『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』を観た]

2017-03-30 00:55:01 | 新・物語の感想

☆・・・この監督が良作を連発しているのは知っているが、やや、舞台となるファンタジーとリアルな青春時代を描くには、予告を見た限りではこなれていないように感じていた。
 でも、主人公の女の子の声を演じる高畑充希の厚みのある声は気になっていた。
 で、その高畑充希の歌う主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー(タイマーズのバージョン)」をラジオで何度か流されるのを聞いて、不意に見たくなり映画館に向かった。

 

 主人公の見るファンタジックな夢が、いつしか現実とリンクするという話だが、序盤、わたし的にはどうしても折り合いがつくとは思えず、なんか、物語の流れ的に調和が取れていない印象。
 しかし、話自体は面白く、この先どうなるのかと言う期待は高まっていき、いつしか、夢中にさせられていた。
 現実とファンタジーがない交ぜになり、現実のことがファンタジーの比喩で語られる。
 普通ならば、ファンタジーではこう語られているけれど、現実ではこう処理されていました! という「種明かし」みたいな説明があるが、この作品では、それがなく、観ている者の心の中での補完を促される。
 バカが見たら、てんで訳のわからない作品となっただろう^^;
 終盤、私はホロリとしてしまった。
 ファンタジーパートではなく、幾つものシナプス的な結合を経た人間関係のつながりに泣けた。
 おじいさんと主人公の絡みなんて、これ、「ペリーヌ物語」じゃん!!^^
 エンドロールでは、「デイ・ドリーム・ビリーバー」が流れ、「♪もう今は彼女どこにもいない」と歌われるが、主人公は健在である。
 が、主人公の母親と父親の馴れ初めが描かれ、愛の育みと結果も描かれる。
 確かに、もう今は彼女(母親)どこにもいない・・・。
 ここでも泣けた・・・。
 そして、忌野清志郎が自分で作った詩をのせた「デイ・ドリーム・ビリーバー」の誕生秘話を知るにつけ、またも、ホロリとさせられるのだった・・・。

                                   (2017/03/30)

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[吉田奈央と清水富美加]

2017-03-27 00:38:04 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)
☆・・・なんか今月、お店は冗談みたいに忙しい。
 ノルマはとっくに突破していて、まだ残りが5日間もある。

 彼女と行く二組のチケットがある。
 一組目は、FM・NACK5の「GOGOMONZ」で人気の三遊亭鬼丸の芸歴20周年記念独演会「鬼フェス」のもの。
 二組目は、映画「暗黒女子」の舞台挨拶付き鑑賞券。

 

 

 どちらもいわくがついている。

 「GOGOMONZ」のほうは、最近、三代目アシスタントの吉田奈央が突発的に休み、それが長期に渡り、降板してしまったのだ。
 理由はわからないが、吉田奈央は声も可愛く、しっかりした女性に思え、私としては、一番 番組に合っている(鬼丸師匠とうまくやっていける)女性と思えたので、なんかショックだった。
 本当の理由は分からないが、鬼丸師匠にも問題があると思え、なんかマイナスな気持ちを持ってしまうのだが、
 ふと、自分に当てはめてみると、私の店にも、常連との別れは幾つもあった。
 自分が悪いのかと考えると、私には非常に冷たい点もあるが、悪いとは思っておらず、さりとて、相手が100%悪いのかと考えると、相手の悪意が笑って許すことが出来ないレベルでもないなとは思う。
 要は、いっぱしの社会人が不仲になるというのは、タイミングがあまりにも悪く作用した帰結に過ぎないとも思う。
 吉田奈央は可愛かった、しかし、私はこれからも鬼丸師匠を応援していくのだ。

 そして、「暗黒女子」だが、主演の一人、清水富美加が、仕事や人間関係をおっぽり出して、幸福の科学に出家してしまい、この映画の舞台挨拶も、当然に登壇しない清水富美加の名前には一切触れられない微妙なものになると思う。
 私は、玉城ティナがお目当てで行ってみようと思ったのだが、生で見たら、他の出演者(飯豊まりえ、清野菜名、小島梨里杏、平祐奈)にチンチンが反応するかもしれない。
 すると、彼女が怒るだろう。
 いや、私の彼女は怒らないんだわ^^
 クールなんだわ^^;
                                     (2017/03/27)
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[映画『キングコング 髑髏島の巨神』を観た]

2017-03-26 07:58:06 | 新・物語の感想

☆・・・面白かった!
 怪獣好きにはたまらない至福のひとときでした。
 多分、即座にもう一度見に行くと思うので、詳しくは語らないゾ!
 だが、これはまさに、『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」やぁ!!^^(デカい水牛みたいのが、まあ、ピグモンの立ち位置ね)
 私は、能天気に怪獣がいっぱい出る映画が大好きだ!^^
 その中で、キングコングは、レッドキングであり、ウルトラマンでもあり、両者を兼ねる。
 きっと、かなり、いい奴である。
 「シャバーニ」と言う、どっかの動物園のイケメンゴリラが人気だが、キングコングを見ていると、そのシャバーニに魅かれる女性の気持ちがわかる。
 気は(おそらく)優しくて力持ち、守るもののために血みどろ火塗れになっても戦い続ける、絶対に諦めない。
 それらを彩る人間模様もちゃんと描けているし、アメリカ版『ゴジラ(2014)』のスタッフは、実に斬新なアクション描写をするので飽きさせない。
 島を調査と称し、火器で蹂躙する人間のヘリに対し、その操縦席から軍人たちが前を見ると「???」と遥か前方に何かが浮いておる。
 それは、飛んでくるヤシの木!
 キングコングが投げてきたもので、ヘリを墜落させる。
 そんな独特な間とシュールな絵面の数々も、このスタッフは見せてくれる。
 ああ、この怪獣食物連鎖の頂点の中で弱いほうと思われた小型の翼鳥が、ふいに、メンバーの一人を空中に引き上げ、そこに群れが群がり、肉をついばみはじめたりもする。
 つまり、シュール&スプラッタを、他のメンバーは見ていることしかできない・・・。
 他のメンバーが見ている前で仲間の一人が公開処刑される的な!!
 さて、この新『キングコング』は、アメリカ版『ゴジラ(2014)』とリンクする。
 つまり、「ゴジラvsキングコング」が最新特撮技術で実現される。
 やや、キングコングの大きさが小さそうに見えて、まあ、キングコングはこれから更に成長するのだろう。
 だが、キングコングに飛び道具がないのはきつい(ゴジラには放射熱線がある)。
 それは、キングコング、知能が高いようなので武器を使うという事で対応するのかな?
 確か、アメリカのエメリッヒ版の『ゴジラ(1998)』の時に、東宝は、ゴジラとともに、キングギドラ・モスラ・ラドンの使用権も許可したと情報があった。
 しかし、それらのモンスターはエメリッヒ版では登場しない。
 あの物語の流れでは、続編が出来ても出せなかっただろう。
 しかし、私は、アメリカ版『ゴジラ(2014)』の感想でこう書いている。
     <・・・この映画文法ならば、世界で最も美しい怪獣である「キングギドラ」が続編で出せるのである!!・・・(2014/07/27)>
 エンドロール後の映像で、どうやら、次作からの、「ゴジラ」へのリンクと、キングギドラ・モスラ・ラドンの登場が予告されている!!!

   

                                      (2017/03/26)

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[映画『パッセンジャー』を観た]

2017-03-24 13:29:17 | 新・物語の感想

☆・・・最近の宇宙物の何番煎じだよ?って感じで、予告編を見ても全く期待していなかった。

   『ゼロ・グラビティ』・・・傑作
   『インターステラー』・・・超傑作
   『オデッセイ』・・・良作

 さて、『パッセンジャー』は?
 いや、これがかなり面白かった。
 まあ、今、ハリウッドナンバーワン女優のジェニファー・ローレンスが生半な脚本の作品に出るとも思えなかったが。
 宇宙を舞台に硬質に描くと、どうしても、『2001年 宇宙の旅』の支配下に置かれるのは避けられないのだが、『インターステラー』では、それに答えを出した点が凄かった。
 今作の前評判を聞くと、キューブリックはキューブリックだが、「2001年・・・」ではなく、『シャイニング』の影響があると知った。
 確かに、120年の宇宙旅行を冷凍睡眠で過ごす5300人の中で、唯一、残り90年の日程が残っているのに目覚めてしまった男の、だだっ広い船内の中での孤独は、冬の間の山間のホテル管理を任された男の境遇と似ている。
 が、やはり、例は挙げていかないが、「2001年・・・」で行われていた展開の影響からは逃れ得ていない。
 しかし、この作品は、愛の物語になっていた。
 「インターステラー」は家族愛の物語だったが、この作品は恋愛の物語で、女性はクリス・プラットに夢中になるだろうし、
 私は、今一番美しく可愛く情の濃そうなジェニファー・ローレンスに魅かれた。
 女として完成の時期にあるね^^
 予告編では語られなかった「男の孤独に耐えかねてのエゴ」があらわになったとき、想像だにしない展開になっていく。
 受け身だったジェニファー・ローレンスが、感情を出すようになるとき、その演技は最高の冴えを見せていた。
 網目の水着もたまらんかったよ^^

 

                              (2017/03/24)

 

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[映画『三月のライオン:前編』を観た]

2017-03-23 06:18:38 | 新・物語の感想

☆・・・主役の人の、顔のエラが気になる以外は、いい作品だった。
 大友啓史監督の多作ぶりと、その基準以上の作品作りには感心する。
 自分だけに通用するイメージで申し訳ないが「邦画界のガイ・ハミルトン」の名称を与えたい^^
 不幸な生い立ちと境遇なれど将棋に邁進する主人公が、ライバルたちとしのぎを削る。
 見ている者は、瞬間になど将棋の盤面を追えないので、ひたすらに、棋士たちの顔芸を楽しむし、それは説得力を持っていた。
 いやぁ、ライバルたち、それぞれ魅力的だった。
 とある三姉妹と出会うのだが、美しく優しい姉、明るく素直な可愛い次女、無邪気でめんこい三女と、「こんな完璧な三姉妹がいるかよッ!」ってくらい羨ましかった^^
 そして、天涯孤独となった主人公が引き取られた家は、父親が棋士で、将棋を叩きこまれたのだが、その家で、主人公をイジメぬいていた姉弟がいて、その姉の成長した現在を有村架純が演じていた。
 初めての悪い女役だ。
 NHKの朝の顔の前に、悪女(?)を楽しそうにうまく演じていた^^
 ああ、有村架純、スマートな身体なのに、この人も、顔がデカいなぁ^^;

                         (2017/03/23

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[勉強のできるバカに惑わされるな(聖徳太子も鎖国も現行教科書表記で!)]

2017-03-22 00:50:17 | 新・保守の一考

☆・・・(0・プロローグ)
 四谷学院のCMに出てくる東大合格の女の子。
 自分を剛力彩芽似とでも勘違いしていないことを切に祈る。
 勉強が出来る自信は、厳密には容姿とは無関係。

   (1・ホッと一安心)
 中学校の次期学習指導要領改定案で変更されるとされていた「聖徳太子」「鎖国」が、現行どおりと決まった。
 マジ良かった!
 歴史的事実は事実として存在しなくてはならないが、1400年前の、科学的誤認でもない、文学野の些末なことを、野暮にも改訂をすることになんの意味があるのか?
 実は聖徳太子の持っている笏(しゃく)は、実は銀色なので、今後、教科書の聖徳太子像の笏は銀色に塗り潰そう、としたり顔で言ってるみたいなもので、世の中の学者なんてのは8割方が、そんな奴らばかり。
 聖徳太子は、何百年に渡り日本のスーパーヒーローなんだよね、それこそが歴史(科学的結論のことではないよ、あくまでも文学野の話)。
 学者ってのは、勉強ばかりしてきたので、一般常識との乖離が甚だしい。
 そう言った常識を、我々 庶民は、無知あるいは、故意に、日本人のアイデンティティを貶めようと偏向している学者に教え諭さなくちゃならん。
 「鎖国」にしてもそう。
 「鎖国」という言葉は、現在、不本意ながらも常識のように語られるグローバリゼーションと真っ向から反対方向ゆえに、否定的に語られることも多いが、あの時代には、絶対的に必要な政策だった。
 鎖国がなければ、政治的に今の日本の姿はなく、副産物としての文化・文明の熟成もなかった。
 で、鎖国と言っても、幾つかの門戸は諸外国に開かれていた。
 それをもって、厳密に言って鎖国とは言えない、と言うのもナンセンス。
 世の中には「枠組み」「ルール」「常識」ってものが厳然とあるけど、同時に「例外」ってのもある。
 鎖国時代の長崎出島に代表される門戸は、あくまでも「例外」で、それを拡大解釈し、鎖国などなかったと言うのは、あまりにもの、ものの見方のバランスの欠如と言えよう。

 最近の世の中の歪みは、すべて、バランス(の取れた生活・教育・情報・法・思想etc.etc.)の欠如といえる。

   (2・自分の常識で)
 この文章で言いたいのは、東大合格したって、おぬしは剛力彩芽ではないし・・・。
 どんなに専門に勉強してきても、そのベースになる「常識」が、それまでの「生活」「教育」で培われてこなかったら、結論は著しく破綻すると言うこと。
 どんなに勉強が出来ても、それは「頭の良さ」とは、全く関係ないと言うこと。
 「頭の良さ」とは、バランスある見方の帰結を、抜群のコミュニケーション能力で社会に知らしめること。

 ああ、もちろん、あたいは、頭が悪いみたいだ・・・^_^;

                                  (2017/03/22)

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[映画『汚れたミルク あるセールスマンの告発』を観た]

2017-03-21 15:13:25 | 新・物語の感想

☆・・・時間のタイミングが良かったので見た。
 いい作品だった。
 社会派なのに、90分と言うキレの良い長さでもあった。
 実話である。
 パキスタン…、貧しくも明るい家庭を築いていた主人公が、試しに受けてみた多国籍企業の就職試験。
 合格し、そもそものセールスの才能も有り、外国産の粉ミルクの販売を広げていく。
 欧米的な賄賂で、医療界の紹介を受け、次々に販路を開拓していく。
 しかし、自分の売る粉ミルクで、貧しいものたちが、劣悪な環境で作り、子供の健康を次々に害していった・・・。
 そもそもが、免疫を持つ母乳でも良かったのであるが、医療界との結びつきで、その粉ミルクが奨励されたことによる悲劇だった。
 主人公は、すぐに退社し、会社に警告、WHOや人権団体に訴える。
 が、多国籍大企業・医療界・軍病院を相手に、あまりにもの「蟷螂の斧」状況であった。
 長いものに巻かれようとする主人公。
 だが、美しい妻が言うのである。
「私や子供を引き合いに出して、自分の信念を曲げるつもりなの!?」
「自分の子供も、他人の子供も一緒よ!!」
 こうして、社会派のドラマは、「ロッキー」でも見ているかのような燃える展開となる。
 ドキュメント的な作りもしており、非常に慎重に物語を作っているのも伝わって来た。

                                (2017/03/21)

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[映画『SING』を観た]

2017-03-18 19:00:10 | 新・物語の感想

☆・・・歌のコンテストの主催者や参加者の群像劇。

 こちらの集中力が、多くの登場人物の事情に拡散し、感動が薄れると思いきや、クライマックスには超ド級の盛り上がりが!

 アニメでの歌唱で、しかも、5曲の、アニメとしては長丁場で、これだけ魅せるなんて凄いことだと思う^^

 意外にも、私は「マイウェイ」で感動しちゃった^^;

 必見である!

 よく演出の練られた吹き替え版で見たのだが、オリジナルの字幕版も見たい(^o^)

                         (2017/03/18)

 
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[終わりが見えている籠池理事長と小池百合子]

2017-03-17 09:43:35 | 新・保守の一考
☆・・・
 1・あの森友学園の籠池ちゅうのは、なんか、現実と妄想の区別がついていないね。
 いままで、詐欺師的な口八丁手八丁でのしてきたので、それが大きな社会でも通用すると思っているらしい。
 下品な奴の話す関西弁てのは、ホント、おぞましい。
 あの家族や息子も、自分たちの歪んだ常識(自家中毒を起こし、狂気が熟成されている)が世間でも通用すると信じている。
 おぞ気を振るう・・・。
 気性もコロコロ変わり、精神疾患が見受けられる。
 「保守派は守ってくれなかった」などと言っているが、だって、お前、保守派じゃないじゃん!
 保守派は素直な人が多いから、すぐに騙されてしまう人が多いけど、
 私は非常に敏感で、今までも、保守派の中に潜む「天皇を大義名分に寄付金を募ったペテン師」や「在特会」などを、その当初から、「あいつ(あいつら)はおかしい!」と言い続けていた。
 森友学園なんて、擁護できっこないじゃん。
 こいつらが教育勅語や軍歌を教育に取り入れているのは勝手なことだ。
 ミッション系や朝鮮系のほうが問題であろうし。
 朝鮮系の教育は、日本の税金で補助金が出ているのは言語道断だが、キリスト教の学校だって、その教義が、十字軍など、血みどろの歴史に寄り添っているのを考えると、先の大戦の教育勅語の在り方なんて大した問題じゃない。
 ただ、子供に施政者礼賛やヘイトスピーチをさせたことは、万死に値する!

 2・小池百合子は、そろそろ足元が危うくなっていることに気づいていないのだろうか?
 街(東京)の人気者としても、機能不全を果たしているのに、国政に大挙として人材を送ろうとしても、到底 無理だろう。
 せいぜい、次回の都議会議員選挙で勝利できるのが最後ではないか?
 豊洲の問題にしても、何度も書いているが、100%健全な土地などはなく、相対化でやりくりするのが政治なのに、豊洲にもの申すのが人気取りになるとわかり、そこにこだわり過ぎて、今となっては、その場所への「潔癖」にズブズブと取り込まれてしまっている。
 汚染されまくっている築地と比して豊洲のほうがどれだけ状態がよかったことか!
 都民の食は、今、築地の汚染土に侵され続けている・・・^^;

                                (2017/03/17)
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[(感想の追記)朝日新聞の思想呪縛から逃れ得るか映画版『ドラえもん』]

2017-03-14 08:16:49 | 保守の一考

☆・・・「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」の感想の追記。

 いつも割と戦争などをして殺伐とした側面もある映画版長編だが、感心したのが、今回は、冒険を主体としているのに、人格のある敵と言うか、悪が出てこないのだ。
 あくまでも「平和への障害」的な存在は出てくる。
 「ドラえもん」は、藤子・F・不二雄の意図とは別に、朝日新聞の思想の具現化の一面もある。
 北朝鮮による拉致事件が白日の下にさらされて以後(今世紀より)、朝日新聞や社民党・共産党などの政治思想は全く信用がされなくなるが、
 「ドラえもん のび太と雲の王国」の頃(1992)は、その、国民を拉致されながら、国土をかすめ取られながらの「人類仲良し能天気」の思想は絶好調だった(「のび太とアニマル惑星(プラネット)(1989)」とともにエコロジー臭も強い^^;)。
 バブル経済の残滓に酔っていた。
 「のび太の雲の王国」が出来る前に、藤子・F・不二雄は「今回の映画版には敵が出てきません」などと語っていたのだ。
 が、映画「雲の王国」が出来ると、やはり、そこには地上人浄化をはかる天上人が敵として現われるのだった。
 朝日新聞的な思想が、例えマンガであっても実現できないという具体例だった。
 だが、朝日新聞が積極的に作品に、自分らの思想を乗っけようとした時代はおさまり、今回、「南極カチコチ大冒険」において、「冒険を描いているのに、悪の出てこない映画版」が実現されたのだった。
 閉鎖空間での物語としては、悪の出ない映画版長編としては「のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」が先行している。

                                  (2017/03/14)

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[映画『チア☆ダン』を観た]

2017-03-13 06:01:53 | 新・物語の感想

☆・・・これは、実話であるらしいけど、この手の、ボーイズ&ガールズ・ミーツ・異文化物のジャンルはあまたある。
 だが、このパターンの物語は定番として楽しめるので、観に行くにやぶさかでなく、最後に勝利が待っているので、大きなカタルシスも得られよう^^
 最初に「この話は実話に基づいている」とクレジットがでるが、序盤はかなりマンガ的な展開で、なんかシラケつつあった。
 しかし、お目当ての中条あやみの美しさや、主人公の広瀬すずの演技で引きつけられ、それぞれのメンバーの事情が、その人数の多いのにもかかわらずポイントを押さえて語られる中で、次第に夢中になった。

   

 登場人物の多くが、大きな挫折に打ちひしがれる。
 が、それを克服するのは、素直さと努力しかないのだと教えられるってもんさね^^v

                            (2017/03/12)

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[映画『モアナと伝説の海』を観たよ]

2017-03-12 08:50:40 | 新・物語の感想

☆・・・「More Ana!」ちゅうことで「モアナと海の女王」です^^
 氷の次は水です^^
 面白かったです。
 私は『アナと雪の女王』は都合3回 映画館で観たけど、その爆発的な人気が分からなかった。
 普通の話としか思えなかった。
 ただ、途中で豹変する王子が、子供が見るものにしては強烈だなぁと思った。
 今回は、その女性ボーカリスト主題歌推しになどに代表されるように、ポスト「アナ」の作品である。
 それが果たされたほどの面白さはあった。
 もう、主題歌は繰り返され、私、その歌が掛かるたびに、なんか知らんが感動^^
 王子的な役割のマオリは、かつて、結果として悪の行いをしてしまった男で、マイナスからの出発なのでプラスになるしかない^^
 子供に悪影響は及ばさないだろう^^;
 刺青のアニメが素晴らしい^^
 モアナの旅に同行するニワトリみたいのは、完全に馬鹿で、これが人型のキャラだったら人権屋が許さないレベル^^;
 しかし、幼児の頃のモアナは卑怯なぐらいの可愛さ。

   

 すっげぇ、ムニュムニュと柔らかそう^^
 『モンスターズ・インク』の幼女ブーを、このレベルの技術で、再び映像化して欲しいものだ^^

                                 (2017/03/12)
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[震災から六年・・・]

2017-03-11 11:34:12 | 新・保守の一考

☆・・・この本、とてもいいので、どうぞ読んでください。

 本の内容とは全然関係ないんだけど、東日本大震災から六年経っての、私の雑感です。
 私は、震災直後から、大震災を考えること、それは、イコールで「福島第一原発事故の問題」であり、
 世の中に、科学的事実と異なった、オカルトまがいの「放射能ヒステリー」が蔓延していることを、ひたすらに嫌悪し続けていた。
 結論として、私は6年前にネットで宣言していた。
「今回の原発事故の放射線で死ぬ人間は、今後も、一人もいない。命を賭けてもいい」と。
 それは間違いなかった。

 この間、カマGなどと話していたら、「震災後、軽薄な奴らが出現しはじめた」という内容になった。
 まあ、カマGは、話を原発事故に限定しているわけではないが、「間違った正義感を振り回す奴らが蔓延りはじめた」っちゅうことだ。
 それは、「間違った情報をもとに、手のひらを返したかのような発言をする奴らが現われはじめた」っちゅうことだ。
 震災後、無責任な言葉を垂れ流していた奴らは、今ものうのうと生きていて、他の電力会社へ切り替える選択肢を持っておきながら、東京電力の電気を消費し続けている・・・。
 日本には、オカルトなどではない、伝統からくる精神思惟としての「八百万の思想」があり、「放射能」にも神が宿る。
 私は、理由はココでは書けないが(店に来れば話せる^^)、将来への展望が見通せるようになったのは、放射能の神様のおかげだったのではないかと思っている^^;
 と、ちょっと本の内容に戻せたかな。

                                  (2017/03/11)

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[映画『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』を観た]

2017-03-09 12:18:22 | 新・物語の感想

☆・・・これは、過去作のリメイクではないな、オリジナル作品だった。
 なかなかの力作。
 「大冒険」とタイトルについているが、これまでの映画版と異なり、正真正銘、完全に異世界を進む冒険物になっていた。
 ある意味、その世界観を構築しておけば、あとはいつものメンバーのリアクションで物語は進むという楽な筋立てではあるが、
 展開は更に、縦軸の「時間」と、横軸の「宇宙」を絡めた凝ったものになっていた。
 私は藤子・F・不二雄の描く清潔感ある少女が好きなのだが、しずかちゃんはもちろん、今回のヒロインのカーラも可愛かった。
 が、しずかちゃんのバスタイムがセリフだけで終わっていたぞ。
 いや、別に見たいわけではないけど、「水戸黄門」の由美かおるの入浴シーンとともに定番だと思うのだが・・・^^;

 最近、ネット広告でよくみかける、藤子Fタッチの、このエロ漫画が気になって気になって!!^^;

   

                              (2017/03/09)

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[『宇宙戦艦ヤマト2202 第一章 嚆矢篇』を観た]

2017-03-07 14:09:17 | 新・物語の感想

☆・・・『2199』の出来が素晴らしかったので、新シリーズ『2202 愛の戦士たち(映画『さらば宇宙戦艦ヤマト』、テレビ『ヤマト2』のリビジョン・リメイク版)』には不安はなかったが、ただ、この『第一章』の展開には序盤という事なので派手さは期待していなかった。
 また、全26話を7章で割ったとき、どうしても割り切れず、この第一章が二話分の50分と言う短さ(他の章は四話づつ:100分弱)であることも物足りなさを感じさせるであろうことは覚悟していた。
 しかし、プロローグから飛ばしていた。
 最初の「無限に広がる大宇宙・・・」のナレーションを、今回の敵となる帝星ガトランティスのズォーダー大帝の語りによって始めさせ、次第に、それはセリフとなり、宇宙侵略・統一の理由(大義名分)を「・・・愛が必要だ」と締めるのだ。
 全く想像だにしなかった愛の概念から、今回の「愛の戦士たち」は始まる。
 ちなみに、このズォーダー大帝の主張は、『キングダム』の始皇帝の統一概念と似ている^^;
 帝星ガトランティスは彗星となって、宇宙を侵略し続けてきた。
 パイプオルガンの名曲がたまらん^^
 そして、場面は変わって、宇宙艦隊戦。
 地球軍とガミラス軍がにらみ合っていた。
 おいおい、休戦したはずじゃないか? と、思いきや、両軍が同じ方向に転舵。
 敵対しているかと思いきや、合流の図だった。
 この辺の、見ている者を手玉に取る演出はうまい。
 両艦隊が向かう先に、浮遊大陸を占拠したガトランティス軍。
 かくして、艦隊戦が始まる。
 巨大ガミラス艦の前の、これまた巨大な物理的な盾がかっけぇ!

   

 主人公の古代は、小さな戦艦「ゆうなぎ」の艦長として、小気味よく敵を駆逐していた。
 が、不気味な十字型の岩塊が現われ、敵が後退していく。

   

 岩が剥がれると、そこには大戦艦が出現!
 この辺のハッタリ演出がたまらなかった。

   

 大戦艦の全方向ビームみたいので、友軍の艦艇が次々に仕留められる。
 ちなみに、『さらば宇宙戦艦ヤマト』では、数多くの設定が作られていたが、この大戦艦なんて、てんで活躍していなかった^^;
 が、無敵の大戦艦に対し、ここで、連合軍の秘密兵器が炸裂!
 それは、ヤマトの封印されていた波動砲にも似た新造戦艦アンドロメダの<拡散波動砲>!!
 敵は、かろうじて形を残している大戦艦を残し、占拠された浮遊大陸もろともほぼ全滅。
 アンドロメダは敵残存部隊をせん滅しようとした。
 と、黒焦げの大戦艦が活動し始めた。
 大戦艦の乗員の描写はない。
 なんか巨大な生物のように怖い。
 ブラック大戦艦は、損害が酷く帰投した地球軍の戦艦のワープを追跡し、ワープした。
 つまり、ブラック大戦艦は地球圏にワープアウト、地球に墜落する道を選んだのだ。
 大戦艦ほどの質量の物体が地球に落下したら、大陸が吹き飛ぶだろう。
 不気味な大戦艦は、地球の軍艦・防衛衛星を蹴散らして、一心不乱に地球に突き進む!
 古代の「ゆうなぎ」が主砲を撃つも、大戦艦のあまりにもの装甲に歯が立たない。

   


 続いて、ゆうなぎは、大戦艦の艦艇に滑り込み、大戦艦の底を持ち上げ、落下軌道を変えようとする。
 その悪あがき、素晴らしい!!
 だが、そもそもの重量が違い過ぎる。
 落下先には、バカップルの女的にデレて、美しく成長した森雪が待っているのである・・・!
 と、そこへ、ゆうなぎに連絡通信が!
「こんなこともあろうかと・・・」の真田さんだった。
 真田さんは、地球の海底格納庫でメンテナンス中のヤマトの中だった。
 真田さんらは、「俺らに任せろ!」と言う。
 古代 「そ、そんなことが可能なのですか・・・?」
 かくして、メンテナンス中で、装甲も剝がされ、見るも痛々しいヤマトが、号砲一発!!
 その強大なパワーの主砲を放つのだった。
 ブラック大戦艦は消滅するのだった。
 ここまでが第一話、30分の話だ。
 ここまでで、1200円の鑑賞料の価値があった・・・。
 つかみは、超オッケーであった!
 そして、これから、長い長い戦いが始まる。
 デスラーは再登板するのか?
 波動砲の封印は解かれるのか・・・?

                         (2017/03/07)

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