣痛に苦しむ演技も、私は現実では見たことなどないのだが、誰も彼もうまいと思った。
観月ありさ、松下由樹、神田うのらが、それぞれの個性を出しつつも苦しむ。
神田うのなんか、ちゃんとわがままである^^;
◇
明日も仕事早いので、短く語ってベッドに入ることにするが、この映画への満足感はかなり高いです^^
(2009/05/29)
これには私も感動。ああいうのに弱いのです。
そして落ち着くとスッといなくなる。
いるけどいなくなる。あれがいいと思うのです。あれがキッカケで元気になっちゃだめだと。^^
なんか、このような、上映時間を楽しく過ごせる作品を見ると、映画ってやっぱいいなぁと思うのです。
さて、これから、仕事遅番の前に『スター・トレック』です。
ワクワクですo(^-^)o
斎藤由紀さんの平塚医師、よかったですよね。
ドタバタしてて、辛口コメント多い中で、こちらの評はほっとする内容でした(笑)。
子供が産まれるシーンは、やっぱ感動します。
面白かったですね。
抑えるトコは、ちゃんと抑えている映画で、大笑いして見ました。
子供が生まれるシーンも、赤ちゃん人形の一連のドタバタも印象に残ります^^